「西国三十三番満願霊場」の谷汲山華厳寺です。淡墨桜を愛でたあと、樽見鉄道の谷汲口で下車して、バスを乗り継いでやって来ました。
門前は、見事、満開の桜のトンネルです。
本殿は石段の先にあります。
「満願霊場」です。33個所を巡礼し終えた人は、感激も深いのでしょうが・・・。
「本堂向拝の両柱に青銅で出来た鯉は、西国を旅した巡礼たちがこの鯉をなでてなめ、精進落ちの印にする奇習があります」
というわけで、鯛の尾っぽがてかてかに光ってます。
プラハのカレル橋の上にも、触れると幸運が訪れるという像があったのを思い出しました。ちょっと主旨は違いますがね。
山門をくぐって下界に戻ります。
途中の茶店での休憩は、すでにアップしてます。
一応は聞きました。
「結願の寺で、発心してもよいのでしょうか?」
「どこから巡られても結構ですよ」
ということで、納経帳を購入しました(朱印もいただいて2400円でした)。さすがにここでは選択の余地なく、納経帳は一種類しか売ってませんでした。
成り行きでいただいた朱印ですが、こうなれば、三十三個所を巡りましょう。