またも京都一周トレイル その2 粟田口~銀閣寺 吉田神社の節分祭

 またも京都一周トレイルのその2は、粟田口から大文字山に登り、鹿ケ谷を下って銀閣寺までの8.4㌔ほどを歩きました。
 大文字山の頂上で簡単に食べた昼飯は、志津屋の「ペッパーカルネ」と温かいインスタントのカフェラテでした。
 カルネというのは、京都人にとっては懐かしの味です。カイザーゼンメルというドイツ風パンにマーガリンを塗り、ハムとタマネギがはさまれています。シンプルな味わいですが、これがなかなかいけます。

 240円と手ごろなお値段も人気の秘密でしょう。

 阪急烏丸で下車して、京都市営地下鉄の四条に乗り換える改札口のすぐ前にあります。

 志津屋四条烏丸店 
 京都市下京区二帖半敷町地先 京都市営地下鉄四条駅構内
 075-343-6710

 【2023/02/03 10:25】
 地下鉄東山からスタートです。前を山伏スタイルの男性が歩いていました。

 粟田口の粟田神社の門前にある「東山29」が前回のゴールでした。

 きょう歩く山並みが見えています。

 蹴上のねじりまんぽをくぐります。
 このすぐ先が、わたしが出生当時に住んでいたところです。

 寒風のインクラインには、人影はありません。

 日向大神宮(ひむかいだいじんぐう)は5世紀末に、筑紫の日向の高千穂の峰の神蹟を移したのが起こりと伝わる古い神社です。
 伊勢神宮のように外宮と内宮があります。

 天岩戸(あまのいわと)を潜っていきます。

 木の根っこがむき出しになった歩きにくい区間です。

 七福思案処という五差路までやってきました。山科から登ってくるルートなどと合流します。

 大日山を過ぎたところで京都市街の視界が開けます。

 トレランの男性に追い抜かされました。

 山科方面の視界が開けたポイントで、初めての休憩をしました。

 トレイルは左の鹿ケ谷方面に下ります。ガイジンさん2人組がいました。

 そのまま大文字山を目指しました。如意ヶ岳に続く道は、残雪に覆われていました。

 【12:17】
 2時間弱で大文字山に到着です。

 立ち止まるとやはり寒く、脱いでいたダウンジャケットを羽織りました。

 視界はそれほどよくありませんが、小塩山からポンポン山にかけての西山が連なっていました。

 昼食を済ませて鹿ケ谷への分岐まで戻りました。ちょうど登ってこられた男性にルートの状況を確認しました。大丈夫そうでした。

 残雪でぬかるむルートをスリップしないように慎重に下りました。

 ウォーキングポールをもってきてよかったです。

 俊寛僧都の碑まで下ってきました。昔は、もっとうっそうとした樹木の間にあったような記憶があります。

 後白河法皇の側近だった俊寛は安元3(1177)年、平氏打倒の陰謀に加わり、鹿ヶ谷の俊寛の山荘で密議が行われました。これが密告により露見し俊寛は鬼界ヶ島(薩摩国)へ配流されました。その謀議が行われた場所です。

 真新しいお地蔵さんが祀られています。

 鹿ケ谷まで下ってくると、黒人の2人連れとすれ違いました。

 霊鑑寺で右折します。椿の寺として有名で、花のシーズンに撮影にやってきたこともあります。
 映画「レジェンド&バタフライ」の1シーンは、ここで撮影されています。

 静かな哲学の道を進みます。

 銀閣寺の門前までやってきました、流石にこの人出です。

 【13:45】
 白川通今出川の角に立つトレイル道標「東山52-1」で今回のゴールとしました。

 ルートアプリのYAMAPはそのまま作動させて、スクショだけ撮りました。

 そのまま歩いて吉田神社までやってきました。きょうは節分で、大勢の参拝者でにぎわっていました。

 本殿で参拝するために長い行列ができていました。列には加わらず、後方から拝んでおきました。ご霊験が薄いかな。

 各種のお守りが並んでいます。

 わたしは「厄神斎(えきじんさい)」をいただきました。

 門前にはズラリと屋台が並んでいます。

 京都大学の正門前も、この狭さです。

 大阪名物のたこ焼きがありました。ただし、たこ焼きの店は探すほどでした。人気が薄れているんのでしょうか。

 焼きたての熱々を、冷たいビールとほおばりました。

 博多のはしまきというのがブームのようで、何軒もありました。
 それにしてもご当地モノが目立ちます。

 東一条から市バスに乗り、阪急に乗り継いで帰宅しました。