鯖街道の終点は、賀茂川と高野川が合流して鴨川になるあたりにあった京七口の「大原口」です。ここを入ると京の都です。
現在の出町柳あたりで、出町橋のたもとには「鯖街道口」の碑が建ってます。「従是洛中」と書かれているのを見て、やっと着いたと実感しました。
出町枡形商店街は、鯖街道の終点を名乗っています。
鯖街道80キロを走る「鯖街道マラニック」はことしも5月14日に行われました。小浜のいずみ商店街をスタートし、小浜~上根来~桑原~久多~八丁平~尾越~花背峠~鞍馬~賀茂川~出町と走って出町枡形商店街がゴールというとんでもないレースです。
わたしは、6月にいずみ町商店街を出発、4回に分けて歩きました。それでもゴールの感激は同じはずです。
最後の大原~出町間の詳しい道のりは、HP版をご覧ください。
出町の枡形商店街は、30年以上前の学生時代に利用していました。ただし、鯖街道というのもその終点であるということも、本日教えていただきました。懐かしくもあり、発見でもありました。
この近くに、暗いジャズ喫茶(「52番街?」)もあったように記憶していますが、
もうなくなったかもしれませんね。橋を東に渡ると、クラシック喫茶があります。10年くらい前に行きましたら、昔ながらのヴィヴァルディが流れておりました。
それって「柳月堂」のことでしょう。久しく行ってませんが、まだあるはずです。
「52番街」というのは知りませんね。D大学出身の女房に聞いても「わたしはジャズは聞かないから。柳月堂はクラシックだから」と愛想のない返事でした。
そうです。柳月堂です。パン屋さんの2階です。京都の町は、碁盤の目のように道があるということになっていますが、あのあたりは道が斜めでした。吉田神社周辺も、神社に向かうように変な斜めの道がいくつかあって、いつも不思議でしたが、あれは街道の名残なのでしょうか。あの斜めの道についての
ご存知でしたら教えてください。