広島・宮島口 「うえの」のあなごめし

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 安芸の宮島の玄関口、宮島口です。ここまでくれば、厳島神社の鳥居もはるかに見えますが、その前に創業明治34年という「うえの」の「あなごめし」をはずすことはできません。でも、同じことをだれでも考えます。
 「お席は1時間ほどお待ちいただきます。弁当ならすぐにご用意できますが」
 急ぐ旅でなし、待たせてもらいましょう。昔は酒屋だったらしく、裏には立派な蔵があります。ひんやりとした蔵の内部にコレクションが展示され、待合室も兼ねてます。

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 確かに小一時間待ちました。「あなごめし」(1470円)の登場です。

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 うまい。待ったかいがありました。
 炭火で焼いているのでしょう。香ばしい香りです。身の外側はパリッ、中ははふっくらとしています。あっさりとした味付けです。2尾分くらい盛ってあるのでしょうか。脂気もほどほどで、次々と口に運びます。

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 ご飯がまた絶品です。吟味した米を、大きな釜で炊いているのでしょう。

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 最初に「白焼き」(1050円)もいただきました。

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 わさびをつけても、岩塩でも、あなごの味がよくわかります。

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 「15銭」で食べられる時代にやってこれたらよかったです。

 道の向こうが、宮島に渡るフェリーの乗り場です。

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 うえのあなごめし

 0829-56-0006
 〒 739-0411 広島県廿日市市宮島口1丁目5-11

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