コペンハーゲンにはトラムは走っていません。全廃されてしまいました。
朝の通勤ラッシュです。皆さん、自転車をこいでました。健康的ですよね。
おとぎの国のお城のようなコペンハーゲン中央駅を出発する「IC3」型の気動車です。「ヤツメウナギ」の愛称をもつデンマーク国鉄(DSB)の顔です。車両端には、ゴム製の大きな連結幌がついています。このため、編成連結が簡単という、すこぶる合理性を備えたデザインです。ホームからの転落防止にも役立ちます。
ハンブルクに直行する奥さまのツアーと別れて、ひとりコペンハーゲンまで回り道したのは、「渡り鳥ライン」と呼ばれる海峡横断鉄道に乗りたかったからです。
ドイツ国鉄(DB)自慢のICE気動車版、ICE-TDでコペンハーゲンを出発。ロービュからのバルト海19キロは、列車ごとフェリーに乗り込んで渡りました。45分の船旅まで体験しました。ただ風が強いばかりでしたが。
ドイツのプットガルテンに上陸しました。列車の横を大型トラックも走ってました。
このルートは2019年から運休になり、現在は陸上ルートになっています。
ハンブルクのレーパーバーンは飾り窓で有名です。ビートルズが活動を始めた街でもあり、「ビートルマニア」というミュージアムがありました。
わたしは「ミニチュアワンダーランド」を楽しみました。鉄道模型とジオラマの驚愕スポットです。計12kmにもなるHOゲージ線路が敷かれ、890両の車両が縦横に動き回っていました。
ハンブルクから遠くない塩の町、リューネブルクの聖ニコライ教会です。ここで奥さまたちの女声アンサンブルが日曜ミサに献歌しました。
高いドームに、澄み切った声が響き渡りました。
同じハンザ同盟都市のリューベックにあるホルステン門は、その重みから傾いています。
左にそびえているのがマリエン教会です。バッハがパイプオルガンを聴くため、はるばる数百キロの道のりをやってきたそうです。
で、無理やりにこじつけてバッハがカントールとして活躍したライプツィヒの聖トーマス教会です。
ここでBCJのバッハ「マタイ受難曲」を聴きました。
ライプツィヒ中央駅には、トラムがひっきりなしにやってきました。