京都コンサートホール 反田恭平&JNO 2024 Summer Tour

 京都コンサートホールで反田恭平率いる「Japan National Orchestra 2024 Summer Tour」を聴きました。連日のコンサートでした。
 前から9列目という絶好のポジションです。反田くんがベートーベンのコリオラン序曲と交響曲第2番を振りました。JNOも遂にフル編成のシンフォニーを響かせるまでに進化しました。
 ピアノ協奏曲第5番「皇帝」は、反田くんの弾き振りです。堂々のエンペラーでした。ホールのピアノがあまり響かず、フォルテがバシャバシャと聴こえるのは残念でした。このホールのピアノはなんとかしてほしいですが、そんなことは苦にもしない反田くんの音色に引きずり込まれました。

 アンコールは、2つのホルンと弦楽器のための六重奏曲でした。かわいさにいつも目がいってしまうホルンの鈴木優ちゃんです。小さな体から流れ出す柔らかいメロディーにほれ込みました。

 チケットは完売でした。
 京都コンサートホールは、わたしが育った家から歩いて10分ほどの地元です。ホールの響きも、ピアノの音色もイマイチなのが元京都府民としては残念でなりません。

 演奏終了後、サイン会が行われました。長い行列ができました。

 反田くんは、ひとりひとりと愛想よく話しながらサインに応じていました。

 奥さまも反田くんにウイーンのカフェで出会ったことを話したそうです。

 コンサートマスター(ヴァイオリン)の岡本誠司さんのサインもいただきました。

 CDに記念の2つのサインが並びました。

 開演前にホールの前を歩いていると、目の前に紙コップを手にした反田くんがいました。仲間が弁当を食べていました。

 半パン姿でリラックス・ムードが漂っていました。

いずみホール 大阪バッハのヘンデル「メサイア」と軽く一杯

 大阪・住友生命いずみホールで大阪バッハ合唱団のヘンデル「オラトリオ メサイア」を聴きました。
 外の暑さに負けじと、こちらも熱気あふれる演奏でした。ソロの3人が、三者三様にこれまたすごいエネルギーを放出しました。指揮兼テノールの畑儀文さんも、バッハのエバンゲリストでは出さないテノールを披露してくれました。
 奥さまも歌っていた合唱も、早いテンポに心地よく乗っていました。
 途中のハレルヤ・コーラスが終わると、思わず拍手が沸き上がりました。異例のアンコールで再びハレルヤが会場の大合唱(わたしは歌えません)ととも響き渡りました。

 たまたま出会った奥さまのお友だちと帰りました。JR大阪駅直結のKITTE大阪に行くというので、ご一緒して地下のイタリアンバル「コロッセオ バル」で乾いたノドを潤しました。

 よく冷えたシャルドネにほっとしました。

 小エビのグラタンもおいしかったです。

 KITTE大阪は相変わらず大混雑でした。

 コロッセオ バル
 06-6690-8338
 大阪市北区梅田3-2-2 KITTE大阪 B1F

山と飲み会 観音山からごろごろ岳 そして「どんがめ」へ

 9月になっても、まだまだ暑い1日でした。
 山と飲み会の仲間と、六甲山東部の観音山からごろごろ岳、ガベノ城と歩きました。
 下山路は岩ゴロゴロの想像以上の悪路でした。追い打ちをかけるような舗装路の照り返しに降参しました。
 西宮北口の昼からオープンの居酒屋「どんがめ」に逃げ込んで、ほっとひと息つきました。

 麓の鷲林寺からまっすぐパノラマコースを登りました。

 ごろごろ岳で三角点タッチです。
 昔は標高が565.6mでした。だから「ごろごろ」でしたが、現在は30cm低くなってます。

 乾ききったノドに、最高にしみわたる生です。

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京都タワー 鳥せい京都タワーサンド店へ大回り

 JR京都駅前にそびえる京都タワーには「ニデック京都タワー」と冠がつき、地下1階のFOOD HALLはすっかりリニューアルされています。その一角にある鳥せい京都タワーサンド店だけは、昔からのままでした。
 ひと回りして落ち着いたのは、こちらの「やきとり御膳」(980円)という無難な選択でした。
 焼き鳥4串にサラダやご飯、みそ汁などのセットです。やはりうまい焼き鳥です。
 もちろん生中もたまりません。
 JRの「大回り乗車」で大阪、奈良を経由して京都へ行ったのですが、そのくだりは後半です。

 うまいアテには飲み足らず「神聖」の蔵出し原酒を追加です。
 伏見にある本店は、神聖の山本酒造の蔵が店舗になってます。そこで飲むのと同じ神聖です。きりりと冷えている旨味がたまりません。

 9月4日は「くし」にひっかけて、焼き鳥が格安になってました。

 かわときもを追加しました。

 京都タワーサンド店
 075-353-6339
 京都市下京区東塩小路町721-1 ニデック京都タワービルB1F

 鳥せい以外にも、インバウンドを狙ったような店がたくさんできていました。

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大阪・島本 「Cache cache coucou」の本日の日替わりBランチ

 久しぶりにわが町・島本のふれあいセンターへ行きました。昼飯は、併設のレストラン「Cache cache coucou」の「本日の日替わりBランチ」(990円)をいただきました。
 ドライカレーのオムライスです。お好み焼きのように網目状にケチャップソースをまとっています。
 これはお子さまでなくても安心して食べられるお味です。いや、ちょっとカレー味がスパイシーですかね。

