大津の南、瀬田川の南郷の洗堰から遠くないところに和菓子の叶匠壽庵の本社・工場があります。あたり一帯の丘陵地が「寿長生の郷(すないのさと)」として整備されています。梅林が有名ですが、まだちょっと早かったようです。
その中の「Bakery&Café 野坐(のざ)」で昼飯にパンをいただきました。
「焼きたてパンと自家製ディップ」(715円)には、こんがりとトーストした食パンやイチジクの入ったパンが3つ、それに2つもディップがきれいに並んでいます。
抹茶を練り込んだディップです。ていねいに説明してくださいましたが、覚えられませんでした。
ちょっと甘くてトロリとしています。
「豚肉のリエット」です。こちらも味わい深い穏やかなペーストです。
「野坐ブレンド」(660円)です。サイフォンのコーヒーって、いつ以来でしょうか。苦みもほどほどです。
なんと3300円というコーヒーもあります。
あんトーストもあります。和菓子屋さんです。
ゆったりとした落ち着いたカフェです。静かにジャズが流れていました。
1階には、焼きたてのパンを売る店があります。「匠のあんぱん」というのが自慢のようです。
食べたばかりの「無花果くるみ」も並んでいました。
静かにたたずむBakery&Cafe野坐です。
Bakery&Café 野坐
大津市大石龍門4丁目2−1 寿長生の郷 内
077-546-3131
辺りを散歩しました。「野の花観音径」、「ミツバツツジの尾根」と歩いて山頂まで登り、「山のテラス」まで降りてきました。
向こうに比叡山が頭を見せていました。
入り口近くで咲いていた梅です。
でも梅林はまだまだ蕾。見ごろは1カ月ほど先とのことでした。
ホールには、古いひな人形が並んでいました。
茶室や売店も、それにトイレまでどこもおしゃれでした。
駐車場まで戻ってきてびっくりしました。よく似たクルマが止まっていると近づくと、わたしのマイカー(手前)と同じシトロエンC4でした。色まで同じです。あちらの方が新しいバージョンでした。「兄弟」と出会ったのは初めてです。