ロストビーフを食べ尽くしました。わずか350グラムほどの肉塊でしたが、ほぼすべてがわたしの胃袋に消化されました。
炊き立てのご飯が見えないほどにビーフで覆いました。ネギと半熟卵をトッピング。出汁しょうゆにみりん、清酒、それにニンニクをひと煮立てしたタレをかけました。
柔らかなビーフが、口の中でとろけました。食べ応えのある三が日でした。
暮れに京都・錦で買ったソフト鰊と麹をいれて漬け込んだ聖護院大根の漬け物も、いい具合に漬け上がりました。七味と醤油を振りかけていただきました。
ポンポン山の中腹にある天狗杉の下で冬の陽を浴びながらいただきました。
メスティンでつくった簡単スパゲッティです。茹で上がったパスタに出来合いのミートソースを絡めただけです。
自分でつくるパスタは、ほとんどが手間のかからないオイル系です。ミートソースは珍しく、おまけにこんなシーンで食べれば間違いなくおいしいです。画像にはあまり写ってませんが、ミートもそれなりに入っていました。
タバスコも瓶ごと持って行ってきましたが、かけるまでもありませんでした。
「すいすいパスタ」という方法で、パスタを予め1時間ほどたっぷりの水に浸しておきました。
ジップロックにいれてきた120グラムのパスタを、同重量のコップ半分ほどの水で茹でます。数分で沸騰したころには、パスタが柔らかくなっています。あとは茹で汁が飛んでなくなるまでかき混ぜておればでき上がりです。
ミートソースの素をいれて、全体になじませました。
阪急・水無瀬駅前の「パオ」でパンも買ってきました。ちょっと多すぎました。
フランスパンに鴨肉がはさまっています。食べ応えがあります。
紅葉は終わった神峯山寺を横目に、本山寺の駐車場まで車でやって来ました。
本山寺の勧請掛が新しくなっています。
勧請掛は12月22日と記されています。実際には日曜日にでも行われたのでしょうか。
お正月を迎えるしめ縄にも似ていますが、掛け物の樒(しきみ)の束が12本あります。
「色即是空 空即是色」と般若心教が彫り込まれた『一回一誦』を回しました。駐車場代として浄財も入れておきました。
奥さまと歩きました。良い天気で、思ったほど寒くはありませんでした。
中腹の天狗杉までやってきました。鞍馬、愛宕、本山寺、箕面に飛翔する天狗の休息の地だそうです。
わたしたちもここで休憩、昼食にしました。
2本の大杉に結ばれたしめ縄も、新しくなってました。
おいしい燻製のチーズが食べたくなりました。
昔は、大きな木の箱をつくって、鶏のもも肉を燻製するのを年末の恒例にしていたこともあります。そこまで大げさにしなくても、チーズくらいなら百均で手に入れたグッズでつくることができました。
手間暇省いた簡易製にしては、本格的なお味です。ケースで買った最後のワインが空いてしまいました。
ちょっと燻煙の量が多かったかもしれません。ペラペラの6Pチーズだったこともあるでしょう。
朝から高槻のイオンモールにある百均のセリアに行って仕入れてきました。
直径18㎝のボールが2個と、落としブタ、燻製用チップです。合わせて440円です。
チーズは、ブロックのプロセスチーズを探しましたが、ありませんでした。6Pチーズでガマンしました。
チップが百均に並んでいるのが驚きです。キャンプのブームで、燻製を楽しむ人が増えているのでしょうか。
メスティンの調理道具の登板です。アルコールストーブを熱源にしました。
作業はべランダで行いました。
ボールにアルミホイルを敷き、チップを入れます。
落としブタにチーズを並べます、穴をふさがないよう、割りばしをはさみました。
もう一つのボールで蓋をしてアルコールストーブで熱すると、1分ほどで煙が出てきます。
それから3分ほどいぶし、フタを開けずにそのまま8分ほど放置すれば完成です。
粗熱をとった後、1個づつアルミホイルに包んで冷蔵庫に保存しました。
いい色になりました。300円ほどの6Pチーズが、まるで別物に変身しました。
