レオンへの道は、前日に予定より7kmほど残したが、20数キロとたいしたことはなかった。右足首はやはり痛かったが、翌日は休養日とがんばった。
レオン大聖堂に着いた。だが、レグラ広場には寒風が吹いていた。これではステンドグラスの輝かないだろうと、見学は後にした。
夜のレオン。初めて傘をさす雨となった。
【06:35】
いつものようにヘッドライトをつけてのスタート。
【07:33】
マンシージャ・デ・ラム・ムラスを通るが、開いているカフェがなかった。
町を出てしまい、国道N-601沿いを進んだ。
【08:12】
この日の日の出。
自動販売機だけの休憩所があった。こんなのは初めて。
ポルマ川にかかる12世紀の橋が見えるよに、巡礼路は迂回していた。
【08:52】
プエンテ・ビジャレンテで国道沿いのカフェに入って朝食。
【09:08】
バス停で登校する小学生らが列を作っていた。初めてみた光景。
レオンの郊外だが、まだまだこんな道が続いた。
【10:30】
大きな陸橋で高速道路を横切ると、向こうにレオンの市街地が。
久しぶりの大都会。ケンタッキーやマクドの看板が並んでいた。
【11:19】
旧市街に入る前に休憩。ガイドブックを取り出して、地図を確認した。
城壁が残っていた。
サンタ・マリア教会の前を巡礼路は通っていた。
【11:47】
レオンのカテドラル(大聖堂)に到着した。
あまりの寒さに驚き、「ホットチョコで暖まる Leon」。
市内中心部。サン・マルセロ広場にスケッチブックを手にしたこの男性、もしや?
目の前に、アントニオ・ガウディが設計したカサ・デ・ロス・ボティーネスが建っていた。
現在はスペイン銀行の所有。
1階のみ入れるが、直線的な柱が立っているだけ。
ステンドグラスの外部壁面。
チムニーの上部。このあたりはやはりガウディ。
夕食は、「夜露に濡れるレオンにて」。
そこでも書いたこの行列は葬送なのか?
厳かな調べを奏でる楽隊が連なった。
太鼓の隊列。大人に囲まれた中央にかわいい少年がいた。こうして伝統は受け継がれていくのだ。
【21:29】
翌日は休養日。これで巡礼も半分がすぎた(距離的には3分の2)という安ど感もあり、遅くまでレオンの町をぶらついた。