歩いて伊勢参りの旅は、暑い日は敬遠しているうちに3カ月がたとうとしています。「ことし最後の夏の1日」となりそうなまだまだ暑い中を山の辺の道・北ルートの円照寺から弘仁寺、白川ダムを通って石上神宮までの12キロほどを歩きました。
ピンクのシュウメイギクが咲いていました。
訪れる人もない山寺といった風情の弘仁寺ですが、重層のどっしりとした本堂がありました。
石上神宮の一番の人気者です。参道を闊歩しています。
【2021/10/16 09:49】
近鉄奈良から奈良交通バスに乗り、前回のゴールとなった円照寺までやって来ました。
まずは弘仁寺を目指します。
山の辺の道は、東海自然歩道と重なっています。
あちこちに、さりげなく歌碑が立っています。
行く先表示は寺ばかりです。
稲刈りが終わり、脱穀されたもみ殻が燃やされています。
シュウメイギクが野辺に咲いています。
柿もいっぱい実をつけたままです。
渋いのでしょう。
弘仁寺の石段です。ひんやりとして気持ちがよいです。
【10:31】
人気のない本堂ですが、きれいに手入れされています。
開基は弘法大師です。
この辺りの人は、十三参りで親しまれているそうです。
天理大学のグラウンドに沿って歩きます。日陰に涼しい風が吹き抜けるのがうれしいです。
静かな白川ダム湖です。
名阪国道の下を通り抜けます。
ウワナリ塚古墳の辺りから竹林になりました。
あちこちに古墳があります。
天理の町を見下ろすところまでやって来ました。「おやさとやかた」のビル群が見えています。
【11:49】
石上神宮です。
ルートを誤って影媛ゆかりの布留の高橋に回らずに、直行してしまいました。
本殿は修復工事でシートに覆われていました。
天理教協会本部の前を通り抜けました。
長いアーケードの商店街です。当然のことながら神具店がやたら目につきました。
【13:23】
ゆっくりと昼飯を食べて、近鉄天理から帰りました。