三草山を下りたところを東経135度の子午線が走ってました。それで思い出して、JR加古川線の日本へそ公園駅まで車を走らせてもらいました。「近畿の駅百選」の未踏の駅でした。
あっちを向いても、こっちを向いても列車はやってきません。
なにせ、午後2時、3時台には1本の列車もやってこないローカル線です。
「青春18きっぷ」なんかで挑戦しようと思ったことはありますが、このダイヤではなかなかたいへんな秘境でした。
駅の後ろには奇抜なデザインの磯崎新設計の西脇市岡之山美術館があります。西脇市出身の横尾忠則の作品が展示されています。
駅の西側には加古川が流れ、のどかな風景が広がります。
無礼にも踏みつけてしまいました。
駅の北すぐにあります。北緯35度、東経135度の経緯標です。1921年(大正10)に陸地測量部が測量して正確に位置を定めたそうです。
標石の背後には、「東経百三十五度北緯三十五度交叉點海抜六十三米標識 大正十二年」と記された石柱が立ってます。当時の呉鎮守府司令長官鈴木貫太郎の筆になるものです。
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