京都・四条 「Saffron Saffron」のカキフライと海老フライセット

 京都まで買い物などに出かけました。昼飯は、四条烏丸から近い洋食の「Saffron Saffron(サフラン サフラン)」でいただきました。
 自慢のハンバーグを中心に、フライなどが組み合わせたメニューがいろいろです。わたしは「カキフライと海老フライセット」(1100円)です。
 カキフライって、わが家の食卓にはあまり登場しない料理です。油が飛ぶから敬遠されるのでしょう。カリッと揚がったのを、外で食べるに限ります。
 タルタルソースもいいですが、わたしはソースも大好きです。
 ごま油が香る具沢山の豚汁に、体が暖まりました。

 サラメシにも手ごろな価格で、男性一人客も目につきました。

 1階はカウンター8席、2階もあるようです。正午前にいっぱいになってしまいました。

 Saffron Saffron(サフラン サフラン)
 075-351-3292
 京都市下京区東洞院通仏光寺東南角高橋町605

 買い物の一つは、年末恒例の「山利 京白味噌」でした。これがなくては、わが家に新年(の雑煮)がやって来ません。

 山利の本店は宮川町にありますが、いつも錦市場の「麩嘉」で買っています。
 錦にも、ちらほらと外人観光客が戻ってきているようです。

京都の渋~い時 阿弥陀ヶ峰と「土を喰らう十二ヵ月」

 映画なるものを独り、久しぶりに見ました。「土を喰らう十二ヵ月」です。何かやってないかなと、たまたま見つけただけです。
 京都で半日を過ごすプランを考える必要が生じました。ところが太陽が顔を見せてくれません。これではシーズンを迎えた紅葉も映えません。
 たどり着いたのが、渋~いメニューでした。

 マイカー・プジョー208の12ヵ月点検でした。それだけのことです。京都・西京極近くのディーラーに車を預けました。夕刻に引き取りにくるまで半日の時間がありました。
 まずは近くのバス停で京都市バスを待ちました。すぐにやってきたのは紅白の京阪バスでした。

 京都駅行きの市バスに乗り、「1日バス券」を買いました。700円ですから3回(230円×3)乗れば、ほぼ元は取れます。
 最初の降車時に日付がプリントされ、あとはこれを見せるだけです。
 京都市民だったら「敬老優待パス」がもらえるのですがね。

 烏丸五条で下車しました。

 五条通をさらに東へ向かう市バスに乗り換えました。向こうに清水寺が見えていました。

 大谷本廟の前もきれいに色づいています。
 清水坂は、観光客や修学旅行生でものすごい混雑でした。

 南西に1ブロックほど路地を入っただけです。静かなたたずまいの「河井寛次郎記念館」です。ここをゆっくりと見学するつもりでした。
 大正・昭和にかけて京都を拠点に活動した陶工、河井寬次郎の住まい兼仕事場を公開したものです。民藝運動の理論的指導者となった柳宗悦や、二人を取りもった濱田庄司らの息吹を感じることができるはずでした。

 なんと休館日でした。1日の計画が崩れました。

 東山通を南に七条近くまで歩きました。豊国廟の参道を上ります。「女坂」と呼びます。この先に京都女子大・女子高があります。

 女子学生の姿が少ないと思ったら、皆さんはこの「プリンセス・ライン」という京都駅、四条河原町に直行する真っ赤な専用バスにご乗車でした。

 豊国廟は、太閤さん(豊臣秀吉)の墓所です。

 麓から563段もある石段を登って行きます。「そうですね、往復したら半時間はかかりますよ」と、落ち葉を掃除していた神社の人。

 一直線に石段はまだ続きました。

 頂まで上がってきました。 
 巨大な石造五輪塔は、豊太閤三百年祭が大々的に挙行された明治31(1898)年に建立されました。
 ここは東山三十六峰の第31峰である阿弥陀ヶ峰の頂上でもありました。

 大勢の参拝者で埋まっている清水寺の舞台が見下ろせました。

 山頂で1人、アマチュア無線を楽しんでいる方がおられました。しゃべりこみました。

 市バスに四条河原町まで乗りました。ぎゅうぎゅう詰めのバスでした。
 寺町通を三条まで上がり、「常盤」に直行しました。こじゃれたカフェ飯は敬遠して、ここは渋く「焼き魚定食」です。

