ICOCA大回りの旅 敦賀まで雪を見に行く

 JR大回りの旅に出ました。琵琶湖を一周する(厳密には一周したらダメ)ルートなら何度か巡ったことがあります。それが、ICOCAエリアの拡大に伴って、上の写真の近江塩津から敦賀までを往復できる特例が適用されることがわかりました。
 北陸新幹線の延伸を2024年春に控えた敦賀は、在来線の向こうに背の高い高架ができ上がってました。
 島本をスタートして京都から特急サンダーバードに乗車。湖西線を敦賀までひと駅でした。帰りは琵琶湖を時計回りに近江塩津から米原経由で大津まで乗車しました。支払った乗車運賃は、島本-大津間の510円ぽっきりでした。これが正規運賃でした。 

 行きの湖西は小雪の中でした。湖東を走った午後になると晴れ上がり、白い伊吹山が堂々としていました。

 大津で下車しました。駅ビルにあったちゃんぽん亭で「海鮮ちゃんぽん」(970円)をいただきました。ちょっと遅い昼食でした。
 昔なら、あちこちの駅のホームで駅弁を買うことができました。駅そばもありました。多くが姿を消してしまいました。さみしい、そして不便なことです。 

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雨乞い岩から太閤道 アマ無線の移動地を探す

 よく晴れた暖かな一日でした。わが家の裏山と勝手に言っている太閤道を歩きました。
 アマ無線のハンディー・トランシーバーの運用地を探すのが目的でした。
 もう一つはパスタです。ケチャップで味付けして、アウトドアで食べればいつでも満点です。

 羽柴秀吉が、本能寺の変を知って水攻め中の備中高松城から「中国大返し」で京に戻るために通った道とされています。明智光秀と対峙した天王山はもうすぐです。
 そんな太閤道のいくつかある見晴らし台のうち、島本町内にある見晴らし台を第一候補にしていました。ところが、三川合流を眼下に東南方向には開けていますが、西側は山陰になっていました。びわ湖岸の綿向山から運用している局はよく聞こえましたが、全般的にはイマイチでした。
 丸太のイスやテーブルもあるので、ここでパスタをつくりました。

 最初にトランシーバーの電源を入れたのは、雨乞い岩です。関西電力の鉄塔の下で、東から南、西へと開けています。太閤道から外れているので、歩いているハイカーもほとんどいません。
 あちこちの局が入感しました。生駒山山頂、交野・旗振山、貝塚のなんとかいう山、六甲・・・。あちこちの山に登って電波を発射している局が聞こえました。絶好地でした。
 わたしがJA3UWSを復活させたときには、、「太閤道・雨乞い岩から移動運用しています」とここに来てコールしようと決めました。

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「JA3UWS 復活プロジェクト」が始動

 2022年とともに、わたしの「JA3UWS 復活プロジェクト」が始動しました。
 JA3UWSとは、わたしが半世紀も昔の高校ー大学時代に取得したアマチュア無線局(ハム)のコールサインです。同じコールサインを再取得して、アマ無線にアナログ回帰しようという試みです。
 その第一歩として、144/440MHz帯用のトランシーバー(送受信機)を購入しました。手のひらに収まる小さな機体です。八重洲無線という、当時は高嶺(値)の花だったメーカー製ですが、諭吉さん2人でお釣りがきました。

 当時のQSLカード(交信相手局と交わす名刺のようなもの)も出てきました。左は、わたしが所属したJA3YBQ(京都府立洛北高校アマチュア無線クラブ)が、JA3UWSとの交信記録として発行したものです。

 アマ無線局を開局するには、2つの免許が必要です。運転免許証と車検証のようなものです。自動車がトランシーバーです。
 無線従事者免許証は、当時の電話級、電信級の2つをもっています。期限はなく、終身有効です。免許制度が変わり、現在はそれぞれが4級、3級相当となっています。
 もう一つの局免許は、これから申請の準備にかかります。

