京都・四条 ミュンヘンの週替りランチ

 久しぶりの外食でした。
 京都の東山を大将軍まで歩き、強い日差しが戻った街を四条河原町まで戻ってきました。何も考えずにビアレストラン・ミュンヘンに飛び込みました。
 以前なら当然のようにジョッキを傾けたところです。新型コロナの緊急事態宣言下では、それは夢幻(ゆめまぼろし)です。
 おとなしく(?)、「週替りランチ」(820円)です。照り焼きチキンがうまいです。付け合わせの野菜と一緒に食べ進みます。「ほうれんそうとシメジのおひたし」もキンピラも素敵でご飯もうまいです。小鉢にラーメンまでついています。

 実は、これも飲んでいます。
 アルコール度0.5%という「微アルコールビール」です。缶入りですが、いつものジョッキとおつまみのポップコーンとともに出てきました。これだけで大満足です。

 静かな店内でした。あちらに1人、こちらに1人とおじさまがぽつぽつと静かに食べてました。
 店に入るとまず検温と、対策も十分でした。「コロナ・パスポート」でも見せれば、もう少し飲める日がやってきてほしいものです。

 ビアレストラン ミュンヘン
 京都市中京区四条河原町上ル米屋町386番地
 0120-06-3505

京城勝覧を巡る 初一日 東山から大将軍へ

 江戸時代中期の儒学者、貝原益軒に「京城勝覧(けいじょうしょうらん)」という書があることを知りました。
 弥次さん喜多さんのような観光客に、京の洛外を巡る1日観光コースを17回で紹介しています。江戸時代版の観光ガイドブックです。
 昨夜のKBS京都のテレビ番組で、その1日目を巡っていました。
『三条小橋大橋をこえ なはての町を下り建仁寺六波羅清水へ出いでそれより粟田口までの道をしるす。今日は見物所多しこまかにみるべし』(「
京城勝覧」の原文引用は『 』でくくります)
 夏の間、どこにも出かけないで巣ごもりしているうちにすっかりなまってしまった体です。なんとかしようと、できるだけ「密」を避けて歩こうと思います。

続きを読む 京城勝覧を巡る 初一日 東山から大将軍へ

自分でつくる 太麺で醤油バジリコ

 太さ2.2mm、茹で時間16分という太い「スパゲッティ」です。
 現役時代の東京出張の折によく食べた大手町ビル地下街にある「リトル小岩井」の「醤油バジリコ」を思いだしながらつくりました。
 バジリコ(バジル)といいながら大葉が入っていましたが、なかったのでベランダーのバジルを飾りました。粉チーズに隠れています。
 味付けは、鎌田のだし醤油です。これでイタリアンではなく、ニッポンの「ロメスパ(路面スパゲッティ)」の味です。 

 茹で時間16分は、さすがに長いです。
 いったんざるに揚げて湯を切ってからフライパンで炒めました。

 ピーマンがちょっと多すぎましたが、半分だけ残すのも中途半端でした。

 FB友だちのYさんがいつも紹介されている太麺です。スーパーなどでは見かけたことがありません。思いついてネット通販で調べると、ありました。
 さっそく届けてくれたのは、なんとヨドバシカメラです。そういえば大阪・梅田のヨドバシ梅田がオープンしたときは、地下に鮮魚や野菜も並ぶ食料品売り場がありました。カメラや電化製品ばかりでなく幅広い品ぞろえですね。ごていねいに「保証書」までついています。

AURATONE その5 セッティング完了

 雑然と積み上げていたAURATONEやテレビの周りを整理しました。
 2つ並べたデスクの左端です。奥行き25センチのボードを渡して棚にしています。その上にテレビの高さを調節するコの字型の台と、奥行きがあるアンプの台座をつくりました。

 車で5分ほどのホームセンター、コーナンまで走って、長さ90センチのボードを購入。4つに切断してもらいました。
 コーナンのアプリをスマホにインストールしていると、10カットまで無料サービスです。 

