ベルリンでは トラムに乗って雨宿り

【2014/09/19,20=ベルリン】

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アレクサンダー・プラッツにあるテレビ塔に上りました。ベルリンの町が一望できます。最初は、ブランデンブルク門とかを眺めてましたが、気が付くと足元を黄色いトラム(ベルリン市電)が走ってます。まるでミニチュアを見ているようで、そちらに目を奪われてしまいました。
手前の尖塔は、聖マリー教会です。

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5連接のLRTです。

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長い7連接のLRTもいます。向こうの3両連結は、プラハなどと同じで旧共産圏で活躍しているタトラでしょうか。

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この旅最後の20日は、朝から小雨でした。シュプレー川巡りもこれでは無理です。博物館島に行って、ペルガモン博物館でも見物しようと出発しました。
アレクサンダー・プラッツからトラムに乗ってハーケシャー・マルクトに向かいます。

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ハーケシャー・マルクトに着きましたが、小雨は降り続きます。博物館島を散歩するのも億劫です。

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ベルリン48時間カードを持っている気安さです。公共交通機関は乗り放題です。
反対向きの5番トラムに乗ることにしました。

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専用軌道をに入ると、スピードアップします。

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Landsberger Alle/Petrsburger Strasse で下車しました。
目の間のビル1階が商店になってます。

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エリカの花がきれいです。ブリュッセルの朝市でもエリカを見ました。今がシーズンなんでしょうか。

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これもエリカでしょう。でも、こんな色は初めてです。

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果物屋さんでは、スイカの切り売りです。
日本では、このシーズンにあまり見かけなくなったスイカです。

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再びハーケシャー・マルクトに戻ります。片道15分ほどのトラム乗車でした。
ベルリンでは、旧西ドイツ地区のトラムは撤去されましたが、旧東ドイツ地区には広大な路線網が残っています。

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ベルリン ハッケシェ・ヘーフェの甘いビール

【2014/09/19=ベルリン】

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旧東ドイツ地区にあるハッケシェ・ヘーフェです。8つの中庭が連なるビルの1階には、おしゃれなショップやカフェ、ギャラリーなどが集まっている複合施設です。
ちょっと疲れたので、Rosen Garten で休憩です。
なんと、なんと、ストローですする甘いビールなんて、初めての口当たりです。

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「お薦めのベルリン小麦のビール 発泡性のラスベリーシロップ入り」(3.50EUR)とあります。これを頼んでます。

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もうひとつは、「オレンジジュース アイスクリーム入り」といったものでしたか。実は、これを頼んだのがわたしです。珍しく甘いものが欲しかったのです。

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ビルの中庭にある、落ち着いた空間でした。

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これって、ムクゲですかね。きれいに咲いてます。

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アンペルマン・ショップがありました。旧東ドイツの愛すべき信号機をデザインしたグッズが並んでいます。

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JOSTは、カジュアルなバッグなんかが並んでいます。見ていると欲しくなり、格安のを買ってしまいました。毎日、会社にさげて行ってます。

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Sバーンのハッケシャー・マークト駅の前です。

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アムステルダム 運河の町にもトラムは走る

【2014/09/15-18=アムステルダム】

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アムステルダム中央駅前のトラムのターミナルです。各方面へのトラムが次々に発着します。
地下鉄も走ってますが、主に郊外の住宅地とを結んでいます。市街地の公共交通機関はもっぱらトラムとバスです。
トラムの5番は、中央駅からダム広場-ライツェ広場-ミュージアム地区と走る幹線ルートです。泊まったホテルも、この路線にあり、何度も利用しました。逆時系列に写真を並べました。

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ベルリンに向けて出発する朝です。ラッシュアワーがあるのかどうか不明ですが、車掌は朝からのんびり新聞を広げてました。

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コンセルトヘボウでの音楽会が終わりました。2駅ですが、トラムに乗って帰りました。
11時を回ってましたが、トラムはそれほど待たずにやってきました。

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GVB(アムステルダム市営交通会社)のチケットは厚紙製ですが、「ICチップが埋め込まれているようです。乗客は乗、下車のつど、定期やチケットを右側のセンサーにかざします。

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ガントレット(単複線)になってます。道が狭いところは、単線のように相互のレールが接近して、同時には一方しか走れません。

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別の個所のガントレットです。わたしが乗るトラムが通り過ぎると、早くも右のトラムが進入しつつあります。向こうからもトラムはやって来ています。

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コンセルトヘボウの2階窓越しに見るトラムです。向こうはアムステルダム国立美術館です。

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朝の散歩」で撮影したトラムです。

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コンセルトヘボウの前を行き交うトラムです。

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チケットは、1時間券が2.80EUR、24時間は7.50EURです。3回乗れば元が取れる計算です。ホテルのフロントで24時間券を買いました。これさえあれば、気楽にトラムに飛び乗れます。

