My memory トラムは素敵 リスボンの28番線

 My memoryのパート2は「トラムは素敵」です。
 京都の市電は廃止されて久しいです。でもわたしが旅したヨーロッパでは、あちこちにトラム(路面電車)が走ってました。喜び勇んで乗りまわった思い出です。
 第1回は、それに乗るために訪れたようなポルトガルのリスボンです。 
 エレクトリコの28番線は、「7つの丘」と呼ばれる起伏の多い町をガーガー、ギシギシと音を立てながらわたしを乗せて走りました。

リスボンの町を市電28番は走る

 端から端まで、坂から路地から、鉄分最高に楽しみました。

リスボンの町をガタゴトとトラムは走る

 ケーブルカーの最前部でカメラを構えて坂道を登りました。

馬鹿と煙は?ケーブルカーとエレベーター

 土産はブリキの電車でした。

リスボン土産も買いました

My memory 調べ ルツェルン ルツェルン音楽祭

 暑い日にはどこにも出かけず、あれこれと思い出にふけってきた「My memory~音楽の旅」です。最終回はスイスのルツェルン音楽祭です。
 美しい水辺の古都です。ルツェルン湖畔に建つルツェルン・カルチャー・コングレスセンター(KKL)のコンサートホールは、天井が高いシューボックス型でした。ここでマルタ・アルゲリッチのピアノを聴きました。

マルタ・アルゲリッチに魅せられる

旅のフィナーレ、ルツェルン音楽祭

 ルツェルンには2回、訪れたました。最初は音楽祭のチケット入手に慣れていなくて、失敗しました。

20日のランチ 相性が悪いLuzern

雨のカペル橋

 My memoryのINDEXをつくりました。

 スマホでご覧の方は、トップ画面の右にある横3本線のマークをクリックすると、メニューページに移行します。プロフィル画像の下にあるMy memory indexをクリックしてください。

 パソコンの場合は、画面右にあります。

奈良 「みやけ 旧鴻池邸表屋」のいちごミルク

 暑い日が続きます。「冷たいのが食べたい」と、ネットでかき氷を検索しました。奈良でヒットした「みやけ 旧鴻池邸表屋」まで車を走らせました。近鉄・富雄近くの住宅街の広い一角にありました。
 「いちごミルク」(1140円)がド~ンと登場です。
 サラッサラのきめ細かい氷です。口に運ぶと、一気に溶けてしまいます。少年のころ食べたガリガリ氷のように、頭の芯がジーンとするような強烈な冷たさはありません。
 

 奈良・郡山の農園で採れたイチゴが程よい甘さのシロップになっています。柔らかな白玉との相性も素敵です。

 冷たいものが苦手な奥さまは「みやけセット」(1045円)です。
 お豆さん、クッキー、自家製じぇらーと、しょこら餅、富の宝石(フィナンシェ)、ならさんぽーときれいに並んでいます。

 じぇらーとは、あんとのマッチングが素晴らしいです。

 ドリンク(紅茶)も付いていました。

 隣の席のお嬢さんらに運ばれてきた宇治金時とマンゴー氷を、望遠で拝見しました。こちらもおいしそう。

 庭に向いた広い和室でいただきました。

 昼前に入ったときは、すぐに通されました。ゆっくりとして出てくると、大勢の順番待ちとなってました。

 玄関脇に和菓子などのショップがあります。どれもリーズナブルなあれこれが並んでいました。
 大阪の製餡メーカーの出店です。明治から続くあん製造はお手のものです。
 

 桜の大木が茂る中庭です。近鉄・奈良線が近くを走っているようで、ゴーと電車が走り抜ける音がしました。

 江戸時代の豪商、鴻池家の大阪・今橋にあった本邸が移築されています。間口36間(約65㍍)の表屋(おもてや)造りの町家です。

 みやけ 旧鴻池邸表屋
 0742-51-3008
 奈良市鳥見町1-5-1

My memory 調べ ブレゲンツ ブレゲンツ音楽祭

 湖上に設営された野外ステージでプッチーニの歌劇「トスカ」が演じられました。
 ボーデン湖でドイツ、スイスと接するオーストリアの町、ブレゲンツで毎夏、「ブレゲンツ音楽祭」が開かれます。7000人収容の大観客席と、サッカーコートほどの大きさの舞台壁面が動くという大掛かりなオペラでした。

ボーデン湖畔の「トスカ」

 あいにくの天候でした。格好はかまっておれないと、山用のレインウエアを着用しました。こんな音楽会は、これ1回だけです。

驚がくのブレゲンツ音楽祭

 ルツェルンから急遽、転じたブレゲンツでした。

ブレゲンツとルツェルン

My memory 調べ ミラノ スカラ座

 オペラはあまり観たことがありません。その殿堂たるミラノのスカラ座も、マリア・カラスの衣装などが展示されている美術館の見学コースの一部として舞台をのぞいただけです。

ミラノ・スカラ座の舞台

 ケルン大聖堂についで大きなゴシック建築であるドゥオーモには、立派なパイプオルガンがありました。その音を肌で感じてみたかったです。

威厳に満ちたゴシック大聖堂、ドゥオーモ

超廉価ハンディトランシーバーで「虎勝利」の瞬間を

 超廉価な中国製ハンディトランシーバー(送受信機)をゲットしました。ネットでは「あかんやつ」と呼ばれています。そのまま送信すると、日本の電波法では違反となります。
 そのファームウエアを入れ替えて受信専用に改造しました。FM周波数をワッチしていくと、93.3MHz(ABC放送)でプロ野球中継が流れてきました。タイガースの劇的勝利を聞いてしまいました。ラジオ観戦なんて何十年ぶり? テレビでもまず見ることはありませんから。

