関西百名山 絶好の日和~新雪の雲取山

 京都北山の雲取山に登りました。関西百名山を歩いてきた仲間との登山でした。
 ネットで調べた数日前の状況では、ほとんど雪はありませんでした。それが一変しました。真白な新雪に覆われていました。青空が広がり、天気もサイコー! ヘンなウイルスなどどこかに吹っ飛ばして、これ以上ない素晴らしい山行となりました。

 アイゼンをつけて、雲取山への最後の急坂を登ります。

 下りは渡渉の連続。これでもかというほど右岸、左岸を往復して谷を詰めました。丸木の橋は、慎重に渡ります。

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京都・西舞鶴 「魚源」の魚源定食 

 お彼岸にはちょっと早いですが、昨夏以来の舞鶴に行きました。墓の掃除もしたかったのです。伸び始めた雑草を抜いて、すっきりとしました。
 昼飯は、東舞鶴にオープンした「魚源(ととげん)」の新しい店で食べるつもりでした。ところが、あいにくの定休日でした。西舞鶴のいつもの本店に行きました。「食べログ」で調べたら「西舞鶴店」と呼ぶそうです。
 頼んだのは、簡単な「魚源定食」(1480円)です。造り4品に、天ぷら、茶碗蒸し、それに大きなアラの出汁がよく効いたみそ汁がつきます。 

 やはりうまい造りです。こんなのを食べると、自宅近くのスーパーなんかに並んでいる魚は食べられません。

 向こうのテントは、いつも獲れたての魚を買う「丸富士食品」です。
 きょうも揚がったばかりのいわし、今夜の鍋用のマトウダイ、カキ、好物のたいのアラ、それに蒲鉾と天ぷらをゲットしました。

 魚源 西舞鶴店
 050-5590-6469
 舞鶴市字引土263-18

 舞鶴にやって来て、素晴らしい思いをしました。
 スーパーの前に、トイレットペーパーが山積みになってました。買い物にやってきた客も、横目にするだけで、買い占めに走るなんて気配はまったくありません。デマに踊ることもなく、みんなが冷静に行動すればいいだけのことですね。
 わが家はトイレットペーパーのストックが底をついて、あと1ロールとなっていました。これで当面の気がかりから解放されました。

福寿草咲く春 黄色い花々

 好天に誘われて、自宅近くを散歩しました。マスクでガードしてますが、ウイルスではなく花粉症対策です。
 JR京都線の線路わきにある神内緑道で福寿草(フクジュソウ)が咲いているのを見たことがります。そろそろ咲いているかなとー。
 1株だけ、雑草の中に忘れられたように咲いていました。自生ではなく、どなたかが植えられたのが根付いているのでしょう。

 ポンポン山の福寿草保護地を見に行きたくなりました。

 クロッカスもポツリ、ポツリと咲いています。

 ラッパスイセンも混じります。

 花弁に光沢があるのはリュウキンカ(立金花)でしょうか。

 菜の花も咲いていました。

 カメラ片手に3.6キロ、1時間ちょっとのお散歩でした。

歩いて昼飯 京都・東山三条 マルシン飯店の天津飯

 「歩いて昼飯」をと、観光客が減って静かになった京都を歩きました。
 目指した昼飯は「マルシン飯店」です。以前は、ただの町の中華屋さんでしたが、SNSでブレークしたようで、行列で有名な店になっています。きょうは30分ほど並びました。
 ほとんど客がオーダーしている人気メニューの「天津飯」(750円)です。熱々のトロリとうまいあんが、ふんわりカニ玉を覆っています。

 ギョーザは材料でオリジナルと成熟豚肉の2種、調理は焼き、揚げ、ゆでとあり、それぞれで6種類もあります。
 「成熟豚肉ギョーザ」(420円)を頼みました。

 他と食べ比べていませんが、確かに肉の存在感が強いギョーザです。

 なんと翌朝の6時までオールナイト営業です。

 昔はもっと真っ赤なテントだった気がします。

 マルシン飯店
 075-561-4825
 京都市東山区東大路三条下る南西海子町431-3

京都人の密かな愉しみ その9 雲龍院の走り大黒さん

 京都・東山にある泉涌寺の塔頭、雲龍院まで歩きました。
 「京都人の密かな愉しみ」(NHK-BS)ではオムニバスドラマ「わたしの大黒さん」で走り大黒天が登場しました。
 インバウンドが急減して、京都の町も静けさを取り戻したといわれます。ならば今こそと訪れました。
 「蓮華の間」に独り座ると、4つの雪見障子の四角いガラス窓から、4つの色紙の風景がのぞけました。椿、灯篭、紅葉、松。残念ながら色彩が乏しいシーズンでしたが、その光の取り込み方に感心させられました。