 CQ誌というアマ無線の愛読雑誌です。半世紀ぶりに購入しました。特集は「カムバックの勧め」でした。

 ポンポン山の頂上では、寒風の下、アマ無線を楽しんでいるハイカーがいました。わたしも同じことがしたくなりました。
 集合住宅(マンション)住まいの身には、アマ無線のアンテナを立てるのが困難という大障害があります。山の上は、好立地です。

 その日を待ちわびるように、アンテナの製作にとりかかりました。
 6エレメント八木アンテナです。ネットを検索すれば、製作記事はすぐに見つかります。
 日参している近くのコーナンに行き、材料のアルミや真鍮のパイプなんかを買ってきました。

 パイプを既定の長さに切断しました。

 電設用のモールに、計算された間隔でエレメント(パイプ)を固定しました。

 写真撮影用の3脚に固定しました。ケーブルがないので、まだ使用できません。
 春には、暖かなポンポン山の頂上で半世紀ぶりの交信を楽しみたいと思っています。

ことしの食べ初めです。

 あけましておめでとうございます。ことしも「『どたぐつ』をはいて・・・」をよろしくお願いします。

 ことしのローストビーフも大成功でした。

 こちらが初仕事です。

 わが家の雑煮は京風で、丸餅、白味噌仕立てです。

 夫婦と、新型コロナもちょっと落ち着いていたので横浜から帰省した息子夫婦、孫娘の5人でいただきました。おいしくいただけたことを感謝します。

迎春準備は着々と

 お正月を迎える準備は、着々と進んでいます。恒例のローストビーフもできあがりました。

 牛肉は、JR京都駅前のヨドバシ地下にオープンしたスーパー「ロピア」で買いました。ものすごい人出でした。アナウンサーのカトパン(加藤綾子)の夫が経営するチェーン店です。
 700グラムほどありますが、ほどほどの価格でした。

 低温調理は、慣れたものです。
 120度のオーブンで重量が93%に減るまで焼くだけです。塩コショウして、フライパンで6面を20秒づつ焼きます。アルミフォイルに包み、粗熱がとれたら冷蔵庫に保存します。
 元日の朝に切るのが楽しみです。

 包丁を4本、研ぎました。

 素人の研ぎです。サビも残っていますが、この程度で上出来とします。

 さっそくネギで試し切りしました。スパーッと切れて、気持ちがよいです。

 先日、宇治の興聖寺に墓参りにも行きました。シカに食べられてしまうのを承知で、花を生けました。

 興聖寺では1月10日に、新年大般若祈祷法要として「秋葉講」が催されます。その幟が境内を埋めています。

 生前の母親が奉納した幟は、ことしは鐘楼の近くではためいていました。

 【追加画像】

 お節のため、金時ニンジンやレンコンの飾り切りもしました。

Merry Christmas present from GG 2021

 孫娘へのクリスマスプレゼントです。「ビー玉コースター」と名付けました。
 てっぺんからビー玉を放つと、3つのコースに分かれて転がり落ちます。途中にいくつかのイベントを設けました。

 頂上のミッキーマウスは、2年前の「ミッキーマウスの滑り台」の流用です。

 【スパイラル】
 ペットボトルの首の部分を下向けにつけています。勢いよく転がり込んできたビー玉は、スパイラルに回って落下します。

 【メリーゴーラウンド】
 ビー玉が通過するたびに、メリーゴーラウンドが回ります。百均で買ってきたシールを張っています。
 向こうで「チン!」とベルが鳴っています。

 【ダブル・オープンループ】
 360度ターンを2度繰り返して、ビー玉は転がり降ります。

 【垂直ヘアピンカーブ】
 上下方向のヘアピンカーブで、方向転換します。

 MDFという柔らかい集成木材に2つの穴を開け、針金3本がガードレールになっています。

 【連続ポイント】
 3つのコースにビー玉の進路を振り分ける2連続ポイントです。シーソーのようにギッコン、バッタンします。

 【高速軌道】
 鉄道模型のNゲージの線路の残りを敷いています。なめらかに滑り降りる新幹線区間です。
 向こうにぶら下がっている筆の穂先はブレーキです。これがないと、スピードがつきすぎて脱線します。

