わが家のダイニングテーブルが、毎食後の水拭きのため、油分が飛んでざらついてきました。
サントリーの「樽ものがたり」という、ウイスキーの蒸留に使った樽のオーク材を再利用したテーブルです。わが家と同じ町内にあるサントリー山崎蒸溜所を見学したときに展示されていました。気に入って、手に入れてからかなりの歳月が流れました。
仕上げは、塗装ではなく、オイルフィニッシュだったはずです。ならばとオイルを探して、自分ですり込みました。
ネット通販で購入したリボス(ドイツ)のメンテナンス用オイルワックス・ビボスNo375です。
50cc瓶が2本のセットで、2000数百円でした。
成分を見ると、蜜蜂ワックスなどのワックス類やアマニオイルなどすべてが天然素材由来のようです。
ぼろ布と、無害オイルですが使い捨ての手袋を用意しました。
まずは試しに、目立たない脚部に塗ってみました。ちょっとかさつき気味だった表面がしっとりとして、いい具合です。しばらく様子を見ましたが、問題もなさそうでした。
広いテーブルの表面にすり込みました。ニスなどの塗料とは違って、刷毛目が出る心配もなく、作業は簡単でした。
左が作業前。右が作業後ですが、画像ではその違いはあまりわかりません。ひいき目に見ると、オークの特徴の虎班(とらふ)模様が、ちょっと鮮やかになっています。
電動サンダーにフェルトパッドをつけて、表面を仕上げました。新品だった時の風合いも蘇って、いい具合に仕上がりました。
次は、椅子にもオイルフィニッシュします。