My memory 駅 ベルリン中央と分断の記憶

 お上りさんにはまるで迷路みたいだったベルリン中央駅です。16もあるホームは東西と南北方面に分かれ、地上と地下で立体的に交差しています。最上階を地下鉄が、長距離路線が地下を走っていることも、わたしの頭を混乱させました。
 東西分断の壁が取り壊された跡地に2006年に生まれました。再統合の象徴ともいえる駅です。

ベルリン 迷路のような中央駅

 中央駅から東へ3つ目がアレキサンダー・プラッツ(広場)駅です。駅前に旧東ドイツ時代に立てられたテレビ塔がそびえています。塔の上からはブランデンブルク門などベルリンを一望することができます。

ベルリンの高い所から テレビ塔と大聖堂

 アレキサンダー・プラッツでは、公共交通機関乗り放題のベルリン・カードを買おうとして、ちょっとおっかない目にあったのも、今は思い出です。

ベルギーの笑顔 ドイツのしかめっ面

 さらに2駅先のベルリン・オスト(東)の近くには壁をそのまま残したイースト・サイド・ギャラリーがありました。

ベルリン 東西分断の記憶 Eastside Gallery

ベルリン東西分断の記憶 Checkpoint Charlie

 ポツダム・プラッツ、ハッケシャー・マルクト、ベルリン中央、アレキサンダー・プラッツ、ベルリン東と書き連ねてきました。他にもフリードリッヒ・シュトラーセなど思い出の駅はありますが、ベルリンの駅はここまでとします。

ヒンメリ 正二十面体をつくる

 正二十面体のヒンメリをつくりました。正三角形が20個集まって球体になっています。
 YouTubeの作り方を参考にしました。
 ヒンメリは、フィンランドの暗く寒い冬に飾るインテリアです。1年半ほど前に「五芒星」をつくっています。その時の材料が残っていました。
 葦(よし)でできた天津すだれをバラして、長さ6センチの部材を30数本、切り出しました。両端は木工用ボンドで強化しています。

 ありあわせのピアノ線を針の代わりにしました。

 たこ糸を通して三角形を増やしていきます。鉄道のトラス橋のようです。

 五角形の頂点から延びる5本が合体しています。

 完成までには1時間もかかりませんでした。

 玄関のライトにさがっているこれまでの2個と並べました。

X’masに「ヒンメリ」を飾る

「ヒンメリ」をつくる 試作1号の五亡星 

大阪・中之島 フェスティバール&ビアホールで音楽会の前に

 大阪・中之島のフェスティバルホールで反田恭平ピアノリサイタル2025を聴きました(1日)。
 それを前に「フェスティバール&ビアホール」で軽く食事しました。奥さまのお友達2人とご一緒しました。
 5皿を頼んでシェアーしました。フィッシュ&チップス、4種チーズとフランス産ハチミツのピッツァ、中之島ナポリタン⋯と並びました。 

 サクッと揚がったフィッシュ&チップスです。タラの半身がそのまま揚がっているようです。

 うれしいことにハッピーアワーで1杯500円でした。音楽会の前とはいえ、飲まないわけにはいきませんでした。

 ハチミツがかかって、ちょっと甘いピザです。

 見慣れないビネガーが並びました。ハバネロと書かれていたので警戒しましたが、どれもびっくりするほどには刺激的ではありませんでした。

 超濃厚味のパスタです。まねはできません。

 ニース風サラダはアンチョビ入りでした。
 わたしの自家製アンチョビのことを、ちょっと自賛しておきました。

 周りはコンサート前とおぼしき客でいっぱいになりました。驚いたことにそのほとんどが女性でした。
 天井のシャンデリアをよく見ると、ワインの空き瓶でした。でもランプをどうして差し込んだのでしょうか。

 堂島の夜景が広がるゆったりとしたスペースです。

 フェスティバール&ビアホール
 050-5590-4828 
 大阪市北区中之島2-3-18 中之島フェスティバルタワー プラザ 2F

 すぐ横がフェスティバルホールの入り口です。

大阪フェスティバルホール 反田恭平ピアノリサイタル2025

 「反田恭平ピアノリサイタル2025」を、大阪フェスティバルホールで聴きました。デジカメのホワイトバランスがずれていました。セピア調ですが、画像はどっちでもいいか!
 本日のハイライトは座席でした。これまでも前列は経験してますが、なんと最前列、かぶりつきでした。おしゃれだけどラフな格好の反田くんが登場すると、わずか3メートルほど先を歩きます。ピアノに座れば、後ろ姿ながら初めてのアングルでした。
 左手をひらりと動かしたり、左足をひょいと振り上げたり。「うーん!」という、かのグレン・グールドさながらの唸り声まで聞こえてきました。

 ブラームスの「ピアノ・ソナタ第3番」は、わたしには馴染みがありません。ブラームスはお好き、とはいい難いです。
 前日にYouTubeで予習していました。ヴィルヘルム・ケンプの演奏は、画像に楽譜が流れることもあって教科書を読むようでした。
 対して聞こえてきた反田くんの調べは、ページを繰るのが楽しみな小説でも読んでいるよう。肩肘張らないけれど集中度の高いシャープなものでした。ブラームスも聴き重ねるとその魅力にはまりそうな予感もしました。
 ショパンの「4つのスケルツォ」は、ガラリと音色が変わりました。第2番の馴染みのメロディーが登場すると、いつものようにすっかり引き込まれてしまいました。
 アンコールの「ラルゴ」は久しぶりです。ゆったりと細やかに、またまた新鮮に響かせてくれました。

 リハーサルのカット(kyoheisorita instagramより)

 来週も反田くんのチケットをゲットしています。師走の反田ウイークです。