夕飯の1品もつくりました。「鶏肉の甘酢おろし」です。先日、ジムでウォーキング・マシンの上を歩きながら見ていた関西テレビの「モモコのOH!ソレ!み~よ!」で、奥薗壽子さんが紹介していました。
カリッと皮が焼けた鶏に、甘酢おろしが絡んで、脂っこさを和らげてくれます。これはうまいです。
赤、黄、緑と信号のような副菜が並びました。
一味を振ると、これまたピリリと引き立ちます。
実は大根おろしをしてみたかったのが、この料理のスタートです。
快調に大根がおろせます。
裏側の目の細かい方では、生姜を擦りました。
京都・錦の金物店、「有次」のおろし金です。奥さまの実家の台所に眠っていて、「もう使わない」というのを譲り受けてきました。有次に持ち込み、「目立て」してもらいました。2800円でした。突起の1本1本を尖らせることを思えば、納得の料金です。これで両面が新品のように蘇りました。
元々のわが家のおろし金は、東京・日本橋の木屋のものでした。思い立った機会に、こちらは髙島屋京都店に入っている木屋に頼んで目立てしてもらいました。本店まで送って作業したようです。そのせいか、料金は3000円オーバーでした。こちらも工芸品のような見事な仕上がりです。
おろし金が2つあっても仕方ないので、たいした道具をもっていない息子夫婦のところにでもプレゼントします。