 直角クランプで固定して電動ドリルで穴を開け、木ネジで固定しました。

 入力セレクターとトーンコントロールは必要と、ヤフオクで落札したプリアンプです。4000円ほどでした。
 ビクターの25年ほど前の製品です。当時、流行したA級動作で、なかなかいい音をしています。
 トーンコントロールで低音と高音を少しもち上げると、AURATONEが生き返ったように表情に富んだ音を出してくれます。小編成のジャッズが素晴らしいです。

 3つのメディアがアンプにつながれています。
 テレビ音声が出力されます。このテレビにはAMAZONのfireTVをつなげていています。NETFLIXを見たり、Amazon musicを聴くことができます。
 小さな箱の上は、RasuberryPiという小型コンピュータが入っていて、VOLUMIOというミュージック・プレーヤーソフトで動いています。Classic FM(英国) やVenice Classic Radio(イタリア)といった世界各国のネットラジオを聴くことができます。NHK-FMも聴けます。
 下段は、USB-DACで、パソコンにつながっていてデジタル音声をアナログ変換しています。

 机の上をきれいにして撮影したわたしの部屋です。
 右側のスピーカー台だけが仮置きといった風情です。

AURATONE 番外編 「ヘンテナ」の改良

 AURATONEの番外編です。テレビ音声がAURATONEのスピーカーから出るようにしました。
 古いテレビをわたしの部屋に置いてます。ただしこの部屋にはアンテナが引き込まれていません。それでもテレビはきれいに写っています。アンテナは、窓越しにぶら下がっているこの銅線です。「ヘンテナ」といいます。考案されたかたが、「ヘンなアンテナ」と命名されたようです。
 横道にそれて改良版を試していると、「菅首相、総裁選不出馬」の衝撃のニュースが飛び込んできました。 

 材料は長さ50センチほどの銅線2本と、片側にアンテナ・コネクタがついたケーブルだけです。
 銅線は、VAケーブルという家庭用100V電源の給電ケーブルの被膜をはいで使いました。

 設計図です。
 これまでに作った2つは、電波の弱い関西テレビ(KTV)だけ受信できませんでした。3号機はKTVの波長に合わせました。
 計算から縦横が300×100mmとなりました。
 波長の単位は「λ(ラムダ)」です。新型コロナウイルスの南米ペルー由来の「ラムダ株」のラムダで、ギリシャ文字の11番目です。すでに12番目の「ミュー株」まで出現しています。

 規定の大きさになるように銅線を曲げて、ハンダ付けして固定しました。

 ヘンテナの1号機と2号機です。
 1号機は、今回のよりひと回り小さいです。2号機は、薄いプラボードにアルミ箔を張っています。どちらもKTVだけ写らない、もしくは不安定でした。
 わたしの部屋は、マンションの4階で、窓は北東を向いています。テレビ各局のアンテナは、真南の生駒山上に建っています。条件は良いとは思えませんが、これで各局がきれいに写ります。KTVもばっちりです。

AURATONE その4 サランネットで厚化粧

 ヤフオクでゲットした AURATONE(オーラトーン)5C Super Sound Cube は、突板を張る化粧直しで見違えるようになりました。
 パソコンを通してネットのAmazon Music で古い日本のヒット曲を流しています。竹内まりや、井上陽水、財津和夫・・・。クラシック、なかでもシンフォニーなどの大編成はまるでダメでですが、ボーカルは生々しいです。

 スピーカーが丸見えなのも悪くはないですが、サランネットをかぶせて厚化粧することにしました。
 近くのダイソーに行き、厚さ5ミリのカラーボード(ポリスチレン製)を買ってきました。
 サランネットの布は、アマゾンで購入済でした。

 軟らかいボードなのでカッターナイフで簡単に切れます。
 丸い穴は、サークルカッターの出番です。
 合板で作ろうかと考えていましたが、工作の楽さではスチレンボードにして正解でした。
 

