京都・伏見 水の雅KYOTO FUSHIMIのDejeuner A

 宇治の興聖寺で母の三回忌法要を行いました。昨年の一周忌に続いて今回も遠方の兄夫婦らは参列を見送り、わたしたち夫婦だけが手を合わせました。
 お斎(とき)は、ネットで見つけた伏見にある京フレンチの「水の雅KYOTO FUSHIMI」でいただきました。簡単なコースランチです。
 精進料理とはかけ離れた肉塊が登場しました。「牛フィレ肉のロースト 玉葱ドレッシングと醤油塩京地野菜添え」です。あまりかたいことは言わなかった母なので、「おいしく食べたのなら」と許してくれたでしょう。

 スタートのムースには、イイダコと昆布出汁のジュレが載っています。甘さ控えめです。

 京野菜12種が盛られたサラダです。斎藤酒造の酒粕ソースでいただきます。

 新ジャガイモと新玉葱の和風スープです。熱熱で、舌を火傷しそうになりました。

 メーンディッシュは魚や肉料理6種からのセレクトです。
 奥さまは「高知県宿毛漁港より天然鮮魚のポワレ」でした。皮までパリッとおいしかったそうです。

 口直しには、なんとカレーの小皿です。辛さはほどほどでしたが、スパイスがよく効いてました。

 デザートは「和三盆のブランマンジェとイチゴのソルベ」です。いや、ちんぷんかんぷんですが、おいしいです。

 飲み物は「京都伏見マルトシ珈琲オリジナル」と最後までこだわりが続きました。

 久しぶりの外食にゆったりとくつろいだ1時間半でした。コースはリーズナブルでした。
 

 庭の手水鉢にレンズを向けていると、映してくれとばかりにメジロ(?)がやってきました。一瞬のことでした。

 斎藤酒造の社長宅だった築150年の大きな京町屋のゆったりとした居間です。わたしたちを含めた4組が離れて静かにいただきました。

 斎藤酒造の「英勲」の菰かぶりが置かれていました。

 京町屋らしい高い天井の土間が、バースペースになっていました。

 水の雅KYOTO FUSHIMI
 京都市伏見区京町1-244
 075-574-7482