茨木 ザ ファーム ユニバーサルで見つけた

 茨木の山の中にある「ザ ファーム ユニバーサル」に寄りました。観葉植物レンタルのユニバーサル園芸社のガーデンセンターです。
 端境期なのか、カラフルな花にあふれるといった光景はありませんでした。そんななかで目についたのが「深い、濃い色」です。
 ダリアって復活しているのですね。
 最もダリア熱が高まったのは、戦後の昭和30年代だそうです。わたしが子どものころは、ものすごくポピュラーな花でした。その後、ダリアは忘れられたような苦難の時代もあったようです。

 こちらは最新ブームのチョコレート・コスモス「チョカモカ」です。
 やって来る道沿いにはキバナコスモスが野生化して、あたり一帯が黄色くなってました。「秋桜」のイメージが変わります。

 奥さまはゼラニュームの「ムーンライト トウンベオ」を2株お買い上げです。

 「桜吹雪」という南アフリカ原産の多肉植物も並んでいました。

 で、わたしが欲しかったのはこちら。青いペットボトルに入ったスペイン産のミネラル・ウォーターです。220円もしました。カフェ・レストラン売店に並んでいます。
 サッカーのレアル・マドリードの公式飲料水となっている「SOLAN DE CABRAS(ソラン・デ・カブラス)」です。
 サンティアゴ巡礼の途中、そうとは知らずに買いました。ボトルがしっかりとしているので、その後、水道水を補給してはザックのポケットに挿して愛用していました。

 2016年9月4日。わたしはスペイン・サンティアゴ巡礼路をベロラドに向けて歩いてました。バルでひと息ついたところです。

 花や植物だけではなく、こちらのNゲージ模型も気になりました。

 the Farm UNIVERSAL OSAKA
 茨木市佐保193-2
 072-649-5339

茨木 手打ちそば 十八庵の穴子天おろしそば

 おいしいそばが食べたくなりました。とはいえ、わが島本町にはうどん店はあっても、そば屋は存在しません。茨木の山奥にある「手打ちそば 十八庵」までドライブしました。
 前回、奥さまが頼んでおいしそうだった「穴子天おろしそば」(1050円)を、わたしもいただきました。「そば御膳」は土日限定でした。
 アナゴ1本が、パリッと揚がっています。そば屋ですが、天ぷらがうまいです。

 奥さまが頼んだ「山菜おろしそば」に載っていた鶏むね肉も回ってきて、食べ応えも十分です。

 おっちゃんが一人でやってます。ちょっと待たされます。食べきれないほどの揚げそばをポリポリとかじりながら心地よい風に吹かれます。市内中心部より3-4度は低いそうです。
 温かいそば湯でほっこりとします。

 新そばだそうです。

 前回の「茨木 手打ちそば 十八庵のそば御膳

 手打ちそば 十八庵 (とはちあん)
 090-5650-1695
 茨木市泉原910

京城勝覧を巡る 第五日 喜撰山に喜撰法師を訪ねる

 『喜撰が庵のありしあと』を訪ねるのが、貝原益軒の記す京都ガイド「京城勝覧」の5日目です。
 この日は、『宇治にゆく道』として藤ノ森から六地蔵、黄檗山、御室戸寺(三室戸寺)と歩みますが、そこから20町(約2km)ほど行くと、喜撰法師が庵を結んだ跡があると書かれています。
 今も喜撰山の山腹に「喜撰洞」として残っていました。 
 でも江戸時代のトラベラーが、こんなところまで訪れたとはにわかに信じがたい場所でした。

 六歌仙のひとり、喜撰法師は小倉百人一首のこの歌で覚えてました。
 この「うぢ山」が、喜撰山のことでした。

 宇治川を堰き止める天ケ瀬ダム近くからひと回りしました。
続きを読む 京城勝覧を巡る 第五日 喜撰山に喜撰法師を訪ねる

京城勝覧を巡る 第四日 醍醐山に登る

 貝原益軒の京都ガイド、「京城勝覧」の4日目は、『上の醍醐にゆく道』です。
 コースでは、洛中(京都の中心地)からの南方面、約7里(28km)とあります。清閑寺-勸修寺-小野随心院-醍醐-日野と巡るのですから、『道遠し。朝はやく出るがよし』となります。
 わたしは、三宝院などがある下醍醐から、お山の上の醍醐寺までを往復しました。
 標高450mの信仰の山に初めて登りました。開山堂など立派な伽藍が並んでいました。

 登りは1時間ほど。きれいに整備されていますが、急な階段道では汗が噴き出しました。

 五大堂の前に整列する像。中央は修験道の祖・役小角かと思いましたが、実際は右。中央は醍醐寺を開いた理源大師だそうです。よく似た像とは弥山近くの大峰奥駆路でお会いしたことがあります。