 中国のネット販売サイトをポチリとしました。UV-K5(8)というハンディトランシーバーでわずか2000円台半ばと、信じられない価格設定でした。まあ騙されてもいいやくらいの気持ちしたが、良い方に裏切られました。1週間ほどで福建省泉州市から空輸されてきました。
 

「合格証」には笑ってしまいます。マニュアルは英語だけで簡単なものでした。でも予想以上にしっかりとした工業製品でした。

 電源アダプターは欧州仕様(?)のようです。日本製のプラグと交換しました。問題なく使用できるようになりました。

 そのまま使用することはできません。合法化するにはファームウエアという基本ソフトを書き換える必要があります。そのためにトランシーバーとパソコンをドッキングさせるケーブルを、これまた通販サイトで購入しました。すぐに届きました。

 ファームウエアはネットから無償でダウンロードすることができます。
 実際にはもっと簡単に新しいファームウエアと書き換えて、「全送信停止」という設定にしました。これで安心して使用できる広帯域受信機となりました。
 FM周波数をワッチすると、FM局からAM補完局までをクリアーに受信することができました。
 エアーバンド(航空無線)も受信できますので、これから使い方を勉強します。新しいおもちゃが手に入りました。

My memory 調べ ドレスデン ゼンパーオーパーとフラウエン教会

 「メンコン」と検索すると、「メンズコンセプトカフェ」の略とヒットします。メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を思い浮かべるなんて、もはや化石?
 といわれようと、ドイツ・ドレスデンで訪れた忘れられないゼンパーオーパーの夜でした。

ドレスデン ゼンパー・オーパーの「メンコン」

 「世界最大のジグソーパズル」という再建作業で復活したフラウエン教会では、オルガンの響きに圧倒されました。

ドレスデン 奇跡の復活、フラウエン教会とゼンパー・オーパー

 クリスマスが近づくと、わが家ではドレスデンみやげの「ピラミッド」を飾り、思い出しています。

ドレスデンからのクリスマス

My memory 調べ ライピツィヒ 聖トーマス教会

 ジムで汗を流したあとは、寄り道なしで帰宅。エアコンを効かせた部屋でMy memoryに浸っています。

 バッハの聖地、ドイツ・ライピツィヒの聖トーマス教会です。
 BCJ(バッハ・コレギウム・ジャパン)のマタイ受難曲が終わり、拍手に包まれました。中央の白髪は指揮の鈴木雅明です。

ライプツィヒ 感動の夜 「マタイ受難曲」を聴く

 バッハは聖トーマス教会の祭壇前に眠っています。
 「Bach Fest 2012」のオープニング・コンサートも聴きました。 

bachfest オープニング・コンサートは音の洪水

 バッハは30年近くを、聖トーマス教会のカントール(教会音楽監督)として過ごしました。

ライプツィヒ バッハの聖地、聖トーマス教会

 マルクト広場のオープンステージや、ゲヴァントハウスなどあちこちの会場が、バッハであふれていました。

ライプツィヒ 幻に終わった「PLAY BACH」

ライプツィヒ ”b@ch für uns!” 町はバッハでいっぱい

ライプツィヒはバッハの町  「KANDLER」のお菓子もBACH

My memory 調べ アイゼンシュタット エスターハージー宮殿

 ウィーンでのんびりとした2019年の旅です。オーストリア東部のアイゼンシュタットを訪れました。ポストバスに乗り約60キロ、片道1時間半ほど揺られました。
 町の中心にエスターハージ宮殿があります。ヨーゼフ・ハイドンはここで約30年間、エスターハージー侯爵のため作曲を続けました。

 宮殿の大広間が改装されて「ハイドン・ザール(ホール)」になっていました。オケのリハーサル真っ最中で、得した気分で軽やかな調べに聴き入りました。

エスターハージー宮殿 ハイドン・ザールの思わぬ響き

 通りに面したカフェで昼飯を食べていると、リハーサルを終えたオケ団員が楽器を肩に帰っていきました。

アイゼンシュタットで食べる アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ

My memory 調べ ウィーン その5 コンツェルトハウスとパルフィ宮殿

 旅から持ち帰ったパンフや地図、チケットやレシートが詰まった玉手箱を開けました。思い出とともに出てきた2つのプログラムです。
 2004年に初めて訪れたウィーンで聴いたコンサートです。

 Klang Bogen Wienという夏の音楽祭の一夜です。
 コンツェルトハウスの大ホールで、ルドルフ・ブッフビンダーのピアノ、ウィーン室内オーケストラの演奏で、モーツァルトのピアノ協奏曲がKV537(第26番)、KV595(27番)、KV503(25番)と3曲続きました。

ウィーン コンツゼルトハウスでモーツァルト

 バッハウ渓谷1日ツアーのツアコンさんに勧められたコンサートです。モーツァルトやヨハン・シュトラウスらの室内楽や二重奏にバレーもついてラデッキー行進曲で締めくくられる観光客向けの音楽ショーでした。
 会場のパルフィ宮殿にはバロック様式のホールがあり、当時6歳だったモーツァルトがコンサートを開いたこともありました。

ウィーン パルフィ宮殿