下鴨神社で流鏑馬(やぶさめ)神事が行われました。京都三大祭のひとつ、葵祭の平穏無事を願う儀式です。
京都市立葵小学校、下鴨中学校の卒業生です。毎年、わたしの住むすぐ近くで行われてきた祭事です。それなのに、平日に行われることが多いせいか、葵祭ですら見た記憶はかなり薄れています。流鏑馬神事は見たことがありませんでした。
公家装束の射手は、疾走する馬上から鏑矢を射ます。当たれば豊作、諸願成就というわけです。
世界遺産の下鴨神社。その糺の森(ただすのもり)の500メートルの馬場を、馬が疾走します。的は3カ所にあり、すべて射貫けば「皆的」ですが、至難の技です。
前列は有料観覧席です。神事の半時間ほど前に行くと、もう観覧者でいっぱい。後方からカメラを構えましたが、みんなが一斉にカメラをかざして撮影するので、納得のいく写真は撮れませんでした。
下鴨神社は毎年、初詣にやってくるわが家の氏神さまです。