アイゼンシュタットを訪ねました。ウィーンからポストバスで1時間半ほどです。ハイドンが40年もの間、仕えたエスターハージー侯爵の居城、エスターハージー宮殿の大広間が改装されて「ハイドン・ザール(ホール)」になっています。
ドアを開けると、リハーサル中です。小編成のオーケストラのハーモニーが限りなく美しいです。チェンバロの音も、心地よく響きます。テノールは、易々と歌っているのに、まろやかに広い空間に広がります。
得した気分で椅子に腰かけ、聞き惚れます。これだけで、はるばるやて来たかいがあります。
ハイドンは、1961年にエスターハージー候に仕え、弦楽四重奏などの数々の作品を生み出しました。
エスターハージー候の至宝が展示されています。
正面の2階がハイドン・ザールです。中庭にもリハーサルの音がこぼれてきています。
天気予報はあまりよくなかったですが、見事に晴れ上がりました。