 「書院悟之間」の「悟りの窓」です。梅がすでに花を落としています。訪れるときによって、違った風景が見れるそうです。

 後小松天皇を描いた軸(写真撮影禁止)がかかる床の間の反対側には、四角い窓が開いています。

 「月窓の間」には、床の間の壁が月の形に開いています。そこから入り込んだ光線が、壁に三日月を描きます。

 四角い窓がならぶ障子です。

 水琴窟があります。ポツリ、ポツリと水がしたたり落ちます。

 縁側に腰かけて、竹筒の先に耳を近づけると、澄んだ音色が響きます。

 徳川慶喜が寄進した灯篭です。

 走り大黒天は、台所にあります。目の前で拝みましたが、撮影は禁止です。

 絵葉書の画像と朱印です。
 俵の上に乗った大黒さまとは違って、今にも走りだしそうな左足を踏み出しています。

 庭の河津桜は満開になっています。

 泉涌寺派別格本山 雲龍院
 京都市東山区泉涌寺山内町36
 075-541-3916 

 京都一周トレイルの東山コースが、ここを通過しています。何度もここまでは来たことがあります。

 広い泉涌寺には、人影がありません。

 JR京都から歩き始め、雲龍院を拝観。東山通り北上して東山三条のマルシン飯店で昼食。さらに東山丸太町まで歩いて左折、寺町を阪急河原町まで歩きました。
 9.84キロ、17000歩の「歩いて昼飯」でした。

歩いて昼飯 神峯山寺の散り梅、散り椿

 高槻市の北部、ポンポン山への登り口のひとつでもある神峯山寺(かぶさんじ)まで歩きました。
 晴れ間がのぞいたり、春時雨がポツリときたり。歩いている間は、うっすらと汗もかくほどでした。でも雨宿りしているととにかく寒かったです。
 境内の紅梅は、そのまま地面に散り、冷たい雨に濡れていました。

 椿も散っています。

 雨粒が光ります。

 神峯山寺は、日本で最初に毘沙門天を安置した霊場としても知ら、1300年以上の歴史を持つ古刹です。

 わが家から歩いてきたのは、こちらが目的でした。「神峰山の森 自然園」です。そろそろ早春の野草が芽吹いているかと期待してました。ところが2月末まで冬季休園中でした。

 ここまで平均時速5.3キロで歩いてきました。途中、緩い上り坂も続いて累積で200㍍ほど登っているので、いつも通りのペースだったようです。
 雨脚が強くなったので、神峰山口のバス停まで歩いてゴールとしました。

 高槻市バスでJR高槻まで戻り、駅前の「からふね屋CAFE ビエラ高槻店」に飛び込みました。
 「日替わりランチ」(825円)のきょうのパスタは、エビとブロッコリーの明太子クリームでした。

 自分ではつくることがないクリームパスタです。たまにはいいものです。

 スープバーがついてます。

 ソフトドリンクもセットで、温かなカフェオレにしました。

モーニングは、イスズベーカリーの「トレロン」と

 今朝の朝食です。神戸・イスズベーカリーの「トレロン」をいただきました。
 昨日、神戸からの帰り。「あのソーセージがはさまった長いパンが食べたい」と、加納町3丁目の交差点近くにある本店前に車を止めました。
 特注でしょうか。超ロングの粗挽きソーセージと粒マスタードがフランスパンの生地にはさまっています。燻製の香りが広がり、シコシコといい味です。

 創業1946年という神戸マイスターの伝統の味です。

 長さは70-80センチはあります。ハトロン紙に包んで、細い専用レジ袋に入れてくれました。
 わたしは車で待っていたので、店の写真はありません。

 イスズベーカリー本店
 神戸市中央区布引町2-1-4
 078-222-4180

 

