アナログ・レコードが、再び話題になってます。ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)は先月、日本国内でのアナログ・レコードの自社生産を29年ぶりに再開すると発表しました。
わが家には、「DENON DP-50M」というヤフオク(YAHOOオークション)で6年前にゲットしたプレーヤーが、トランジスタやコンデンサーをリペアーして健在です。とはいえ、もう少し良いのが欲しくなりました。ヤフオクをさまよって、いまさらながらの「レコード・プレーヤーの再生」です。
ヤフオクでたったの1700円で落札したレコード・プレーヤーのキャビネットです。宅配便が1720円もかかってますが。
で、届いたキャビネットは、当然ながら中古です。手前の左右に、化粧突板を突き破るほどのキズがありました。
ラッカー・パテを盛って、乾燥後にペーパーで削りました。何とか表面の平滑は取り戻せました。突板の角を、ちょっと削りすぎました。
この後、鉄道模型で使ったラッカー塗料のストックから、それらしいカラーを何色か筆塗りしました。
まず、黒色の袴部分に240番のサンドペーパーをかけました。
上面を新聞紙で養生したうえで塗装します。ホームセンターで買ってきた200円ほどの格安ラッカー・スプレーを吹き付けます。
400番のサンドペーパーで軽く表面を削り、3回ほどは塗り重ねました。
上面と側面には、手持ちのセラック・ニスをはけ塗りしました。素人には難しい工程です。
何度か塗っては、電動サンダーで表面を削る繰り返しでした。
まだまだ不満はありますが、わたしの腕ではこの程度と、自らを納得させました。
えぐれていたキズは、なんとか修復できたようです。ちょっと赤みがってますが、まあ良しとしましょう。