ポンポン山・竃ヶ谷 満開のイチリンソウとヤマブキソウ

 ジムに行くつもりでした。でも、こんなに天気が良いのだから室内のローラーの上で汗をかくより、山道を歩く方がよほど気持ちがよいです。ポンポン山の竃ヶ谷に進路変更しました。
 ピークを取りに行くより、花を撮りに行きます。
 一斉に花咲くスプリングエフェメラルは、すでに終盤。それでもイチリンソウ(一輪草)とヤマブキソウ(山吹草)が谷の斜面を白と黄色に染めていました。

 イチリンソウは純白のイメージです。中にはピンクを帯びた花弁のも混ざります。 

 ヤマブキソウも毎春のように撮りにやって来ています。

 連休の土曜日でしたが、出会ったハイカーはわずか。静かな谷は新緑で覆われていました。

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京都・宝ヶ池公園で食べる 「里の駅 大原」のおばんざい弁当

 懐かし場所です。京都・宝ヶ池公園です。
 小学4年生だったわたしが、クラスメートとこの円形階段に座っている記念写真がアルバムに残っています(画像は顔をモザイク処理)。小学校から歩いて半時間ほどのところでした。
 大原からの帰り道、ここのベンチで弁当を食べました。
 

 「里の駅 大原」で買ってきた弁当と、インスタントのみそ汁でした。 

 「おばんざい弁当」(702円)は、鶏肉のフライをメーンにおからや卵焼きが入っています。

 奥さまは、稲荷ずしと野菜巻きです。
 こんなシチュエーションで食べれば、文句なしにうまいです。

 里の駅には赤飯の弁当なども並んでいました。

 平日ですが、けっこうな車が並んでいました。
 一番奥は大原の里十名山のひとつ、焼杉山です。

 宝ヶ池の向こうには、変わらない姿の比叡山があります。

 昔と同じ場所に貸しボート屋がありました。
 小学生のとき、友だち2人とボートに乗って遊びました。後で親に知れて、「危ないことを」と叱られたことを覚えています。

 国立京都国際会館は、当時はありませんでした。

 ぐるりと池畔を一周しました。
 京都五山送り火の妙法の「法」が灯る松ヶ崎東山の裏斜面です。

 見晴らし台から見下ろすと、大きな鯉が集まってきました。

 新緑が清々しいです。

 戻ってきました。一周は1500mで、散歩に最適な距離でした。

 良い天気でした。ソフトクリームをかじりました。

京都・大原 古知谷・阿弥陀寺の百花繚乱

 京都・大原の古知谷にひっそりとたたずむ阿弥陀寺です。色とりどり、なかでも黄色いクリンソウ(九輪草)が咲くことで知られます。
 ちょっと早いかなと訪れると、あれやこれやと花々が一斉に開いていました。山野草図鑑をめくるようで、文字通り百花繚乱の美を競っていました。
 絶滅危惧種のクマガイソウ(熊谷草)も、いっぱいの花を開けていました。

 ヤマシャク(ヤマシャクヤク、山芍薬)も、ポッツと大きくて白い花を開けていました。ここで出会えるとは思っていませんでした。

 クリンソウは咲き始めたばかり。九輪の一輪目でした。

 新緑も清々しい阿弥陀寺です。喧騒の三千院辺りからちょっと離れただけなのに、出会ったのはたったの5人。静寂に包まれていました。

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自分でつくる セリとベーコンのペペロンチーノ

 パスタにしようと京丹波・和知の「道の駅 和」で買いながら、そのまま残っていたセリの出番でした。たっぷりと入れたペペロンチーノです。
 せり なずな、ごぼう・・・と続く春の七草の筆頭です。シャキシャキとした食感がたまりません。

 クールなお味のジンソーダとの相性もよかったです。

 赫、黄、緑と信号カラーが並びました。

伊勢 「朝熊をかけねば片参宮」と朝熊岳から虚空蔵さまへ

 「お伊勢のかへりに朝熊(あさま)をかけよ 朝熊をかけねば片参宮」と伊勢音頭にうたわれます。
 その朝熊岳に登りました。旅の2日目は、天候がイマイチでした。雨が降る前にとコースを短縮しました。
 頂上の虚空蔵さま(金剛證寺)の本堂前に丑(うし)の銅像が寝そべっていました。その頭上の大黒さまにさわると、「身体健康」などのご利益があるそうです。丑年生まれわたしも触れてきました。

 朝熊岳(555m)の山頂で記念のポーズです。

 山頂一帯でツツジが蕾を膨らませていました。すでに一部は開花を始めており、しばらくするとあたりがこの色のカーペットに覆われるのでしょう。

 富士山まで見えるーはずでしたが、あいにくの空模様でした。伊勢湾を見下ろししました。
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伊勢 手ごね茶屋の「手ごね定食」と内宮参拝

 旅の2日目は、伊勢神宮近くの朝熊山(あさまやま)に登りました。昼飯は内宮前のおはらい町でいただきました。
 てこねすしと伊勢うどんが自慢の手こね茶屋内宮店にしました。選んだのは「手こねすしと茶碗蒸し」(1280円)です。
 カツオ(鰹)のズケがご飯を覆っています。柑橘系のほのかな香りもして、一気にほおばりました。