続きを読む 京城勝覧を巡る 第四日 醍醐山に登る

宇治・興聖寺 お彼岸の曼殊沙華

 秋のお彼岸です。宇治の興聖寺に墓参りに行きました。
 山門に続く琴坂に、曼殊沙華(彼岸花)が真っ赤に咲いていました。
 爆発しています。

 花手水では、トルコ桔梗と競演しています。

 まるで手毬のような。

 清楚な白い曼殊沙華(シロバナマンジュシャゲ)も。

自分でつくる スキレットで和風焼きうどん

 独り、スキレットで焼きうどんにしました。だし醤油で味付けしたから和風です。
 最後にタマゴを載せました。目玉焼きになるほどには熱が加わっていません。箸でグジュグジュと混ぜると、玉子かけご飯のように広がりました。
 

 焼きそばのようなソース味もいいですが、これはこれでなかなかのものです。
 スキレット一丁で、洗い物が少ないのがなによりです。

 上の画像ではわかりにくいですが、タマネギ、キャベツに豚肉、冷凍保存されていた揚げと、それなりの具材は入っています。

自分でつくる 「すいすい」で太麺ナポリタン

 「太麺パスタ」といえば、昭和の喫茶店風ナポリタンです。ただ、茹で時間16分は、さすがに長いです。これを短縮しようと、「すいすいパスタ」で試してみました。
 ケチャップ味にもちもち・ふにゃふにゃ麺の、思い通りのお味となりました。
 フォークの画像は、湯気でレンズが曇ってしまいました。

 冷凍庫からベーコンを取り出そうとすると、カチンカチンのウィンナーソーセージが2本、見つかりました。ナポリタンにはやはり、ウィンナーですね。

 午前10時。昼飯はナポリタンをつくろうと、「すいすいパスタ」の準備をしました。
 といっても、スパゲッティをバットの水に漬けておくだけです。今回は、塩も加えておきました。

 2時間後の正午。調理開始です。十分に水を吸って柔らかくなった麺を、鍋で茹でます。まるでうどんのようです。
 温まったところで湯を切れば、スパゲティは茹で上がってました。この間、5分ほどだったでしょうか。

 本日の材料一覧です。主役は、ここには写っていないケチャップです。

京城勝覧を巡る 第三日 智積院から雲龍院へ、伏見は遠く

 『京より伏見にゆき。竹田通をかへりて京に入る道をしるす。』、『みちすがら見所多し。朝早く出てよし』
 貝原益軒の記す「京城勝覧」の京ガイドブック3日目は、伏見まで行き、さらに帰り道までのコースで、約6.5里、26kmの道程です。とても1日では歩き切れません。
 東山あたりの「見所」だけを歩きました。
 なかでも初めての智積院では、ゆっくりと名勝庭園を楽しみ、長谷川等伯の国宝障壁画を堪能しました。「智積院なら行きたい」という奥さまと一緒でした。

 豊国神社は、豊臣秀吉を祀っています。

 泉涌寺の塔頭、雲龍院まで歩きました。
 「悟りの窓」と対面して思考は停止して、しばし吹き抜ける涼風に身を委ねました。

続きを読む 京城勝覧を巡る 第三日 智積院から雲龍院へ、伏見は遠く

京城勝覧を巡る 第二日 法然院から銀閣寺、黒谷あたり

 江戸時代の儒学者、貝原益軒の京都トラベルガイド「京城勝覧」を巡ります。2日目は『南禅寺より北銀閣寺吉田聖護院までの道をしるす』(『』は、原文です)です。
 書の出立は三条小橋辺りですが、わたしは阪急・河原町から天王町まで京都市バスに乗り、南禅寺と永観堂はパスをして熊野若王子神社から歩きました。
 『萬無寺』(法然院)は、紅葉のシーズンを前に静寂に包まれていました。

 『鹿ケ谷』には、平安時代後期の僧、俊覚僧都が平家を滅ぼそうと謀議をめぐらせた山荘がありました。その地に「俊寛僧都忠誠之碑」が立っています。そこまで行こうと分け入りました。ところが、谷を越える橋が老朽化しており、通行止めとなっていました。仕方なくUターンしました。

 大文字の火床で昼飯にしようとカップラーメンを用意していました。ところが、食べるチャンスを失しました。
 『銀閣寺』まで下ってきて、「ますたに」でチャーシュー麺をいただきました。

 『真如堂』の大きな本殿から西の空を振り返りました。真っ青な空に、3本のヒコーキ雲がかかっていました。暑い一日でした。

続きを読む 京城勝覧を巡る 第二日 法然院から銀閣寺、黒谷あたり

京都・洛西 めだか食堂のめだかランチ

 コンソメスープをひと口飲んで、おいしいと感じました。
 初めてやって来た「めだか食堂」です。「めだかランチ」(990円)からハンバーグを選びました。
 箸を入れると、ジュワーッと肉汁が流れました。デミグラソースもいいお味です。

 奥さまは、ミンチカツをセレクト。こちらもボリューム満点。食べきれないと1つが回ってきました。

 洛西ニュータウンの西の端、正確にはニュータウンからはみ出した大枝にあります。ちょっと高くなっていて、大きな窓からははるかに比叡山から東山が臨めます。

 ライスは「おかわり自由」でした。確かにお代わりしたくなるほどのおいしいご飯でした。

 クルマでないとやって来るのはっちょっと不便なようです。駐車場は広いです。

 めだか食堂
 075-331-5022
 京都市西京区大枝西長町2-343