 近くの百均でコルク板と割りばし、角材なんかを買ってきました。ここからスタートしました。1週間ほど前のことです。

 柱を立て、レールをつくり、突貫工事は続きました。
 グルーガンという右端のピストルの格好をした緑色の接着剤が大活躍でした。仕上がりはあまりきれいではありませんが、短時間で接着できるので重宝しました。
 あれこれと材料を買い足すため、近くのダイソーやコーナンに日参しました。

 ゴールしたビー玉をスタートまで戻すシースルー・エレベーターも設置しました。糸を引っ張れば、荷台は上がります。ところが、ビー玉の上げ下ろしがうまく作動しません。諦めて「故障中」ということにしておきます。

 お正月には2年ぶりに横浜に住む孫娘も帰省する予定です。同い年のもう一人の孫娘とともに、喜んで遊んでくれるのを楽しみにしています。

京都・御池 Cafe Barracaの本日のパンプレート

 京都まで年末恒例の買い物に出かけました。昼飯は、御池御幸町を上ったところにあるスペイン料理の「Cafe Barraca(バラッカ)」にしました。
 「本日のパンプレート」(1000円)は、丹後チキンローストがメーンでした。塩がしっかりと効き、皮はカリッと揚がっていました。濃厚味のソースには、豚肉、金時ニンジン、ゴボウ、パプリカ、タマネギなどが煮込まれていました。

 カブのポタージュスープです。あたり前ながらカブの味がします。
 自家製のパンは、イーストを使っておらず、もっちりとして甘みがあります。

 追加注文した「ピメントス・デ・京都」です。
 ピメントス・デ・パドロンは、スペインのパドロン地方で栽培されているトウガラシをオリーブオイルで炒めて塩をふった料理です。巡礼を終えたサンティアゴ・デ・コンポステーラで食べておいしかったです。残念ながら甘長トウガラシを使っているので京都です。
 飲み物はサングリアです。さっぱりとしています。

 水は、鷹峯の奥の杉坂で汲んできたものだそうです。

 予約していたので2階の静かな席を用意してくれました。

 階段には大きなパエリア鍋がぶら下がっています。

 わたしたちは、2年前にもやってきたことがある「ラ マーサ」で食事したつもりでした。ところが外に出て改めて看板をみると1階はカフェ、2階はレストランと違った店になっていました。それを知らなかったので、注文のときにちょっとした違和感を感じました。でも、店は愛想よく対応してくれました。

 カフェ バラッカ
 075-256-8731
 京都市中京区柳八幡町78

 京都五花街のひとつ、宮川町近くにある老舗味噌店、山利商店の京白味噌です。わが家では、これで正月の雑煮をつくります。
 5つも買ったので総重量2.5キロです。ザックに入れてもズシリと重かったです。

 錦市場の「麩嘉」に並んでいます。

 錦市場にもかなりの人出が戻っていました。
 京都府でもきょう、オミクロン株の市中感染が確認されました。新しい波がジワリジワリと近づいてくるようで、不気味です。

高槻 のらや高槻店のカレーうどんと「きのう何食べた?」

 高槻アレックスシネマで劇場版「きのう何食べた?」を観ました。登場するカレーうどんがおいしそうでした。
 さて遅くなっての昼飯。ロケされていた京都の「日の出うどん」はさすがに遠すぎます。車のAndroidAutoにつながるGoogleに「カレーうどん」と呼びかけて、一番近かった「のらや高槻店」に向かいました。
 頼んだのはもちろん「カレーうどん」(880円)です。「ごはん」(120円)も忘れませんでした。
 こってりとしたカレーが、太いうどんにまとわりつきます。ズルズルと食べていると、体が温かくなりました。

