27時間の長旅 「ムーンライトながら」で上京する

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 青雲の志を抱いて上京しました。というにしてはちょっと歳をとりましたが、気分は若く「青春18きっぷ」の旅です。一度は乗ってみたかった夜行列車「ムーンライトながら」です。岐阜・大垣-東京間を走っている全席指定の快速です。「青春18きっぷ」の有効期間中は、その指定席券がプラチナチケットに変身します。

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 大垣駅午後11時すぎです。地方の駅にしては、異常な客です。ほとんどが、「ながら」の出発を待っています。

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 長良川の鵜飼いをデザインしたヘッドマークです。

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 「ながら」に乗り込みました。特急でも使われていた比較的新しい車両です。だいぶ前になりますが、廃止前の「ちくま」で信州に行ったときにも乗ったことがあります。

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 午前2時をすぎて、車掌が検札にやってきました。日付が変わってますので、新しい使用日を手書きしていきました。

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 午前5時5分、定刻通り東京駅に到着しました。

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 同じ車両が折り返しで普通の静岡行きになります。ホームには、それを見越した乗客が待ってました。
 わたしの「青春18きっぷ」の利用額です。
 01/09 島本-大府(名古屋の先のここが日付の変わった最初の停車駅です)\3,260
 01/10 大府-銚子 \7,350
    銚子-東京 \2.210
    (東京-京都は新幹線に乗りました。乗車券も別途、必要でした)
    京都-島本 \290
 「青春18きっぷ」の1回分は2,300円です。充分に元を取って、たっぷりと乗りました。
 9日の午後8時半にわが家を出発しました。京都駅で途中下車して、コンビニで夜食を仕入れて、米原行きの新快速に乗りました。ダイヤが乱れていて、予定より1本早いのでちょうどOKでした。
 帰りは、さすがに新幹線を利用しました。銚子-東京と同じくらいの時間で東京からわが家に帰りつきました。10日の午後11時すぎでした。
 坂東三十三カ所を巡っている友だちにつきあって、千葉・銚子にまで出向きました。昨秋、茨城県の最北にある「日輪寺」に参って以来の巡礼です。わたしの目的は、「食」と「鉄」でしたが、すばらしい旅のきっかけをつくってくれた友に感謝です。今回、参拝した札所は、その友のブログをご覧ください。