できたては、燻煙の刺激臭が残っています。しばらく放置しておくと、落ち着いた味になります。
おじいさんは山へ柴刈りに出かけました。
そんな感じの裏山ともいうべき太閤道を若山まで登りました。
昼飯は、メスティンでナポリタン風のパスタをつくり、のんびりといただきました。「プシュ―」と恒例の儀式も行いました。
目の下には水無瀬のわがマンションや駐車場のマイカーまでが見えていました。
太閤道は、高槻市の磐手橋から島本町の若山神社まで5キロほどあります。
羽柴秀吉が本能寺の変を知って、水攻めの備中・高松城から「中国大返し」で戻ってきて、天下分け目の陣を山崎で張ったときに通った道といわれます。
何度も歩いてますが、きょうは初めてのルートから登りました。
見晴らし台からは、淀川の向こうに霞んだ大阪市内のビル群や、あべのハルカスも見えていました。
大根ステーキでスペイン産テンプラニーリョの赤を開けました。自分でつくりました。満足の一献です。
分厚い大根を電子レンジで10分ほど加熱、柔らかくして、ニンニクと塩コショウで下味をつけてオリーブオイルで焼きました。バターに醤油を垂らしたソースで照り焼きしてソースにしました。九条ネギのトッピングです。
付け合わせは、そのフライパンでチンゲン菜を炒めただけです。ネットで調べたレシピです。
これが大根かという出来栄えです。おでんも好きですが、別物の味です。
ちくわペペロンチーノです。こちらが本命のハズでした。
旨いですが、ちょっと焦がしてしまいました。1人で同時進行で2つの料理を作るのは、わたしには至難の業です。2皿に盛りつけ、バケットを切り、ワインのコルク栓を抜いていると、肝心のちくわが油をすって小さく縮んでしまいました。
とはいえチーズをふって、乾燥バジルを振りかけて、アテにはぴったりの一品となりました。
ちくわを刻み、スキレットでオリーブオイルでニンニク、タカノツメを炒めるパスタと同じいつものスタートです。でもオイルが多すぎたのが、最初の失敗のようです。
ちょっと目を離しているすきに、火力が強かったこともあって、あっという間に黒焦げになってました。
でも旨いことに変わりはありません。真っ黒になったのだけはよけて、パクつきました。
渋みはほどほどで、あっさりとしたワインです。スペインのサンティアゴ巡礼で毎夜のごとくハーフボトルを空けていたワインの味を思い出しました。
テンプラニーリョというブドウでつくられています。巡礼で通ったラ・リオハ州などで栽培されているスペインを代表するブドウ品種です。
このワインは、マドリード南東のラ・ローダという町の産でした。
ワインを箱買いしました。
ネット通販で格安ワイン12本のセットです。スペイン、イタリア、フランス産の赤ばかりです。こんな大人買いしたのは初めてです。しばらくは楽しめます。
朝の間は雲ひとつない青空でした。秋の鼻炎でズルズルとティッシュペーパが手放せませんでしたが、逆療法(?)とばかりに山歩きに出かけました。
京都西山の西山古道を柳谷観音から紅葉の名所の光明寺を目指しました。
昼ご飯は、メスティンで作りました。レシピを紹介していたNHK「にっぽん百名山」の尾瀬ではリゾットといってましたが、トマト味の洋風おじやといったところです。それでも熱々をおいしくパクつきました。
西山古道は、西山三山(善峯寺、楊谷寺=柳谷観音、光明寺)を結ぶ古くからの信仰の道です。2週間前に柳谷観音から西国札所の善峯寺まで歩いています。今回は麓の光明寺を目指しました。
向こうが柳谷観音です。紅葉が始まっていいるようです。「花手水」も新しい花に替わっていまるようですが、11月に入った紅葉シーズンは入山料が必要です。きょうは横をかすめただけで失礼しました。
ルートには激しい登りはなく、樹林の間を気持ちよく進みました。
光明寺は、紅葉の名所としてシーズンには観光客であふれかえります。まだちょっと早くて、境内はガラーンとしてましたが、見事に色づいている紅葉もありました。