「音楽の都」と呼ばれるウィーンの、音楽の最高学府がウィーン国立音楽大学です。
2日前に一緒に食事をした知り合いのお嬢さんは、ここに留学してヴァイオリンを学んでいます。
無断でしたが、キャンパスに立ち入るのは無試験で大丈夫でした。
「名誉会員」と書かれた銘版です。錚々たる名前が並んでいます。
指揮科は世界最高峰といわれ、ワルター、カラヤン、アバド、アーノンクール、メータ、シノーポリ、ヤンソンス・・・と、みんなここで育ちました。
日本語が混じるその夜のコンサートの案内が掲示されています。
受賞者8人のうち、なんと4人が日本人です。誇らしい限りです。
キャンパスには枯れ葉が舞っています。まだ夏休み中なのか、学生の姿はありません。
宿泊しているホテルから、U3路線の地下鉄に乗るためウィーン・ミッテに向けて歩きました。
そういえば、お嬢さんが「大学はミッテから7分」と話していたことを思いだして、寄り道しました。
ペンキの文化なんですかね。日本建築では、こんなことはありえません。
ヨハン・シュトラウス像のあるシュタットパーク(市立公園)の樹々の向こうに、シュテファン大聖堂がそびえます。