この日のステージは、マンシージャまで27kmほど。ところが、雲行きが怪しくなり、6kmほど手前のレリエゴスで急に思い立ってストップした。これが大正解だった。
昼前だがアルベルゲに入ってしばらくすると、雨が降ってきた。おかげで雨具を使うこともなかった。
右足首は相変わらずチクチクと痛い。休養にもなってよかった。
村には何もない。退屈して、夕食前から食堂でワインを飲みながら日記を書いた。
【06:20】
ヘッドライトにカミーノのシンボルが浮かび上がった。
【07:36】
エル・ブルゴ・ラネーロが近づいてきた。まだ薄灯りの中。
やっと朝食。
ずっとこの二人の後を歩いた。ペースが一致するのはよくあること。
renfeが走り抜けていった。
【08:20】
この日は日の出は見られず、雲間に太陽が顔を出した。天気が心配。
まだこの二人の後。
倉庫だろうか。
どうも雲行きが怪しく、昼前だがレリエゴスの私営アルベルゲに入った。まだ営業前。ソファーで休憩していたおばちゃんは、チェックインは1時からだが、とにかくベッドだけ確保して休んでもいいと入れてくれた。
自販機で缶ビールとナッツを買って、ひと段落。やがて雨が降ってきた。
「The rain in Spain fall mainly in plane.」に書いた。
雨が止んだので外に出てみたが、静かな村になにもない。
丘に上ってみたが、これまたなにもない。
【19:12】
やっと夕飯タイム。まずはワインから。
「デザートは久しぶりのスイカ」に書いた。
【20:00】
何もしない半日が終わり、太陽が沈んだ。