叡電(叡山電鉄)の終点、鞍馬駅です。天狗が迎えてくれます。鞍馬寺で、牛若丸(源九郎義経)が幼年時代を過ごしました。義経に武術を教えたとされる天狗伝説が残ります。吉川英治の「新平家物語」で僧正ガ谷に集まるのは、天狗を装った源氏再興を期した武者でしたが…。
駅舎にも大きな天狗が飾られています。
電車は緑のトンネルとゆっくりと走ります。
乗ったのはサロンカー「きらら」です。座席の一部が窓を向いてます。
もうすぐ鞍馬です。ワンマンカーです。
鞍馬駅のホームに着いた「きらら」です。
叡電が京福電鉄だったころの古い車両の運転席が切り取られて保存されています。懐かしい塗色です。
「鞍馬寺の社寺風を取り入れた重層入母屋様式の駅舎。鞍馬観光の入り口」というのが選定理由です。