「数」ある欧州旅 『21』

 ベルギーといえばチョコレート。ブリュッセルの世界で最も美しい広場のひとつといわれているグラン・プラスに面して、GODIVAの店もありました。「1926」ばかりが目立って、肝心の「21」は控えめです。

 ドイツ・ドレスデンで見かけた信号柱に21とありますが、意味はわかりません。
 わたしがレンズを向けたのは歩行者用信号のデザイン「アンペルマン」の方でした。旧東ドイツで使われていましたが、東西統一後もそのかわいさに親しみを寄せる人が多く、生き残っています。ベルリンには、アンペルマン・グッズを集めたショップもありました。

 スペイン・サンティアゴ巡礼では、多くはドミトリーのアルベルゲ(巡礼宿)に泊まりました。でもそれが続くとプライバシーもなくて疲れるので、1人部屋のペンシオンやホテルも利用しました。
 ログローニョのペンシオンは、飲み屋街の路地にありました。バルを3軒、ハシゴしてくつろぎました。

 わたしの2回目の巡礼は、バルセロナからパンプローナまでrenfe(スペイン国鉄)でやってきて、フランス・バイヨンヌ間を往復するバスに乗り継いでスタート地のサン・ジャン・ピエ・デ・ポーに向かいました。
 巡礼4日目に、再びパンプローナの旧市街を歩きました。