ドヴォルザーク「新世界」 最高の1枚

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久しぶりにCDを買いました。わたしの通勤経路にCDショップはありません。自然と遠のいてましたが、ふと立ち寄った書店で出会いました。「クラシック プレミアム」というシリーズもののCDつきマガジンです。
「生きて弾み、そして歌にあふれる ドヴォルザーク スメタナ」(1200円)です。交響曲第9番「新世界」が、イシュトバン・ケルテス指揮、ウィーン・フィルの録音で入ってます。「最高の1枚」とサブタイトルがついてます。1961年の録音です。SHM-CD(高音質CD)にリメークされているせいか、メリハリのある音源になってます。学生時代に、クラシック音楽の楽しさを教えてくれた亡き友が、「これは素晴らしい演奏」と聴かせてくれたのを思い出しました。
夭折した天才のただならぬ棒です。緊迫した、エネルギッシュな響きです。すばらしい。
でも、ああ。わたしにとっての「最高の新世界」は、ベルリンで聴いたヤンソンス指揮、ベルリン・フィルの響きでした。とろけるような第2楽章のオーボエの音階や、埋もれることなく表に出てくる管、まろやかな弦の調べが、かえって鮮やかに蘇ってきました。

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