ベルリン・フィルハーモニー ベルリンの音と天女の響き

 ベルリン・フィルハーモニーの響きに酔いました。
 シベリウスの交響曲第1番が終わり、拍手に包まれたフィルハーモニーです。フィンランドのフィルハーモニー初登場の指揮者、Santtu-Matias Rouvaliが、コンサートマスターの樫本大進と握手したところです。
 やはりベルリンの音です。管がさえわたり、弦がまろやかに包みこみます。最初に聴いた時ほどの感動はありませんでしたが、旅のフィナーレにふさわしい夜となりました。

 ラベルのピアノ協奏曲は、アリス・紗良・オット。ミュンヘン生まれの母親が日本人ということで、それだけに親近感がわきます。
 ステージには裸足で登場。金色のラメのドレスが細い体に光ります。
 演奏は、シャープで繊細でした。舞台を降りるときは、ひらりとまるで天女のよう。モデルのような美しさにいっぺんにファンになってしまいました。

 記念にCDを購入しました。

 【追加画像です】
 この夜は、カメラは持参しませんでした。すべてスマホでの撮影です。

 ポツダム・プラッツのSONYセンターの裏へと進むと、フィルハーモニーの黄色いホールが見えてきます。ワクワクとする瞬間です。

 今回は、裏口から入りました。

 開演には時間があります。当日券の窓口には行列ができてます。

 わたしたちの席は、前から5列目です。ネットで予約しました。

 休憩時のロビーです。

 感動の時間を過ごしました。玄関から別れを告げました。