京都・岡崎 エーデッガー・タックスのツィラタール

 京都・岡崎の京都国立近代美術館で「若きポーランド」を見ました。疏水端を歩き「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス 京都店」でランチにしました。オーストリア・ハプスブルク王家御用達のベーカリー直伝のパンを味わいました。
 シンプルにクロワッサン(385円)とプレッツェル(275円)です。
 小麦の味が素晴らしいです。プレッツェルの塩味とパリッと焼けた細い部分がサイコーです。 

 京都は猛暑日となった暑さでした。よく冷えたビールがたまりませんでした。
 オーストリア産のツィラタール・ピルスです。スッキリとした軽い飲み味です。

 チロル地方にある創業1500年という古い醸造所で作られています。

 奥さまは白ブドウスパークリングです。味見しましたが、ちょっと甘くてスッキリとしていました。

 ショーケースをのぞき込んでオーダー。店内はいっぱいだったので、テラスでいただきました。

 テラス席は時おり、涼しい風も吹き抜けました。でもこれからは長時間は無理ですね。

 塀にハプスブルク家の紋章、双頭の鷲をデザインしたパネルが掛かっています。

 こちらがオリジナルです。
 オーストリア第2の世界遺産の街、グラーツにあるホーフベッカライ エーデッガー・タックスです。ここの秘伝のレシピを伝授されています。

 グラーツは2010年と19年(写真)に訪れました。

My memory ベルリン ベルリン・フィルハーモニー その3

 「ウィーンでのんびりと」というタイトルで旅しました。2019年のことです。インスブルックからスタート。ウィーンで1週間ほど過ごした後、またもベルリンを訪れました。旅の仕上げはベルリン・フィルでした。
 シベリウスの交響曲第1番が終わり、拍手に包まれてフィンランドの若い指揮者、Santtu-Matias Rouvaliがコンサートマスターの樫本大進と握手したところです。

 この日のステージにはピアノが置かれていました。日本人の母親をもつドイツ人ピアニスト、アリス=紗良・オットが裸足で登場して、天女のような響きを聞かせてくれました。

ベルリン・フィルハーモニー ベルリンの音と天女の響き

ベルリンの響き ロウヴァリとアリス=紗良・オットがラヴェルのピアノ協奏曲で共演

 フィルハーモニーのショップでみやげに買ったCDは左下です。すっかり魅せられて、大津・びわ湖ホールでの来日リサイタルで再会しました。

びわ湖ホール アリス=紗良・オットのEchoes Of Life

My memory ベルリン ベルリン・フィルハーモニー その2

 ベルリン・フィル・デビューした日本人指揮者の山田和樹はインタビューで、「ヤンソンス指揮のブラームス2番を聴いた」と話していました。
 マリス・ヤンソンスは、わたしが初めてベルリンでベルリン・フィルを聴いた指揮者だったことは「その1」で書きました。
 ブラームスの交響曲第2番は、2度目のベルリン(2014年)のサイモン・ラトル指揮でその大爆発に身を置きました。
 山田のデビュー・プログラムの2曲目、武満徹の「ウォーター・ドリーミング」では、エマニュエル・パユが独奏フルートを聞かせてくれました。パユは、コンサートマスターの樫本大進についで名前を覚えた気になる奏者でした。

ベルリン・フィル ブラームスで大爆発

ベルリン・フィルハーモニーの入り方

 ベルリン・フィルハーモニーのショップでみやげに買ったパユのCD(左)です。
 テレビ録画で見た現在のパユは、髪の毛がだいぶ後退していました。

高槻 「麺屋 八海山」の味玉入煮干そば

 ジムのあとの昼飯です。珍しくラーメンが食べたくなりました。高槻では人気トップでいつも行列ができている「麺屋 八海山」です。
 「味玉入煮干そば」(1100円)です。煮干出汁ベースの澄んだスープに背脂が浮かんでいます。

 うどんのように太い縮れ麺です。シコシコとうまいです。

 トッピングされている分厚いチャーシュー、太いシナチク、たっぷりのネギ、それに味玉と口にいれるたびに味変です。

 こんなのも忘れてはいません。

 メニューはシンプルです。基本、煮干そばだけです。
 最初に食べたのはオープン直後の2011年。次が19年。そして3回目です。
 メニューは左が現在。右は11年当時です。ちょっと値上げされただけです。ビールなんて、なんと同額です。

 開店と同時に入りました。カウンターに2人がけベンチが5つ。11人目に並んでいたわたしは、最初の客が食べ終わるまで待たされました。

 眼の前に雑誌とともに産経新聞とサンスポが並んでいました。

 シャッターが空いたところです。

 麺屋 八海山
 072-684-1778
 高槻市芥川町1-14-9

My memory ベルリン ベルリン・フィルハーモニー その1

 ドイツ・ベルリンにあるベルリン・フィルハーモニーは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が本拠地とするコンサート・ホールです。
 日本人指揮者、山田和樹のベルリン・フィル・デビューが話題となっています。LIVE放送は未明だったので、ビデオ録画でサン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」の圧倒的響きの片鱗を、わが家の小さなTANNOYのスピーカーで楽しみました。
 幕間のインタビューで山田は「最初にベルリンを訪問したのは大学卒業後の2002年で、ヤンソンス指揮のブラームス2番を聴いた」と話していました。
 わたしはその10年後の2012年に初めて訪れました。
 マリス・ヤンソンスが指揮するドボルザークの交響曲第9番「新世界より」が、わたしの生涯で聴いた最高のシンフォニーとなりました。本物のオーケストラに酔った夜でした。ヤンソンスの小さな体から放たれた細やかで大胆なエネルギーが、今もわたしの脳裏を駆け巡っています。