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アムステルダム 運河のあたりを歩く

【2014/09/17=アムステルダム】

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アムステルダムを散歩します。あちこちに運河が走ってます。
運河に向かって、ファサードがきれいな建物が連なります。1区画のファサードの幅には制限があり、税金もその幅で決まっていたそうです。そのため、建物はすべて鰻の寝床です。京都の町家とも似ています。

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道路ではなく、運河が物流の動脈でした。

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「9ストラーチェス」と呼ばれるかわいいショッピングエリアです。

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「マルガレスM」は、実用的で気取りのないデザインレザーの店(ガイドブックそのままの表現)です。
奥さんは、簡単でリーズナブルなバッグをお買い上げです。

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紋章のデザインも凝ってます。

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運河巡りのボートが通り過ぎます。わたしたちも乗りました。

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アムステルダムの語源となったダムがあったダム広場です。新教会です。

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こちらは王宮です。といっても王族は、デン・ハーグに住んでいます。

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「フェルメール 全点踏破の旅」は 程遠く

【2014/09/16、17=アムステルダム、デン・ハーグ】

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 フェルメールの4作品が、一挙公開中です。アムステルダム国立美術館の圧巻です。
 日本人ツアーが押しかけてきましたが、ガイドの説明だけ横から拝聴して、一陣の風の後に静かに対面しました。

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 ノー・フラッシュで写真撮影も可能という鷹揚さです。でも部屋が暗かったので、どれも手ぶれしてます。カメラの設定を誤ったようです。ま、写真なんてどちらでもいいです。現物を、この目で見たのですから。
 「牛乳を注ぐ女」です。柔らかな光が左上から差し込みます。垂れ落ちる牛乳や、テーブルのパンからも不思議なエネルギーが発散されています。
 「恋文」は、さらにヴィヴィッドです。デン・ハーグで再会するつもりだった「真珠の首飾りの少女」にも似た、きらりとした光線が感じられます。
 「青衣の女」は、東京で見たことがありました。

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 フェルメールの故郷、デルフトを描いた数少ない風景画の「小路」です。

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 どうやらこの美術館の最大のウリは、レンブラントの「夜景」のようです。
 日本人は、フェルメールへの関心が高いようですが、こちらが圧倒的人気です。

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 世界3大名画は、この「夜景」と、「モナ・リザ」、それにベラスケスの「ラス・メニーナス」とする説もあります。ラス・メニーナスは、マドリードのプラド美術館で見ています。次は、パリか!
 
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 デルフト焼きなども展示されています。

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 藍色は、伊万里などの影響が波及しているようです。でも、この造形は、日本にはありません。

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 ちょっと休憩です。美術館のカフェです。午前中から白ワインなんて、日本では考えられません。
 ミントティーも、ちょっとすすりましたが、すがすがしいです。

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 チケットも、「夜景」の一部がデザインされています。

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 「I amsterdam」のモニュメントは、人でいっぱいです。

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 前日に訪れたデン・ハーグです。
 「真珠の首飾りの少女」と「デルフト眺望」を所蔵する「マウリッツハイス美術館」は、ビネンホフの美しい池畔にあります。

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 目の前まで行きましたが、この日は臨時休館でした。
 ロッテルダムにも、フェルメール作品はあります。アントワープからアムステルダムへの特急、タリスもこの街に停車しました。もう一度、オランダに行くなら、デン・ハーグとロッテルダムですね。「全点踏破」には程遠いですが。

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 年に一度の国王のパレードが行われていました。マウリッツハイス美術館は右奥です。そこへの道は、シャットアウトされてました。

 東京・上野 2つのフェルメール展
 フェルメール 「真珠の首飾りの女」は東京へ出張中
 京都市美術館のフェルメール人気

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シトロエン 生DS が朝日を浴びる

【2014/09/17=アムステルダム】

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 目の前にシトロエンDSが止まってます。初めて見ました。フツーに現役とした走ってるDSを。
 60年前にデビューした、シトロエンの名車です。 
 乗ってるカップルも、絵になってます。デンマークからやってきたようです。
 
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 アムステルダムでは、自転車に追い越されることもあります。

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 発車します。まだ後輪が沈んでいます。ハイドロ・ニューマチックという油圧サスペッションが使われています。

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 それにしてもカッコいいな。
 向こうはオランダ国立美術館です。

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オランダといえば 本場のハイネケンです

【2014/09/16=アムステルダム】

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オランダといえば、ハイネケン・ビールでしょう。
アムステルダムの町を歩き疲れました。ちょっと休憩です。カフェに座って頼むのは、当然ハイネケンです。ビールだけ頼んで、当たり前なのがうれしいです。

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ちょっとした広場にテーブルが並び、みんながくつろいです。うらやましいです。

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スパイ通りです。さすが自転車天国です。人口より自転車の数の方が多い国です。

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フライドポテトがおいしそうでした。目の前で揚げてくれました。

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インドネシア料理のテイクアウェーの店です。ナシゴレンを頼みました。四角い紙のカップに入れてくれます。

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2種類を選ぶセットです。ご飯とナシゴレンの野菜をにしまいた。

