春近しと感じさせてくれる暖かな日和でした。ちょっと歩いてくると、天王山に登りました。
準備は、九条ねぎを繊維に沿って細く切ることでした。途中のコンビニで日清チキンラーメンを買いました。
「来来亭」の葱ラーメンをイメージしていました。
思い通りにできあがりました。袋ラーメンとは別物の、九条ねぎのしゃっきり感がたまらないお味となりました。
長野・善光寺土産の七味もたっぷりと振りかけて、ピリ辛に仕上げました。
コンビニおにぎりもかじりました。
傍らに置いたアマチュア無線のハンディー・トランシーバーから「CQ、CQ」と交信相手局を探すコールが聞こえました。ちょうどラーメンができ上がったタイミングで、応答することができませんでした。
トランシーバーでQSO(交信)する移動場所を探すのも、きょうの目的でした。天王山の頂上西側の一段低い広場は、最適地でした。
ここは南西方向が開けていて、大阪市街のビル群がシルエットになっています。
マンション住まいでは、アンテナを満足に立てることができません。移動運用がメーンになりそうです。
水無瀬のわが家から歩いてきました。天王山に登るルートはいくつもありますが、きょうは正面のメーンルートを登りました。
宝寺(宝積寺)の立派な本堂です。
ちょうど半世紀前。高校のアマチュア無線クラブの仲間と、この本堂に無線機材を運び込み、徹夜で交信数を競う無線コンテストに参加したことがあります。この歳になってアマ無線熱が再発するとは思ってませんでした。
ルート脇に広場があります。いつもは休むこともなく通過します。
大阪城も見える素晴らしいロケーションでした。ただ、休日は、ここで弁当を開けるハイカーが絶えません。周囲に迷惑をかけられないので、ここでの運用は状況次第となりそうです。
酒解神社の大きな石鳥居です。
展望台に上がると、京都市南部が見渡せます。ただし狭い展望台の上は混雑しそうです。
木の枝の向こうに、真っ白い山が光っていました。福寿草がきれいに咲く花の百名山の霊仙山です。
十七烈士の墓です。幕末の禁門の変で敗れ敗れ、天王山中で自刃した真木和泉守ら長州藩士が眠っています。
ここは頂上直下ですが、メーンルートからちょっと外れているので、最適ロケーションかもしれません。
天下分け目の天王山の頂上です。広場のようになっています。
大坂方面の見通しも悪くはありません。
平日のきょうは、アマ無線の交信はほとんどありません。聞こえるのはダンプカーの運ちゃんが仲間と話している声ばかりでした。
別ルートで帰ろうと、頂上から西に向かって道なき斜面を下りました。
作業道に出ました。ここを下ると、ミツマタが咲くポイントを通ります。
最短となる谷筋を下りました。
サントリー山崎蒸溜所の突き当りにある椎尾神社に降りてきました。ここは島本町の花、ヤマブキがいっぱいに咲きます。待ち遠しいです。