ウィーン 天井から柔らかい陽が降りてくる「郵便貯金局」

 【2010/09/21】

 ウィーンの世紀末を代表する建築家、オットー・ワーグナーが設計したPostsparkasse/郵便貯金局です。こんな建物が1912年に完成しているのです。

 窓口ホールには、緩やかなカーブのガラス天井から柔らかい陽の光がゆっくりと降りてきます。心地よい空間です。
 大学生とおぼしきグループが見学してました。客はまばらです。

 現在も郵便貯金局として使われています。

 壁面にオットー・ワーグナーの名が見えます。胸像は時の皇帝、フランツ・ヨーゼフ1世です。

 外壁は、石板がアルミニュームのボルトで固定されています。

 100年前の建築とはとても思えないモダンデザインです。

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