 まずはビールで乾杯。今月末にはカミーノ巡礼路を歩かれる先輩(大学も)のおごりでした。

 お参りの前でしたがちょっと早めに入りました。出る時には行列でした。

 手こね茶屋 内宮店
 0596-27-1244
 伊勢市宇治今在家町47-22 宇治園 2F

 名物・赤福の本店です。長い行列ができてました。わたしも土産にしました。

 おはらい町はすごい観光客でした。

 内宮の宇治橋までやってきました。60年ほど前の小学校の修学旅行以来でした。

 五十鈴川で手を清めたことを覚えています。

 わたしも清らかな水に手を浸しました。

 内宮までやってきました。

 写真撮影はここまでということで記念の1枚です。

 朱印をいただきましたが、日付と印だけと限りなくシンプルでした。

三重・九鬼 原生林の頂山からオハイブルーの太平洋に

 熊野灘に面した九鬼まで旅しました。
 原生林の頂山(いただきやま)から大西洋に向けて下り、お目当てはオハイ(大配)の断崖絶壁からオハイブルーと称されるエメラルドグリーンの海を眺めることでした。
 わたしもへっぴり腰で崖の上に立ちました。

 いつもの山仲間7人で歩きました。「頂山山頂」です。

 大西洋に向かってジャ~ンプ!!

 内海の向こうには熊野の山々が連なっていました。

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三重・尾鷲 鬼瓦の「鬼瓦定食」に大満足

 世の中はGWです。毎日が日曜日のおジイさまも誘ってもらって山の仲間と三重の山と海を楽しみました。1泊した夕食は、尾鷲駅前のお食事処「鬼瓦」の2階大広間に陣取りました。
 なにはわともあれ、カンパ~イ!! よく晴れた山で汗をかいてきました。生がうまいシチュエーションは整っていました。

 「当店イチオシ」という、夜にも頼める「鬼瓦定食」(1980円)です。お造りの4種盛りがメーンです。
 タイにカツオとムツ(?)、それにヅケです。どれも獲れたてのピチピチが感じられる絶品です。

 付け出しは醤油味のスパゲティでした。こんなので大丈夫なのかと、ちょっと先の不安がくすぶるで出だしでした。それが見事に覆りました。

 メーンの造りの他に、焼き魚、煮魚、エビフライ、から揚げから1品を選べます。
 わたしは「煮魚って何ですか?」と、愛想はよいけれどちょっと頼りなげなアルバイト風の兄ちゃん聴きました。二転三転して「さっぱです」。「それ何?」、「さっぱは・・・」。ネットで調べると「ままかり」と出ました。
 運ばれてきたのは、予想以上に大きなニシン科の一匹が濃い味に煮られてました。さっぱり! とおいしかったです。

 付け出しに魚のフライもついていました。

 2杯目は焼酎の水割りでした。
 店が立て込んで大忙し。かわいいお嬢ちゃんが助っ人に入ってました。まだ小学5年とのことですがしっかりとしていて、将来の女将さん候補に推薦いたします。

 大将からサービスで、アラ煮も出てきました。大好物です。骨についた身をしゃぶりました。
 一品に鯛しゃぶを頼んで仲間には、うどんもサービスで出ていました。

 鬼瓦
 0597-22-8055
 三重県尾鷲市野地町12-31

京丹波・道の駅 和 お弁当とスイーツ

 京丹波の「わち山野草の森」にイワカガミなどの山野草を見に行きました。その前にすぐ近くの「道の駅 和(なごみ)」に寄りました。昼飯の調達でした。
 炊き込みご飯、稲荷ずしなどをテイクアウトして、山野草の森の日陰のテーブルでいただきました。
 採れたてのワラビや丹波産の大シメジが炊き込まれていました。即席のみそ汁でほっこりとしました。 

 出汁巻き玉子は京風の薄味でおいしかったです。

 和知にある北大路廬山人とも縁がある料理店のものでした。

 弁当類は、昔と比べるとちょっと減ったような気がします。

 ワラビ、ゼンマイにコゴミにと、採れたての数々に目移りします。

 いつものことながらいっぱい買い込んでしまいました。

 わたしが欲しかったのはこちら。出回る時期が限られている花山椒です。でも2000円という値札に躊躇しました。

 山野草の森を散歩してもう一度、戻ってきました。奥さまが召し上がった「苺の生シュークリーム」です。

 ひと口、いただきましたが、イチゴがフレッシュでした。

 窓の向こうには由良川が流れています。

 鯉のぼりが由良川を横断して泳いでました。

 手前の方がちょっと違うとよく見ると、鮎のようでした。
 そういえば、近くに鮎ガーデンがオープン間近でした。

 京都縦貫道ができて、国道27号の通行量は減ったはずです。辺りのドライブインはおおかたが閉鎖しましたが、ここだけはいつも大繁盛です。

 道の駅 和
 京都府船井郡京丹波町坂原上モジリ11

京丹波・わち山野草の森 オオイワカガミとキエビネに癒される

 京丹波町の和知までドライブしました。お目当ては「わち山野草の森」でした。
 「満開は過ぎましたが、まだ咲いていますよ」と入場料、350円を支払った窓口嬢。イワカガミ、いや正確にはオオイワカガミがいっぱい咲いていました。
 山道では何度か見たことがありますが、これほどに密集して咲いているの初めてでした。

 黄色いからキエビネ(黄海老根)です。凛とした花の美しさから人気の高い野生ランです。

 森の最高地点の天蓋山(173.9m)には、大きな松の木にブランコがぶらさがっていました。しばし、ユラリ、ユラ~リ。ブランコっていつ以来でしょうか。

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