 両面テープでサランネットの布を固定しました。
 四隅はホッチキスで留めました。

 取り外しておいたAURATONEのロゴ・プレートを張って完成です。
 やはりこちらの方が落ち着きます。

自分でつくる 貧乏人のパスタ

 イタリアではポピュラーな「スパゲッティ・ポヴェレッロ」は、日本語にすると「貧乏人のパスタ」となるようです。
 目玉焼きにしているとはいえ、黄身がトロリとしているところは、まるで玉子かけご飯のパスタ版ですね。
 TKG大好き人間には、たまらないお味です。

 最後に黒コショウを振るのを忘れてました。それでも気づかないままに、ペロリといただきました。

 ニンニクの香りを移したオリーブオイルの上で目玉焼きをつくりました。ひとつはトッピング用に取り置き、もうひとつは裏返してよく焼き、フライパンの上でこまかくしました。パスタの茹で汁をかければソースの完成です。

 刻んだのはニンニクと、ベランダから摘まんできたイタリアンパセリです。
 パルミジャーノ・レジャーノを仕上げ段階でたっぷりと混ぜ込んでいます。
 たまご2個とチーズ。どこが貧乏人なのか、ちょっと疑問です。

AURATONE その3 塗装で完成

 ヤフオクで落札したモニター・スピーカー、AURATONE(オーラトーン)5C Super Sound Cubeは、突板を張った上から塗装仕上げしました。
 塗ったのは亜麻仁油を主成分としたワトコオイルです。しみ込ませたという方が正確でしょうか。
 刷毛で塗ったら、すぐにぼろ布で拭きとります。これで刷毛ムラはできません。ペンキやラッカーと比べると、ずっと簡単です。

 エボニーという比較的濃い色を塗るつもりでした。ところがフタが完全に閉まっていなかったようで、乾燥して固まってました。
 小さい缶入りはミディアムウォルナットという薄い色です。こちらを使いました。
 10分ほどの簡単な作業でした。

 ひと晩、乾かしたあと、オイルフィニッシュしました。
 使ったのは独リボス社のビボスオイルです。オーク製のダイニングテーブルの艶を維持するために、時々塗ってます。

 こちらの作業も5分ほどで終わりました。

 自室のテレビの脇にセットしました。落ち着いたいい色になりました。
 こうなるとテレビの音声も、このスピーカーから出したくなります。オーディオの配線をして、切り替えて使えるようにしましょう。

AURATONE その2 突板で化粧直し

 ヤフオクで落札したモニター・スピーカー、AURATONE(オーラトーン)5C Super Sound Cubeは、木目をプリントしたビニールシートで覆われています。この安っぽいシートをはがして銘木の突板に張り替えるのは、当初からの計画でした。
 塗装はまだですが、ずいぶんときれいになったと自己満足です。 

 ビニールシートは簡単にはがすことができました。
 シートの下は、予想通りにMDF(中質繊維板)の箱でした。

 突板は、ホンモノの木を、薄く裂いてシート状にしたものです。
 300Bアンプのサイドパネルをつくるときにネット購入したのが、たくさん残っていました。
 材質は、オークだったかローズウッドだったか忘れてしまいました。

 厚さは0.5mmほどで、カッターナイフで簡単に切ることができます。

 木工ボンドで接着します。

 ボンドを一面に塗り、シートを重ねます。
 アイロンの高熱でボンドの硬化を早めます。
 スピーカーが収まる穴の部分は、カッターナイフで開けます。

 側面は、少し大きめのシートを張り、乾いたところでははみ出した部分をカッターナイフで切り捨てます。
 縁の部分も全部、張りました。

 
 朝から、サンドペーパーで磨きました。汗がプルプルとしたたる作業でした。
 ほぼ思うように仕上がりました。

自分でつくる 赤黄緑、パプリカのパスタ

 赤黄緑と信号のような3色のパプリカでペペロンチーノにしました。
 タマネギも入れたので、甘みも広がります。つくり慣れた安定の味です。

 京都・伏見のじねんと市場で買っていたかわいいパプリカです。緑も欠かせないので、ピーマンを追加しました。

 久しぶりに良い天気です。エアコンを効かせた部屋でいただきました。