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ホテルで食べる簡素な夕食です。
ビールはすでに飲んでいるし、ポテトをかじり、ナシゴレンをほおばる。といっても、これで2人前です。
ブリュッセルで買っていながら、飲んでいなかったワインを開けてますが。

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アムステルダム 「Hotel Cornelisz」の朝食

【2014/09/15-18=アムステルダム】

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オランダは物価が高いです。ホテルも例外ではありません。で、ケチケチ旅行としては、最初はリーズナブルで評判のよいB&B(Bed and breakfast)を予約してまた。直前になって、夜にコンサートを聴きに行くコンセルトヘボウに近い美術館地区のホテルに変更しました。ネットのBooking.comを使ってます。
3泊した「Hotel Cornelisz」は、家族経営のようなホテルでした。フロントには夫婦が立ち、朝食の食堂は陽気な娘さんの担当でした。
薄いパンに、ハム、チーズ、野菜と重ねて即席オープンサンドにしました。口の水気を奪うパンが、こうすると食べやすいです。マヨネーズはかかってませんが、おいしい。

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新鮮な野菜が並ぶだけうれしいです。

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ゆで卵だけが温かいです。

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珍しくヨーグルトに果物シロップをかけていただきました。いけますね。

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3日とも、一番乗りか、それに近かったので、食堂はガラーんとしていました。

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コンセルトヘボウの音楽会から帰ってきた午後11時過ぎのホテル前です。どなたかが、指さしてます。

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1日目の朝食です。

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3日目の朝食です。ま、あまり変わり映えはしませんが、おいしくいただきました。

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部屋からの眺めです。目の前に大きな看板。その下は、おいしそうなインドネシア料理店でした。オランダはかつて、インドネシアの宗主国だったためか、インドネシア料理の店が目につきます。
すぐ横をトラムが走り、停留所も近くて便利でした。

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運河の街、アムステルダムを運河から眺める

【2014/09/16=アムステルダム】

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水の都、アムステルダムです。運河に囲まれた街を、水上から眺めました。アムステル中央駅前から、運河ツアーのボートに乗り込みました。
ツアーの絶景ポイント、「七つ橋」です。ヘーレン運河から、それと交わるレギュレリエ運河を望むと、レンガ造りの橋が7つ見えます。ということでしたが、7つみえてるでしょうか。確かに美しい眺めではあります。

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運河ボートには、オーディオガイドが付いてます、日本語のチャンネルに合わせると、当然、日本語のガイドがありました。

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一番前の席を確保しました。やった! と思いましが、これが失敗でした。窓が開きません。後ろの方の席に、窓が開くところがありました。ガラス越しの写真は、変な光線が映り込みます。

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行き交うボートの左は、ボートハウスです。住宅難のころ、ボートに住み始めたそうですが、今では電気、水道完備で、税金も払っているそうです。

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有名な「マヘレのハネ橋」です。ゴッホの絵を見ているようです。

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見上げるファザードは、いろんな恰好をしています。時代の流行を反映しているそうです。

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三角形に雨戸付は、倉庫として作られたそうです。

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いくつもの水門があります。これで水位を調節しています。

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港には、近代的な建物が並びます。

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約1時間のツアーで、アムステルダムの名所めぐりを楽しみました。

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ノートルダム大聖堂でルーベンスと対面 ネロになる

【2014/09/15=アントワープ】

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 ノートルダム大聖堂です。1352年から約170年をかけて建設されたベルギーで一番大きなゴシック教会です。日本では「フランダースの犬」で知られる寺院です。
 バロック期のフランドルの画家、ルーベンスの祭壇画があることでも有名です。
 最高傑作のひとつ、「キリスト降架」です。フラッシュをたかなければ、写真撮影も可能です。ゆっくりと眺めました。

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 ルーベンスのもう一つの「キリスト昇架」です。
 間近で心おきなく対面することができます。

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 大聖堂の正面には、ルーベンスのも一つの作品、「聖母被昇天」がかかっています。
 ネロ少年が憧れた絵です。

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 「祝福の塔」と呼ばれるドームの高さは43mあります。ここにも「聖母被昇天」が描かれています。

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 パイプオルガンに朝の陽ざしが差し込みます。どんな音が出るのか、聞いてみたかったです。

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 バラ窓は華麗です。

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 ステンドグラスもたくさんあり、どれも細密です。

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 トヨタ自動車が寄贈した「フランダースの犬」の記念碑です。日本語で刻まれてます。
 この話は、地元ではあまり人気がないそうです。少年ネロに冷たかった市民として描かれてるんですから。ちなみに作者は英国人です。

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 日本人観光客が多いのでしょう。こんな日本語も。

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 入場料が必要です。窓口のおじさんは、「…from?」と聞いてくれました。「Japan」と答えると、日本語のパンフレットを。さらに「…senior?」と続きます。「Yes,over60」と返答すると、老人割引にしてくれました。通常は6ユーロですが、4ユーロですみました。老人には優しい心遣いでした。

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