 びっくりするほどおいしいわけではなく、当たり前の定食です。

 ふりかけがついているのがごあいきょうです。

 明治11(1878)年創業という、れっきとした百年食堂です。

 780円の、安心の味でした。

 常盤
 075-231-4517
 京都市中京区寺町通三条上る天性寺前町523

 本日のメーンイベントは映画観賞でした。新京極の「MOVIX 京都」です。12スクリーンと関西最大級の規模です。高校生のころ、映画鑑賞でやってきた昔の松竹座です。

 「土を喰らう十二ヵ月」は、水上勉の原作を映画化しています。主演の沢田研二はともかく、松たか子に魅かれました。
 ストーリー性はあまりありませんが、「土を喰らう」そのままに土井善晴の料理が並びます。「おいしい」と松たか子が何度も繰り返します。えらく老けてしまったジュリー(わたしより1つ年長)の日々に、わが渋~い1日を重ね合わせてしまいました。

 河原町の丸善書店に寄って水上勉の「土を喰う日々-わが精進十二ヵ月-」(新潮文庫)を買いました。

 三条河原町からの帰りは、1本でカーディーラーの最寄バス停を通る市バスが発車したばかりでした。別ルートを3回も乗り継ぎました。これで1日バス券を有効に使うことができました。

東山三十六峰 その7 御生山と赤山 赤山禅院の紅葉

 東山三十六峰を巡るウォーキングも未踏峰は数えるほどです。北の端の比叡山の麓にある第2峰の御生山(みあれやま)と3峰の赤山を歩きました。
 御生山には、期待していなかった山名のプレートもぶら下がっていました。「三十六峰」という文字まであってうれしくなりました。

 御生山という難読の説明は、麓の御蔭神社に書かれていました。
 『当神社は、賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ=下鴨神社のこと)御祭神の荒御魂(あらみたま=御生(みあれ)されたばかりの御神霊のこと)を祈祭する摂社である。』
 この御蔭神社の背後にあるご神体ともいうべき山が御生山でした。御蔭山とも呼び、山名プレートの1枚はそちらでした。

 赤山(せきざん)禅院の背後にあるのが赤山です。こちらのピークは、修学院離宮の境内にあり、宮内庁の「立入禁止」のフェンスの内側です。遠巻きにしました。

 赤山禅院は、御所から見て表鬼門の方角(北東)に当たるため、方除けの神として古来信仰を集めてきました。早くも真っ赤な紅葉に彩られていました。

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京都・桂坂 十兵衛のAランチ

 桂坂でモミジバフウの紅葉を楽しみました。昼飯は、うどんの十兵衛でいただきました。
 「Aランチ」(950円)です。手打饂飩と御飯もの1品を選びます。わたしは鳥なんばんとおむすびのたらこです。
 湯気をあげて登場しました。まずはお出汁を。うまい! 人気の店のワケがすぐにわかりました。

 鶏肉がいっぱいです。

 カフェでもおかしくない高い天井のおしゃれな店です。

 カウンターには、テイクアウトのうどんの他に、チーズタルトやアップルパイが並んでいました。

 十兵衛
 075-333-8555
 京都市西京区御陵大枝山町5-26-6

京都・大原 「はんじ」の卵かけめし

 大原までドライブしました。戻ってきた観光客でにぎわいを取り戻しつつあります。寂光院への細い道を、修学旅行の一団が占拠してました。
 目指したカフェも行列。ならばと、久しぶりに「はんじ」です。大好物の卵かけ飯に小鉢3品、汁と漬物がついた「ごはん定食 並」(900円)です。
 プリプリの有精卵です。思い切りよく、グチャグチャにかき混ぜます。

 あとは喉を滑らせるだけです。

 四角菜という変わった葉のごま和えがついてました。

 昔は、うどんがセットのメニューもありました。「今は手が回らない」とシンプルに。

 大原はぐっと冷え込みます。石油ストーブが恋しいです。

 他に客はいません。話好きのおばちゃんとあれこれと。
 「昔は撮影のテレビ局の人とよく食べに来られました」と。「猫のしっぽ カエルの手 京都 大原 ベニシアの手づくり暮らし」(NHK-Eテレ)のベニシアさんのサインと、若いころの写真が飾られていました。

