この日のステージは、サアグーンの町の出口にあるサン・ベニーと門を横目にベルシアノス・デル・レアル・カミーノまで23.5kmほど。
少しづつ樹木が増えてきた。紅葉している木もあった。
途中から疲労蓄積のためか右足首が痛くなってきた。アルベルゲで、持っていた湿布薬を張った。
【06:18】
巡礼路沿いのアルベルゲを出発した。
【07:03】
モアラティノスのカフェが開いていた。
朝食セットは4.5€。たいていこの程度だった。
生オレンジ・ジュース付きだから500円ほどする。夜のMENU(巡礼定食)ほどの割安感はない。
携帯電話のアンテナが建っている。ほとんどの場所で通話が可能だった。
わたしのスマホには、バルセロナで買ったプリペイドSIMを挿していたので、どこでも通話、データ通信が可能だった。
高速道路の脇を進んだ。
【08:03】
今日も日の出を拝んだ。
石碑が朝日に赤く輝いた。
【09:34】
ローマ橋が架かっていた。
ムデハル式ロマネスク様式という12世紀に建てられた聖母教会。昔は巡礼者の病院の役割を果たしていたそうだ。
【09:08】
サアグーンに入った。renfeの跨線橋を越える。久しぶりの都会だ。
街を抜けた。
マンホールのふたも芸術的。
サン・ティルソン教会の鐘楼を振り返った。
ロマーノ橋は一車線の幅しかない。橋の両端に信号機があって、車は交互通行。
紅葉しているのは何の木か。葉の中央に膨らみができていた。
街路樹はまだ若木だが、これだけでも日よけの効果は十分。
それでも暑い。「きょうもカンカン照り」と書いた。
マロンだろうか。とげが出ている。
【11:13】
木陰のベンチで桃をかじった。
【12:17】
ベルシアノス・デル・レアル・カミーノの私営アルベルゲに泊まった。
近くのカフェで昼飯。ボガティージョのパンの片身に、トマトソースとハム、チーズが載っていた。
収容10人の小さなアルベルゲ。中庭でのんびりとした午後を過ごした。
村を散歩したが、何もない。この門は何だろう。
もう一つの公営アルベルゲに行ってみると、顔見知りのイスラエル人が「仲間が泊まっているぞ」と教えてくれた。
この日は「超簡単な夕飯」ですませた。