【2011/4/30 08:32】
四国88お遍路の旅の2回目は、前回の区切りとなった11番藤井寺から19番立江寺まで歩きました。大阪からの往復の便も考えて、四国88カ所の最初にして最大の難所といわれる「遍路ころがしの道」は2日目に歩きました。
アップダウンが続く山道です。日ごろの運動不足がたたって、すぐに息があがります。最初の急坂が終わろうとするころ、一瞬、向こうに「お大師さん」が見えました。よくよく目をこらすと、大きな木でした。でも、そんな錯覚にとらわれて「同行二人」を感じてしまう道でした。
【07:35】
朝一番の出発です。11番藤井寺から、山道が始まります。
健脚5時間、平均6時間、弱足8時間のへんろ道です。
【07:42】
「へんろころがし1/6」とあります。ということは、こんな急坂が6カ所にあるということでしょう。前途多難。気を引き締めて登り始めました。
【07:50】
阿讃山脈が一望できる地点まできました。前回巡った10番までが見渡せます。
【08:37】
端山休憩所までやってきて、ひと息いれます。
若い女性のひとり遍路さんを追い抜きました。この遍路さんとは、翌日も出会いました。同じコースを歩いていると、すぐに「顔なじみ」ができてしまいます。
【08:53】
こんな道ばかりなら苦労はしません。
【09:34】
急勾配を下ったところにある「柳水庵」です。
「へんろころがし3/6」は、下り坂だったのです。ここが中間点です。
【09:40】
まだ山桜が満開です。
【10:24】
またまたの急坂を登りきったところに、今度はホンモノの弘法大師像が立ってました。お大師お手植えと伝わる一本杉がそびえます。
【11:16】
神山町左右内という山奥の集落を横切ります。
道ばたにハッサクが並んでいました。かなり疲れています。のども乾いています。1ついただいて、道ばたに座り込んでほおばりました。おいしい。
【12:27】
最後の急坂をあえぎあえぎ登り、焼山寺に到着しました。
【12:44】
とりあえずコンビニで買ってきたおにぎりにかぶりつき、ひと息いれてから参拝しました。
【13:04】
一緒に歩いた健脚の友には30分のタイム差をつけられたけれど、そこそこの時間で到着できて、大満足です。
この達成感がお遍路の醍醐味なんでしょうか。
この日の歩数は2万5000歩ほど。山道の連続だったので、歩数は多くはありません。