 外国人客がやって来て困っているとき、居合わせた客がチラシの裏に書いてくれた案内が張られています。

 京都一周トレイルの途中など、何度もやって来たことがあります。産経新聞の夕刊連載にも登場させました。

 はんじ
 京都市左京区大原上野町557
 075-744-2954

唐櫃越 みすぎ山~沓掛山 本能寺への道

 「本能寺の変」で、明智光秀率いる1万3000人の手兵のうち老の坂を進む本体とは離れた別動隊が越えたとされる唐櫃越(からとごえ)を歩きました。
 昼飯は、JR京都駅で買ってきた「むかしの驛辨當」でした。日の丸に梅干が置かれ、かまぼこ、焼き魚、隠れてますが卵焼きの幕の内の定番3種などが詰まっています。
 ご飯たっぷりで、空き腹においしく収まりました。

 10月14日は鉄道開業150年でした。それに合わせたキャンペーン商品です。戦後の神戸駅弁が再現されています。「定価金百円」って、安かったのか高かったのかわかりませんが、「外食券」がなかったら買えなかったのでしょう。

 山専ボトルで熱湯を持ってきてみそ汁やスープをつくるのが、習わしになりました。

 JR京都駅の売店です。駅弁がずらりと並んでいますが、1000円を切るリーズナブルなのは少ないです。

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京都・広小路 前田珈琲文芸会館店の名物ナポリタン

 暑い夏の日々に食べ連ねた「京の三十三食」の番外です。
 京都の医大病院で血液検査を受け、診察までの間のランチでした。小雨がパラついてきました。病院近くの京都府立文化芸術会館にある前田珈琲で済ませました。定番の「名物ナポリタン」(980円)です。
 三十三食の七番でも明倫(旧明倫小学校教室)店で同じ名物ナポリタンを食べています。きょうは違うものをとミートスパゲティを頼みましたが、「申し訳ありません、売り切れました」。
 お味は、こちらの方がトマトの酸味が強かったです。ボリュームもあって食べ応えがありました。 

 コーヒー(プラス200円)も頼みました。すでにホットがおいしいシーズンです。

 あの夏の日々は去り、どんよりとしてうすら寒さすら感じます。季節が移りました。

 ゆったりとした店内です。

 前田珈琲は、文博(文化博物館)店、京博(国立博物館)店、アルティ(府民ホールALTI)店、マンガミュージアム(国際マンガミュージアム)店などと文化施設のあちこちに出店しています。

 前田珈琲文芸会館店
 075-253-6767
 京都市上京区寺町通広小路下ル東桜町1 京都府立文化芸術会館内

 放射線照射1か月後の診断でした。気になる腫瘍マーカー値は、ストンと下降していて、大きな効果があったことが判明しました。報われた気分でした。7月末から続けてきた断酒も、「ぼちぼちと再開しても結構です」とのお許しをいただきました。

京都・一乗寺 魁力屋 本店の九条ねぎ味玉ラーメン

 「京の三十三食」は達成ました。それでも食べ残したお味は多いです。一乗寺が東山36峰ウオーキングのゴールでした。そこはラーメンの聖地です。さて、どこで昼飯とするかー。
 高安や天天有などがある超激戦地からはちょっと離れています。白川通を南に下がれば天下一品です。でも行ったのは北に上がった一番近い「京都北白川ラーメン魁力屋」の本店でした。
 わたしが好きなのは「九条ねぎラーメン」です。きょうは豪華に「味玉」のトッピングを加えました。

 繊維に沿って縦に切った京都名産の九条ネギが山盛りです。このシャキシャキ感がたまりません。麺は細麺で、こちらもシャキッとしています。
 背脂醤油というのが京都ラーメンの大きな流れです。見た目ほどにはしつこくありません。

