背割堤に流れる馬頭琴とホーミー~桜満開の三川合流

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 京都・大阪府境近くで桂川、宇治川、木津川の三川(さんせん)が合流して淀川になります。その宇治川と木津川が合流する「背割堤(せわりつつみ)」には、長い桜並木があります。いま、満開でした。

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 馬頭琴に出合いました。「馬頭」の彫り物があるモンゴルの2弦楽器です。 

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 演奏していたのは岡林立哉さん。馬頭琴とホーミーの奏者です。「きのうは岐阜でした」と。演奏会活動や路上ライブ、モンゴルツアーの企画などを行っているそうです。

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 2本の弦と弓には馬の尻尾の毛が張ってあります。ギターのフレットのようなものはなく、弦を側面から押さえて音程を作ります。2本の弦を同時にならすと、ふしぎな倍音が広がり、伸びやかな音がします。なるほど草原を渡る風のようです。

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 ホーミーの歌声に、思わず振り返りました。一人の人間が、同時に2つ以上の音を響かせるモンゴル独特の歌唱法です。ある程度、離れて方が、あたりの空気と交わりあったて響きました。

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 朝から思いついて気軽にクルマで出かけましたが、ものすごい人出。堤防上の駐車場には入れず、木津川も渡って京阪・八幡駅前の駐車場に止めました。
 木津川にかかる御幸橋の上です。1.4キロの長い桜のトンネルです。右は天王山、左端の向こうにサントリーのウイスキー蒸留所です。さらに左手にわたしの住む水無瀬はあります。
 背割堤の地図
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