音楽会まで時間があり、昼飯を食べるところはないかと中立売り通りから一条通りへ。大将軍商店街は「妖怪ストリート」でした。
そこで目にしたのが「妖怪ラーメン」(750円)です。そのキャッチコピーは「黒いスープに紫の麺、おどろおどろの妖怪味、知る人ぞ知る妖怪ラーメン」。これは食べてみるしかありません。「お食事処いのうえ」に入りました。
ビールを飲みながら待ちました。登場です。予想に違わぬ姿です。
チャーシューの上に真っ赤に振りかけられているのは唐辛子でしょうか。それにしては、あまり辛くはありません。正解はパプリカのようです。
ひとつ目小僧のように見えるのは、ピータンだそうです。ほとんど生のニラが、良いアクセントになってます。
麺は紫色です。大将に聞きました。
「どうしてこんな色してるの?」
「普通のラーメンもクチナシであの色を出してるんですよ。これもクチナシの色です」
スープは真っ黒です。
「イカスミかと思ったら、味が違うね」
「最初はイカスミだったんですよ。でも、ちょっとクセが強かったので、今は竹炭です」
うーん納得です。
「お口にあいましたか?」
姿ほどに味はおかしくなく、おいしくいただきました。
妖怪ラーメンだけではありません。麺類からトンカツ、サンマと和洋中なんでもある、町の食堂です。
お食事処いのうえ
075-461-7019
〒 602-8375 京都市上京区一条通天神道東入大上之町73
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