天王山で食べる 「出前一丁」

 天王山の「未踏ルート」を歩きました。といっても1時間余りで麓まで下ってきました。
 昼飯にするにはちょっと早かったのですが、せっかくなので開店しました。
 日清食品の「出前一丁」です。チキンラーメンと同じように古くから愛されています。焼豚とたっぷりのネギをトッピングした特製です。
 同じ即席でも、熱湯で茹でているので、麺がツルリとうまいです。 ラー油が効いて、香りもなかなかのものです。

 焼豚とネギは刻んで、保冷剤の役目も担った缶とともにかついできました。

 麺を3分間、茹でます。別の鍋に粉末スープをいれてゆで汁を加えてと、ちょっと面倒です。

 インスタントですが、コーヒーもいれてゆっくりとしました。

 麓の東大寺春日神社の休憩所を使わせていただきました。
 眼の下は名神高速で、走りすぎる車の騒音がうるさいですが、それ以外は満点の食堂でした。


 【2020/04/28 10:01】
 サントリー山崎蒸溜所がスタートです。ハナミズキの花の上のピークを目指します。
 2万5000分の1地図を眺めていると、「C5」ポイントから南に「P254」まで破線の山道が描かれています(一番下の地図参照)。道はその先で途切れています。下山ルートがどうなっているのか、気になってました。

 椎尾神社は、ヤマブキの花が終わり、紅葉の新緑が美しいです。

 女子高生らしい2人が、拝殿の床を雑巾で拭いてました。

 「C1」の分岐は、一番左のルートを進みます。

 「C3」を横目にします。

 「C4」で左から合流するのは、尾根筋を登ってくるルートです。

 【10:37】
 「C5」が見えてきました。右に行けばサントリー山です。

 下ってきたハイカーが「P254」方面には入り込まないように、木でバツ印がしてあります。

 向こうに見えるのが「P254」ピークのようです。

 滑りそうな急坂を下ります。

 竹林の中の道を進みます。

 【10:46】
 10分ほどであっけなくピークと思われる場所にやってきました。何か目印はないかと探すと、1本の竹にフェルトペンで書き込みがありました。

 地図上では破線が描かれていないルートを下ります。道の踏み跡はうすくなりますが、迷うほどのことはありません。要所にはテープも巻かれています。

 ルート上に、タケノコがニョキニョキと芽を出していました。

 一瞬、展望が開けて、三川合流域の先端が見えます。

 竹林を抜ける急な坂を下ります。

 麓近くになって、安心して歩ける道になりました。

 明るい場所に飛び出しました。眼の下は名神高速でした。その向こうがサントリーの山崎蒸溜所、その右手はユニチカ山崎跡地のマンションです。
 正面には石清水八幡宮から樟葉の住宅地までが広がっています。

 東大寺春日神社は、創建は古いですが、この場所に移築されたのは平成になってからです。
 麓の住所はは島本町東大寺です。その昔、奈良・東大寺の荘園があったことから、この名前が付いたそうです。

 自宅発着で、一部は京都府との境界に接してますが島本町内です。山道で出会ったのはハイカー1人だけでした。

 青線がきょうのルート。赤線は、これまで歩いた軌跡です。