「数」ある欧州旅 『2』

 スペイン・サンティアゴ巡礼でおいしかったものにまつわる2つです。
 巡礼の終盤、メリデの名物はプルポ(タコ)。同じ道を歩いてきたカミーノ仲間とほおばりました。白ワインは湯飲み(?)に入れて。

 ログローニョの夜は、シャンピニオン(マッシュルーム)のピンチョスがうまいバールで、リオハ・ワインを傾けました。

 巡礼中は、こんな簡単なレトルト食品で腹を満たしたことも。
 スペイン語はわからなくても、パッケージの絵をみれば「2分間チン!」と理解できました。

 ウィーンのリンク(環状道路)をトラムが走る。
 最初に訪れたときは、「Ring-Kai-Ring」という行先表示でリンクを周回するトラムが走ってました。これに乗っていれば安心して1周できました。

 ウィーンは3度も訪れた、大好きな町です。
 ハイリゲンシュタットにあるホイリゲ「マイヤー」は、できたてのワインを飲ませてくれます。
 ベートーベンがここに滞在して、交響曲「第9番合唱付き」を作曲しました。

 オーストリア・ザルツブルクの街角には赤い車がよく似合います。シトロエンの「ドゥ シュヴォ(2CV)」。2馬力を意味する名車は、わたしより1年前の生まれです。

 ドイツ・ライプツィヒの駅前の花屋さん。フクシアが咲き乱れてました。

 ブリュッセルのスーパーマーケット「City2」。カルフールもあって、寝酒用の安いワインを買いました。

 ベルギー・アントワープの中央駅。「鉄道の大聖堂」とよばれるほど立派な駅舎から続くホームは、明るくて近代的に改装されていました。

 マドリードのバラハス空港。ちょっと緊張するひと時です。ここで手荷物がロストとなったら、旅は始まりません。

 スイス・サンモリッツにはアルプスの画家、ジョバンニ・セガンティーニの美術館がありました。入館料は2フランと書かれています。ここでみやげにしたポスターは、わが家に飾っています。