コッペル風Bタンク製作日記(6) 工具編 その1

Bタンク

 下回りの塗装をして、次の工程に進みたいのですが、ラッカー塗料を室内で吹き付けるわけにはいきません。今度の休みまでおあずけです。
 机の上に直線レール(カトーのユニトラック)を3本並べて、走らせています。グリスをつけました。ギヤのかみ合わせもこなれてきて、かなりスローでもスムーズに動くようになりました。
 右に左に目をやりながら、グラス片手ににんまりです。でも前後進のスイッチ操作が忙しいので、円を描く線路を小さな板に敷いて、エンドレス運転しようかと考えてます。

ベンダー1

 Bタンク製作のために新たに入手した工具類です。
 これは「エッチングベンダー」です。エッチングで成型された真ちゅう板を直角に折るのに使います。長いくちばしの部分が直線になってます。

ベンダー2

 ちょっと「はさみ物」を並べてみました。ピンセット、はさみ、ニッパー、ラジオペンチ、ペンチとすぐにこれだけ出てきました。もっと大物では、プライヤー、モンキーレンチ、水道用プライヤーといったものや、パソコンのCPUを外す専用工具、LANケーブルのコネクタをかしめる工具まであります。

ハンダ

 ハンダごても専用です。電気配線用は30ワットと60ワットの2本がありますが、こて先の形が違います。自分で作るしかありません。
 下は、直径4ミリの銅棒の先をハンマーでたたいて平らにし、ヤスリで削ってマイナスドライバー様に加工しました。近くのホームセンターで銅棒を探したら、太さはOKですが、長さが1メートルのもの(1000円もしました)しかありません。使うのはたった7~8センチでしたが、仕方ありません。
 ハンダごての方が安かったので、40ワットのものを買い、先端を付け替えました。
 ハンダも入手しました。電気配線用のはヤニが入っているため使えません。そのかわり、専用のフラックスを使います。これを接合する面に塗り、溶けたハンダを盛ったこて先を付けると、ジューッという音とともにハンダは流れます。

キサゲ1

 「キサゲ刷毛」はマッハ模型オリジナルです。
 マッハ模型は、昔は梅田の旭屋書店の最上階にありました。いつのころか移転してました。今回、始めて行った新しい店は、泉の広場から地上に上がり、東に歩いて東急インの先のビルにありました。

キサゲ2

 キサゲ刷毛は、ステンレスの細い線を束ねた刷毛です。これでハンダ付けした個所をこすって、余分なハンダをこそげ落とします。なるほで、高いだけの効果はある必需品です。