ウィーンの町を、電動キックボードで「ういーん!」と

 シャーフベルクの登山鉄道で知り合った東京のお嬢さんがやり残したとLINEしてきたのは、「ウィーンの町を、電動キックボードで『ういーん!』と走ること」でした。
 奥さまは「主人は、『転んで骨折したら大変だから、辞めておきます』と悔しがっています(笑)」と返信していました。
 あちこちの町角で見かけたレンタルの電動キックボードです。この半年ほどで、飛躍的に増えたそうです。
 レンタサイクルのように一定の駐輪スペースではなく、不要になったところにほっぽられているようです。 

 さっそうとー。

 トラムにも、そのまま持ち込んで。

 オペラ座の前で、二人乗りも。

 フンバート・ヴァッサーハウスの平らでない廊下にも。

 不夜城のようなインペリアルホテルの前にも。

 ウィーン国立音大でも。ここに留学中のお嬢さんは「授業が遅れそうになった学生も、乗ってきますよ」。
 あらかじめスマホ・アプリにクレジットカードを登録しておき、空いている電動キックボードのQRコードを読み込めばすぐにスタートするそうです。料金は15分ほどで400-500円とか。どこで、いつ、充電するのかはわかりませんが、ヒットするはずです。

 まぁ、われわれ世代の王道はこちらなんでしょう。このフィアカー(観光馬車)にも乗ったことはありませんが・・・。

 ベルリンのブランデンブルク門の前でも、電動キックボードを見ました。遅からず、日本にもやって来るのでしょうか。