2020年 わが家のお正月

 ことしもよろしくお願いします。
 喪中のわが家は、つつましやかに新たな年を迎えました。
 お節は遠慮しましたが、恒例のローストビーフは外せません。柔らかくて肉汁たっぷりの一品を堪能しました。

 包丁を入れる緊張の瞬間です。
 いい色に仕上がりました。

 雑煮もいただきました。京都・宮川町の山利商店の白味噌です。

 わが家の雑煮は、白味噌、丸餅です。

 重箱には入れませんでしたが、煮しめもあります。飾り切りはしてません。

 蒲鉾も白一色です。

 神社への初詣は遠慮して、父母の墓がある宇治・興聖寺に参りました。
 10日には、新年大般若祈祷法要として「秋葉講」が催されます。その幟が境内に並んでいます。

 母が奉納した幟は、探すまでもなく琴坂を見下ろす山門のすぐ前の目につくところではためいていました。

 寺務所には、大きな魚の木魚が下がっています。

 大きな釜に湯が煮えたぎっています。

 「京都人の密かな愉しみ」(NHK-BS)で、沢藤三八子(常盤貴子)が母と顔を会わせそうになって、この「おくどさん」の裏に隠れるシーンがありました。

晦日そばとローストビーフ

 今年も事無く過ごすことができました。
 年越しのそばをいただきました。

 大みそか恒例のローストビーフも作りました。
 低温調理で調べると、57度という湯せんでつくるレシピが幅を利かせています。でも、この方法だと、湯温を57度に保つ低温料理器具が必要です。
 これまでの慣れた120度レシピでつくります。

 覚えのために工程を振り返っておきます。
 近くの生協で切ってもらった和牛もも肉です。
 583㌘あります。目標は93%の542㌘です。オリーブオイルを塗ります。
 120度のオーブンで、まずは片側18分。
 ひっくり返して18分。まだ564㌘なので、さらに2分、2分、2分と繰り返すと544㌘になりました。ほぼ目標に達したので焼きは終了です。
 取り出して塩と黒コショウを振ります。
 フライパンですべての面をざっと焼きます。 

 アルミフォイルに包んで粗熱が取って冷蔵庫で保存します。年が明けてでき上がったローストビーフに包丁を入れるのが楽しみです。

 この1年も、食べ物や山行などの「どたぐつ」のブログをご愛読ありがとうございます。喪中のため、新年のご挨拶は控えさせていただきますが、皆さま、良きお年をお迎えください。

ちょっと一献 ブリしゃぶ独り鍋

 大きなブリの半身をいただきました。
 まずはブリしゃぶでいただくしかないでしょう。奥さまは不在なので、独り、鍋をつつきました。
 脂がのってます。トロリとしています。タレは塩ぽんずとゆず胡椒です。
 黒霧島のロックが進みます。

 見事な色をしている脂身(下半分)です。
 レシピによると、厚さ4ミリがいいそうです。なまった包丁ではなかなか薄くは切れません。

 野菜もいい出汁に浸かって、おいしいです。

 玄界灘産だそうです。こんなに大きな半身です。
 あとは漬け焼きにして、ブリ大根を煮て、味噌漬けにして…。堪能させていただきます。
 ありがとうございます。

自分でつくる 焼きそばのカルボナーラ風

 賞味期限が昨日だった焼きそばが1個、冷蔵庫にあります。さてどうして食べたものか?
 ネットでレシピ検索してたどり着いたのが、スキレットを使ったカルボナーラ風です。
 そばとハムを焼き、牛乳ととろけるチーズを加え、最後に生卵を割ったというだけの簡単バージョンです。
 グチャグチャとかき混ぜると、スキレットの余熱で卵が具合よくとろけます。

  それらしい味にはなりました。でもあたり前ながら麺に腰はなく、こんなことならパスタで作ればよかったという結果となりました。空腹は満たされましたから、よしとしましょう。

 麺をほぐすときに清酒を使うレシピを見て、それならと白ワインをふりかけましたが、効果は感じられませんでした。

自分でつくる スキレットで焼きうどん

 焼きそば、パッタイ、パスタで麺の3連チャンと書きましたが、もう1丁! うどんです。
 鍋焼きにしてもよかったのですが、何か変わった食べ方はないかとネットをうろついて見つけたレシピです。スキレットを使った焼きうどんです。
 豚肉を塩、コショウして焼き、解凍したうどんを放り込んで炒めます。だしの素で味付けしてネギを追加。香り付けにごま油を垂らして、たまごを割り入れ、ノリをトッピングしました。

 タマゴをグチャグチャにかき混ぜると、余熱で固まってうどんに絡みます。これは旨いです。

 汚れ物はスキレット1枚と、箸などほんのわずか。後片づけも手間いらずでした。

自分でつくる イカの一夜干しパスタ

 本日のお題は「イカの一夜干し」でした。冷蔵庫に残っていたのを、「もう食べないと」と外出する奥さま。わたしの限られたレパートリーからはパスタにすることくらいしか思い浮かびません。
 このブログ上では、焼きそば、パッタイ、パスタと麺の3連チャンです。
 パスタは、タリオリーニという平打ち麺を冷凍したのが残ってました。2分ほどチンして解凍しただけで、すぐに使えました。
 いつものペペロンチーノにイカと小松菜を入れただけです。もっちりとした濃厚味に仕上がりました。

