ウィーンでカフェ巡りを楽しむ日々も、実質の最終日となりました。
「世界で最も美しいカフェ」と称される美術史美術館のカフェです。ここを外すわけにはいきません。
名画の数々を堪能した後、ゆっくりと余韻にひたりました。
頭上には大きなドームです。
窓からは、オーストリア女帝のマリア・テレジア像と、その向こう美術史美術館とシンメトリーな造りの自然史美術館が見えます。
わたしは、アペロール・スプリッツアーです。白ワインとリキュールのアペロールを炭酸水で割っています。冷たくて、ほてった体にはぴったりでした。
奥さまはティーです。
甘そうで大きなケーキが並んでいます。さすがにもうご遠慮しました。
クリムトが意匠を手掛けた大階段の向こうにあります。
フェルメールの「絵画芸術」など、あまたの絵画を鑑賞しました。
入館したときはまだ時間が早く、美術史美術館の前のクリスマスマーケットはまだ閉まっていました。