コントロール・アンプ Toshiba12BH7Aに交換する

 メーンアンプの2A3に続いて、コントロールアンプの真空管も交換しました。
 CDやLPなどのソースを選択、音量を調節するためのアンプです。高音や低音の出方を調節するトーンコントロール機能はついていません。
 12BH7Aという真空管が各チャンネル1本、使われています。
 左の2本が、これまで長く使ってきたJJ-Electronic(スロバキア)製ECC99(12BH7A互換球)です。右の2本は、ELECTRO-HARMONIX(ロシア)製の12BH7AEHです。

 今回、ヤフオクで入手したのは東芝製の12BH7Aです。かつてはテレビでよく使われていました。
 箱に書かれた当時の定価は700円です。1本は、未開封の新品でした。

 3本を見比べて、身体検査をしてみました。
 まずは太さ。JJとELE-HAMOは直径が22mmありますが、東芝は20mmで細身です。

 身長は、JJがノッポです。ELE-HAMOはずんぐりむっくりです。

 東芝製に差し替えました。

 さっそくの音出しです。
 コントロールアンプの球1本くらいで、それほど音が変わるとは思っていませんでした。それが、変わりました。
 中高音の響きがまろやかになったという印象です。元気がなくなったとも言えます。
 バッハのオルガンの調べも、心地よくなりました。しばらくは、この状態で聞いてみます。

 【追記】
 朝からLPを聴きました。ヴァイオリンが響かずにガックリ!! ELE-HAMOに差し替えました。ネットラジオをBGMに聞いているのならよかったのですがね。