東海自然歩道 釈迦岳から金蔵寺、大原野へ

 東海自然歩道を歩いてきたお仲間との今年最後の山行でした。地元・島本町の最高峰、釈迦岳(630.8m)に登り、東海自然歩道を金蔵寺から大原野へ下りました。期待したほど青空は広がりませんでしたが、それほど寒くはなく、枯れ葉を踏みしめて気持ちよく歩きました。

 西国20番札所、善峯寺です。ちょうど1カ月前にも訪れています。赤や黄色の彩が美しかったのがウソのように、山肌はモノトーンに変化しています。

 釈迦岳の三角点を踏みつけて、地元の最高峰を初登頂の仲間もおられました。

 山寺の金蔵寺です。こちらも紅葉の穴場ですが、今は訪れる人もありません。「来年はやってきたいね」と声があがりました。

 麓の大原野神社には、早くも令和2年が訪れています。


 【2019/12/21 10:17】
 満員すし詰め状態だった1カ月前の阪急バスとは大違い。ガラガラで善峯寺まで上がってきました。

 まずは西山古道を進みます。右に行けば金蔵寺は4キロほどです。
 お元気な5人と一緒しました。

 カサコソとクッションがよく効いた気持ちのよい道です。
 この2枚は、撮影モードがずれていて、ちょっと色がおかしいです。

 善峯寺の全景も色褪せて見えます。

 冬の1日とはいえ、上り道ではちょっと汗をかきました。

 【11:31】
 中腹の善峯寺がスタートだったので、1時間ちょっとで釈迦岳に到着しました。
 皆さん、記念に三角点を踏みつけています。

 ちょっと早いですが、テーブルもあることで、ここで昼食にしました。
 きょうのわたしの昼飯は、おにぎりと好物のキンピラや玉子焼きなんかです。自分でつくるつもりでしたが、コーヒーとパンを食べている間に、奥さまが握ってくれました。

 バーナーがガス欠直前ということを忘れていました。かろうじて沸いた湯で、コーヒーを入れました。

 頂上のテーブルを占拠しました。タッチの差で遅れた男性グループがアテが外れたような表情で通り過ぎました。

 ポンポン山も近いですが、杉谷に下ります。

 善峯寺から次の霊場、亀岡の穴太寺を結ぶ巡礼古道へ進みます。

 金蔵寺への急坂を下ります。

 【13:13】
 だれもいない金蔵寺に着きました。

 すでに枯れ落ちるのみです。

 サザンカはきれいに咲いています。

 道標が整備された東海自然歩道を大原野へ下ります。

 【14:20】
 迎春準備が整った大原野神社です。

 1本だけ、グラデュエーションが美しい木があります。

 境内の春日野茶屋です。
 みなさんはよもぎ団子でしたが、わたしは失礼して「ああ、おいしい」。

 よく味がしみこんだおでんです。

 よい気持ちでゴールの南春日町のバス停までやって来ると、時刻表を見るまでもなく1時間に1本のバスがやって来ました。
 終わりよければ、すべてよし。ことしもお付き合い、ありがとうございました。