ベルリンにやって来てよかった フィルハーモニーに酔った夜

ベルリン フィルハーモニーのプレッツェル

 「My memory」というカテゴリーをつくりました。2005年のブログ開設以来、書き連ねてきた「『どたぐつ』をはいて⋯」のカラムも膨大となってきました。そこに残されている文字や画像を整理して、あれやこれやの記憶をたどりたいと思います。まずはコンサートホール編から始めます。

紫陽花の柳谷観音から天王山へ 夏を実感!!

 真夏の到来を実感させられる暑さでした。汗を拭き拭き柳谷観音楊谷寺から天王山を歩きました。山と飲み会の仲間と一緒です。当然のことながら、下山後は高槻の居酒屋に直行してヒートダウンしました。
 お目当ての紫陽花は開花が遅れ、満開には程遠かったです。

 龍をイメージしたあじさい階段はカラフルでした。

 もう一つのミッションは、先日のテレビ番組で紹介されていた阪急・長岡天神駅前のパン屋の「究極のクリームパン」を食べること。ノスタルジックな昭和の味を楽しみました。

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自分でつくる 揚げと三つ葉のペペロンチーノ

 父の日です。子どもたちからプレゼントの缶と瓶が届きました。早速に缶を冷やして、昼飯のパスタといただきました。うまいです。ありがとう。
 ベランダのプランターから三つ葉を摘んできて、揚げと一緒にペペロンチーノにしました。白だしを垂らして和風にしましたが、あっさりとおいしかったです。

 揚げは、カリッとするまで炒めました。

 味変には和風らしく七味を振ってみました。きつねうどんじゃないですが、ちょっと変わっていて、これもいけます。

 プランターの三つ葉は、花がつきだしてきました。

甘南備山 究極のカスタードクリームパンと名残のササユリ

 「究極のカスタードクリームパン」とネーミングされて大人気のパンが、テレビ放送されていました。阪急・長岡天神の駅前にあり、何度も前を通ったことがあるメサベルテ長岡京店でした。
 気になって「究極の粒あんぱん」なんかと購入。その足で京田辺の甘南備山に登って、展望台でいただきました。
 ちょっと甘くてノスタルジックな昭和の味をしていました。

 名残のササユリが一輪、わたしを待っていたかのように咲いていました。

 甘南備(かんなび)とは、「神の隠れこもれる」という意味だそうです。「神が鎮座する山」、「神の降臨する山」として信仰の対象となってきました。

 山頂近くの展望台からは、京都の街が一望できます。だれもいない展望台で、パンをかじりました。

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京都・聖護院 「西尾八ッ橋の里」のカレーうどん

 京都の医大病院で3ヵ月に1回の定期検診を受けました。今回も腫瘍マーカー値に異常はありませんでした。ちょっと遅くなっての昼飯でした。
 ネットで駐車場ありと調べていた聖護院の「西尾八ッ橋の里」です。本家西尾八ッ橋本店の東隣にある邸宅が「お食事処・甘味処」となっています。
 映えもバッチリな「カレーうどん」(1600円)です。細い麺に鶏の煮込み、素揚げの野菜とゆで卵がトッピングされています。

 よく和出汁が効いた、辛さ程々のカレーです。

 別皿で牛肉のしぐれ煮が添えられていました。うどんに入れるのかとも思いましたが、箸休めにいただきました。甘い肉がカレーの甘さを引き立ててくれました。

 八ッ橋がついてきました。ニッキ味の懐かしい味でした。

 奥さまは「山椒鶏みそうどん」でした。京風のみそ出汁にサンショウがよく効いていたそうです。

 栗きんとんやお汁粉なんかもあるようです。

 庭の見える大広間でいただきました。時間が遅かったので、他にはカップルひと組がいただけ。広い店内はガラガラでした。

 食事後、縁側に座って気持ちよく吹き抜ける風を楽しみました。

 庭の中央には大きな池があります。

 庭を散歩してみました。木橋はなるほど、八ッ橋を模しています。

 かきつばたは、すでに花が終わり、穂を膨らませていました。

 1919(大正8)年に京都の学識者であり財界人の邸宅として建てられた数寄屋造りです。後に東芝の役員専用保養所となり、2013年に現在の格好でオープンしました。

 隣の西尾八ッ橋本店でみやげを買いました。
 この店の対面には聖護院八ツ橋の総本店があります。

 向こうが西尾八ッ橋の里です。

 西尾八ッ橋の里
 075-752-2188
 京都市左京区聖護院西町6

自分でつくる 生ソーセージとキャベツのパスタ

 冷凍庫に残っていた生ソーセージとキャベツでパスタにしました。
 春キャベツは、パスタが茹で上がる2分ほど前に同じ鍋に放り込みました。みどりがきれいになりました。
 タカノツメを2本も入れ、仕上げには黒胡椒も振っています。

 凍っていた生ソーセージをレンジでチンしました。柔らかくなりすぎて、スパっと切れませんでした。しっかりとオリーブオイルで炒めたので、お味はバッチリです。