歩いて昼飯 淀水路の河津桜

 淀水路の河津桜が見事に咲いていました。満開を思わせる枝もあります。全体では「五分咲き」というところでしょうか。京都競馬場がある京阪淀の近くで、わが家からは徒歩で淀川河川敷を通って8キロ、1時間半の行程です。
 地元住民が2002年から早咲きの河津桜を育てており、今では約300本の桜並木になりました。
 好天の下、多くの人がソメイヨシノよりはひと足早い桜を楽しみ、木の下で弁当を開けている人もいました。

 ピンクがかった花びらです。

 だれでもレンズを向けたくなります。

 絵筆を走らせるなんて、素敵です。

 ワンちゃんも花見を楽しんでいるのでしょうか?

 菜の花とのコントラストです。

 水路に沿って桜並木は続いています。

 京阪淀近くの海鮮丼の店で昼飯にしました。10数人の行列ができました。回転が悪く、1時間ほど待ちました。
 1杯のご飯で2杯分の丼が楽しめる「かえネタ」というのが人気です。わたしもそれが欲しかったのですが、注文を誤り丼が2つ登場しました。参った。さすがに食べきれず、ご飯を残しました。

 食後は、高槻でちょっと用件があったので、JR山崎まで歩きました。 

 淀水路の撮影に45分、昼食に待ち時間を入れて1時間半ほどかかっています。差し引くと、時速5.5kほどのペースだった計算です。

 淀水路までのラップです。

神戸・新開地 「グリル一平」のCセットとゴッホ展

 兵庫県立美術館で開かれている「ゴッホ展」を見に行きました。
 昼飯は、奥さまがテレビで見た「あのオムライスを食べたい」ということで、車を走らせて新開地の「グリル一平新開地本店」でいただきました。
 昼営業オーダーストップの寸前に滑り込み、「オムライス」(850円)と「Cセット」(2200円)を頼みました。
 エビとホタテ、白身魚のフライにポークチャップの豪華版です。洋食屋のランチにお決まりのロースハムがついているのもご愛敬です。
 ポークもフライも、どれも平均点にうまいです。庶民の町の洋食屋さんそのものの、安心して食べられる味でした。

 濃厚味のポタージュスープがついています。

 こちらが定番のオムライスです。
 最近、増えてきたフワフワ玉子ではなく、薄焼きの玉子が覆ってます。

 真っ赤なケチャップではなく、デミグラソースがかかっています。

 カウンターの上には、知ったタレントの写真と色紙が並んでいます。

 店を出たときは、「仕込みのため5時から営業」のお知らせが。
 三宮や元町にも店はあります。最初は南京町近くの元町店に行きましたが、近くのコインパーキングは30分300円。これはダメと新開地に転進したら、30分100円でした。

 グリル一平 新開地本店
 078-575-2073
 神戸市兵庫区新開地2-5-5 リオ神戸 2F

 今朝の「日曜美術館」(NHK-Eテレ)は、ゴッホ展でした。その説明で見どころを押さえて出かけました。チケット(主催・産経新聞社など)が1枚あったので、わたしはシニア割引を購入しました。半額でした。

 コロナも騒いでることだしと、タカをくくって出かけると、予想外の大混雑でした。
 ゴッホの作風が、時代とともに変化していくのがよくわかる展示でした。ただ、ゴッホを代表するような自画像やヒマワリといった作品はなく、ちょっとさみしいでした。
 アムステルダムのゴッホ美術館は、2回も前を歩いておきながら、入ったことがありません。残念なことをしたものです。

ミモザのスワッグとお雛さま

 ミモザの黄色い花がわが家に早春の訪れを告げてくれます。壁のスワッグが変わっていました。
 

 もうひとつ。玄関ドアにかかっているスワッグです。赤い実とのコントラストが鮮やかです。

 お内裏さまは、京風に男雛が右です。

 初めてウィーンを訪れた15年ほど前に土産にしたクリムトの「接吻」と、ベルンで買ったスイス国鉄公認の「MONDAINE」の時計が並んでいます。