 つくるのも簡単。食後の片づけも、鍋が一つ少ないだけで、ぐっと楽です。

自分でつくる 土産にもらったタイ料理「パッタイ」

 バンコクへ旅した知り合いから袋詰めの「パッタイ」をいただきました。「タイ炒め」という意味で、屋台や地元の食堂で提供されるライスヌードルを炒めた料理だそうです。
 さっそくつくってみました。予想とはちょっと違ってエスニックな香りはそれほど強くはなく、甘口のソース焼きそばに近い感じです。アルデンテに仕上がった米麺が、ツルリとおいしいです。ありがとうございます。
 バンコクには旅したことはありません。どの程度にオリジナルの味が再現されたかは不明です。タイはすぐにはムリですが、せめてはタイ料理店に食べに行きたくなりました。

 「即席パッタイ」とでもいうべき袋詰めです。

 2人分の乾燥米麺よ調味料がはいってます。30分ほど、水で戻しました。

 用意した具材です。豚肉を使いましたが、どうやらエビを入れるのがポピュラーだったようです。

 ニラ、モヤシ炒めでも作る要領で炒め、最後に調味料を入れ、スクランブルエッグを戻し入れました。

 ピーナッツを砕いて、トッピングしました。

自分でつくる 冷凍素材のパスタ

 「パスタを冷凍保存したら、手間いらずでおいしい」という話を聞きました。さっそく試してみました。
 タリオリーニという平打ち麺を使いました。麺のせいか、冷凍保存のせいかわからないところはありますが、これまでになくもっちりとしたパスタになりました。濃厚ソースがうまく絡んでいます。ツルリと喉を滑るのも好きですが、これはこれでいけます。

 太いパスタといっしょに、大阪・阪急梅田店で買ってました。

 あらかじめ、パスタを規定時間より1分ほど短く茹でて、ジップロックにいれて冷凍しておきました。使用前に1分弱ほど電子レンジで解凍しました。
 パスタをゆで上げた後、水で洗って、オリーブオイルでコーティングしておく方法などもあるようです。
 なるほど、パスタが茹で上がるまで待つ必要がなくて、便利です。

 具材のパプリカとズッキーニ、ジェノベーゼも冷凍されていたのを使いました。
 こちらは、ソースをつくるフライパンにそのまま放り込みました。

自分でつくる 太~いスパゲティ

 直径2.1mm、ゆで時間12~13分という太いスパゲティです。大阪・梅田の阪急でのイタリアン・フェアで買っていたのを思い出しました。
 ソースはあり合わせ。冷凍庫のトマトソースとベーコンを解凍して、下仁田ネギを刻みました。
 小麦粉の味がする、もっちりと食べ応えのある麺です。こんなのもいいです。

 マッシャレッリは検索すると、このパスタもブランドものとわかりました。でもアブルッツォ州は、イタリア中部のアドリア海側ですが、主要都市はどこも初めて聞いたところで、まるじ馴染みがありません。

 ゆで時間が長いので、のんびりとソースを作りました。

「おいしかった」と喜ばれた おもてなし

 「おいしかったです。また食べに来ますから、レストラン開いてください」と、お世辞にも言ってもらって大満足のおもてなしです。
 近くドイツに旅する奥さまの友だち2人に、わたしの知ったかぶりのドイツ案内をしました。手料理も食べてもらいました。
 タコとブロッコリーのアヒージョは、自慢の味になりました。油を火にかけただけの、もっとも簡単な料理です。
 スタートは、タイとサーモンのカルパッチョです。朝の生協に白身魚の短冊はなくて、刺身そのままです。バジルソースをかけました。

 サングリアは前夜から仕込んでました。
 赤ワインに、パイナップル、ブドウ、リンゴ、キウイ、ハチミツにシナモン・スティックを放り込んで冷やしておきました。
 甘さほどほどで、ノド越しよく仕上がったつもりです。少なくともワンコイン(500円)の赤とは思えません。 

 アヒージョは、このところ目玉焼きをはじめ、いろんな独り料理に愛用しているスキレットを使いました。

 焼いたフランスパンを、アヒージョのオイルにひたすと、これは塩加減もばっちりです。

 本日のメーンです。豚ヒレ肉のソテーに、キノコソースです。
 テレビ番組で、イタリア料理の落合務シェフが、キノコソースを作ってました。大量のキノコに塩を振って汗をかかせて、ニンニクとタカノツメの香りをつけたオリーブオイルで蒸し煮します。キノコから出てくる水分が、まさに出汁です。生クリームをかけて仕上げました。
 

 白ワインも開けています。

 キャロットラぺは奥さまの作です。千切りにしたニンジンをオイルで仕上げています。リンゴやクルミも入ってます。和食のなますほどに酸っぱくはありません。

 そして締めはクリのリゾットです。
 熱したコンソメスープを横にして、ゆっくりと炊き込みました。
 クリで作ったのは初めてですが、思いの味にでき上がりました。

 いただいた「MaJOLIE」のハイカカオでコーヒーにしました。「とけるガトーショコラ」といううたい文句そのままの濃厚味でした。ごちそうさまでした。ただし、ここまでくると撮影を忘れてました。申し訳ありません。