 「手打草部うどん」と称するうどん屋です。堺が発祥のチェーン店です。大阪・難波の店では会社勤務時代に食べたことがありますが、高槻店は初めてでした。

 「のら猫」と「野良小屋」かモチーフになっていています。

 小屋が個室になっているので、新型コロナのこんな時代にはぴったりです。

 大きな工場があった建物を流用しているようです。「安全第一」なんて文字が残っています。
 
 のらや高槻店
 高槻市庄所町9-3
 072-662-6588

 11月から公開されている映画ですので、きょうはもうガラガラ。わたしの他には、奥さまも入れて女性ばかりが7人だけでした。

 テレビのNetflixで見ていました。内野聖陽の演技が、この人、こんな人なのと思わせるくらいにメッチャはまっています。

【追加画像】
 映画でレシピが紹介されていた「リンゴのキャラメル煮」をさっそく作りました。

 リンゴを皮がついたまま切ります。
 砂糖120g(映画では150g)を鍋にかけてキャラメル(カルメラ)にします。
 リンゴにキャラメルをまぶし、煮込みます。
 リンゴから水分が出てしっとりとします。
 さらに煮詰めると良い色になりました。

 さっそく1つを摘まんでみました。甘さ控えめでよい加減です。

 粗熱をとってケースで保存しました。
 まるでわたしがやったように書いてますが、ほとんどは奥さまの作業です。わたしは横でカメラを構えただけです。

 今朝の朝食です。さっそく「リンゴのキャラメル煮トースト」にしてみました。
 映画では、アイスクリーム(ハーゲンダッツ)をのせてますが、わが家はヨーグルトで代用しました。それでも結構甘くて、旨いです。

わが家の Merry Christmas 2021

 メリークリスマスのスワッグ、2021バージョンが、リビングを飾りました。

 玄関ドアにもぶらさがっています。
 ドアはマンションの大規模修繕で、全戸がブルーの新しいものに替わりました。

 赤い実は、水無瀬川沿いの公園で見つけました。ちょっといただいてきました。

 奥さまと5歳の孫娘とのLINEでの会話です。
 「ただなんだね!!!」。ほんと、その通りです。

 こちらもいただきもののサンタクロースです。

鎌倉 江ノ電、鶴ケ丘八幡宮と「小天丼セット」

 孫娘らといっしょに鎌倉での1日を楽しみました。5日のことです。
 昼飯は、鶴ケ丘八幡宮の門前にある天丼、そばの店「静久」に入りました。参道からちょっと外れているだけで、すぐに座れました。
 頼んだのは「小天丼セット」(1100円)です。濃いタレをまとった天丼です。関西人にはそれだけで異様です。でもお味は色黒とは関係なく、おいしかったです。
 そばの出汁も黒いです。対してネギは白いです。いや、東西での食の違いはなかなかおもしろいものです。

 卵焼きには、砂糖が入っているのでしょう。甘いです。

 静久
 0467-25-0250
 鎌倉市雪ノ下1-12-13

 江の島の駐車場に車を預けて、江ノ電(江ノ島電鉄)に乗りました。

 電車は込んでいて、座ることさえできません。

 ここは「稲村ジェーン」の舞台ですね。

 単線のレールは、民家の軒すれすれに走っています。

 終点の鎌倉に着きました。

 鶴岡八幡宮への参道、小町通りです。ものすごい「密」です。こんな光景は久しぶりでした。

 孫娘は、神妙な表情で茅の輪を潜りました。

 まだ紅葉がきれいでした。

 1日フリー切符を買っており、帰りも江ノ電に乗りました。またも立ったままでした。

 午前中よりは減ったとはいえ、あちこちでサーファーが波と戯れていました。寒いのに、ご苦労なことです。

 鎌倉大仏も拝んできました。

 帰りの車の頭上を、湘南モノレールが通過しました。