 コーヒー(プラス300円)も頼んで、ゆっくりとくつろぎました。

 12時前に入ったときは、まだガラガラでした。
 そのうち、団体のおばさま連がやってきて、急ににぎやかになりました。

 かつて、このセンターの英会話教室に通ってきたころに、何度かやってきています。

 Cache cache coucou (カシュ カシュ ククー)
 075-754-7180
 大阪府三島郡島本町桜井3-4-1 島本町ふれあいセンター 1F

 こんなYouTubeチャンネルを作っていました。メニューの価格は変わってますが、わたしが撮影、編集したのはこの店です。
 Cache cache coucouはフランス語で「いない いない ば~!」という意味だという説明もあります。

自分でつくる 「貧乏人のパスタ」

 本場のイタリア語では「ポヴェレッロ」というそうです。日本語に訳すと「貧乏人のパスタ」となります。
 卵、にんにく、チーズだけで手軽に作ることができます。でも卵を2個も使うなど、贅沢!
 トッピングした半熟卵を潰していただきます。これはイタリア版TKG(玉子かけご飯)ですね。間違いのないお味でした。

 フライパン1丁です。
 押しつぶしたにんにくの香りをオリーブオイルに移します。
 目玉焼きは2個。1個はトッピング用に取り置き、1個はよく焼いてグチャグチャにします。そこに茹でたパスタを混ぜれば完成です。

 忘れてました。ブラックペッパーの存在を。用意していたのに、ふりかけないまま食べて切ってしまいました。
 もっとおいしくなっていたのでしょうか。再挑戦が必要です。

水無瀬神宮 雨上がりの風鈴ライトアップ

 各地に風雨の被害をもたらした大きな台風も、幸いにもわが家の辺りではさして影響はありませんでした。いつになくきれいな夕空となりました。
 水無瀬神宮の夏の風物詩「招福の風」も、あすが最終日です。ライトアップを撮影してきました。
 予想通り、小さな水たまりに光きらめいていました。

 カメラの撮影モードを「イルミネーションをキラキラ撮る」にしてみました。光芒が四方に広がりました。

 「竹取物語」と名づけられた通路沿いのアートです。

 シャボン玉が噴きあがります。

 水無瀬神宮
 大阪府三島郡島本町広瀬3-10-24
 075-961-0078

自分でつくる 九条ねぎとお揚げの「そばぱすた」

 亀岡の山中にある「犬甘野風土館 季楽(きら)」で買った「そばぱすた」で独り、昼飯にしました。
 ソースは、九条ねぎを刻み、細切りで冷凍されていたお揚げとシラスで和風に仕上げました。
 ショートパスタ風なのか、長さ5センチほどのそばです。お味はまごうことなくそばでした。 

 タバスコに代わって生七味をトッピングしました。

 1袋150グラムありました。2人分にしてはちょっと少ない気もします。全部、茹でてしまいました。残らずペロリでした。
 添付のめんつゆも、濃縮ですが薄めずにそのまま使いました。

 九条ねぎは1本を刻みました。多すぎたかなと思いましたが、ごま油で炒めたらしんなりとしました。

 亀岡 「犬甘野風土館 季楽」の手打ざるそば

六甲山 森の音ミュージアムの音と花

 「ROKKO 森の音ミュージアム」は、高山植物園の隣にあります。初めて入りました(26日)。
 古い大きなオルゴールが並びます。展示室を見ていると、コンサートルームで「演奏家のいないコンサート」が始まりました。
 自動ピアノが、ショパンのエチュード「革命」を力強く演奏しました。ペダルまではうまく踏めていないようで、音がぼそりと途切れ途切れにはなりましたが、立派なものでした。
 鍵盤の中央上部に巻かれている紙(?)のプログラムを読み込んで演奏しています。人間と違って音を外すことはありません。

 オートマタ(機械人形)は、オルゴールにあわせて全身を使ってスケッチを描きました。指や腕は当然として、肩から上半身、組んでいる脚を動かし、もちろん顔の表情まで変化しました。思わず引きずりこまれました。

 ガーデンでカメラを向けたハナトラノオに笑われているみたいでした。

SIKIガーデン~音の散策道~には、いろんな花が咲いていました。

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六甲山 シェールミエールのチーズボロネーゼ

 飽きもせずにきょうもパスタとなりました。でもシチュエーションがちょっと違いました。
 週明けは台風接近の予報が外れて、まだまだ先に。からりと晴れ上がったので、どこか涼しいところへと、車で六甲山に登りました。
 穂高湖のほとりに生まれたばかりの絶景カフェ「シェールミエール」でランチしました。
 あまりセレクトの余地はなく、無難に「チーズボロネーゼ」(1628円)です。自慢の生パスタがもちもちでした。

 セットのコンソメスープ、アイスコーヒー(プラス150円)とともにいただきました。

 奥さまは「キッズカレー」です。量が少ないだけで、スパイシーなおとなのお味でした。

 三角屋根に青空が広がる気持ちのよい空間です。

 窓枠の額縁に収まっシェール槍です。標高643mの小さな鋭鋒です。
 大正初期に神戸居留地のドイツ人、H・シェールが好んで登ったことからそう名付けられたそうです。

 店内をのぞき込みました。

 はるかにそびえるシェール槍です。手前は穂高湖です。
 堰堤でせき止められた人工湖は、北アルプス・上高地の大正池に雰囲気が似ていることからの命名です。槍とセットです。

 こちらが湖畔のシェールミエールです。
 「シェール槍が見え~る」ということでしょう。

 シェール槍への登攀路を歩いてみました。

 ペットボトルの水すら準備していない無謀登山はすぐに中断しました。
 戻る途中の湖上では、子どもたちが水遊びを楽しんでいました。

 6年ほど前にここへやってきたことがあります。桟橋の「森のふ頭」や湖面に映る逆さ槍の光景は当時と変わっていませんでした。

 汗だらだらで登った 摩耶山