 午後1時を回って店の客が減るときでした。独りでしたが、「お好きなテーブルにどうぞ」。

 ラーメンも1000円オーバーは珍しくはなく、わたしも1045円也でした。

 今や全国展開していますが、創業地の本店です。

 京都北白川ラーメン魁力屋 本店
 075-712-0333
 京都市左京区一乗寺向畑町17

京の三十三食 三十三番 木屋町 ルアン鮒鶴の川床フレンチ

 「京の三十三食」は、結願(けちがん)の33番となりました。本日、33回目の放射線照射を受け、がん治療はひとまず終了しました。
 祝いの宴というほどでもありませんが、「ルアン鮒鶴京都鴨川リゾート」で、奥さまと「川床フレンチ」をいただきました。
 わたしのメーンは「奥丹波鶏のロティ 京の季節野菜と共に」です。ひと切れの鶏ですが、パリッと焼けた皮もすばらしく、野菜とともに豊かな味わいでした。

 前菜は「鱧の湯引きと夏野菜のタブレ」ということです。
 繊細に盛りつけられています。

 京の夏の魚、鱧は紫色の柴漬けをベースにしたソースでいただきました。

 この日まではと耐えてきた禁酒です。ところが、周辺の臓器もダメージを受けいるとのことです。待ちわびた解禁は、当分はお預けとなってしまいました。
 7月24日以来、暑い夏の間、ノンアルコール・ビールでガマンしてきました。慣れてしまえば、それなりにおいしくはあります。

 「南瓜と汲み上げ湯葉の冷製ポタージュ」が、スルリと喉を滑ります。

 奥さまのメーンは「鱸と小烏賊のソテー ハーブバターソース」です。ひと切れ、いただきましたが、ぷっくらとおいしい鱸でした。

 ほんのり温かなパンは、お代わりをいただくほどした。

 「グレープフルーツのわらび餅と上林春松本店のほうじ茶のソルベ」です。

 アイスコーヒーで口直しをしました。

 鴨川右岸の土手から突き出した川床(ゆか)の上でいただきました。京の夏の風物詩です。
 天気はあまりよくなかったので、かえって助かりました。時折、心地よい風が吹き抜けて、季節は秋です。

 岩の上にじーっとしていたサギが、ちょっと飽きたのか体をほぐしました。

 平日ですが、そこそこの客が床を楽しんでいました。
 ちなみに床(とこ)と読むと、洛北・貴船の川辺の料理となります。 

 古い料理旅館、鮒鶴をレストラン・グループなどを運営する「LE UN(ルアン)」が引き継いでいます。

 ルアン鮒鶴京都鴨川リゾート
 075-351-8541
 京都市下京区木屋町通松原上ル美濃屋町180

 登録有形文化財に指定されている鮒鶴を見学しました。
 同じグループのルアン神戸迎賓館もそうでしたが、快く案内してくれました。
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京の三十三食 三十二番 錦室町 膳處漢の今天飯

 午後からは雨の予報でした。あまり歩かなくてもよいところと、病院前からの市バスに四条烏丸まで乗りました。北京料理の「膳處漢(ぜぜかん)」は、5分ほどのところです。
 いただいたのは日替わりランチとでもいうべき「今天飯」(1540円)です。きょうのメーンは、鶏肉のカシューナッツ炒めでした。
 淡白な色合いに見えますが、しっかりと味付けされています。柔らかい鶏肉と、カシューナッツの歯応えがバランスよく調和します。

 点心は蒸し餃子2個と焼売、蒸し鶏です。卵スープとご飯がついています。

 餃子は皮に何かの野菜が練り込まれているのでしょう。上品な味です。

 白い器がすっきりとしています。醤油、酢、ラー油の3点セットです。

 玄関近くの洋間でいただきました。他にはご婦人が1人だけで、静かでした。 
 客室はほかにもいくつかあって、グループの話し声が聞こえていました。

 クラシックな窓越しの光景です。微妙に屈折しています。

 広い中庭があります。奥にある蔵は「ぽっちり」というバーになっていて、昔のことになりましたがその2階でくつろいだこともあります。

 外部から見ると洋館風の元呉服問屋を改装しています。

 膳處漢
 075-257-5766
 京都市中京区錦小路通室町西入ル天神山町283-2

 この辺りは、室町の呉服問屋街であったところで、祇園祭の鉾町でもあります。
 向こう隣は霰(あられ)天神山の会所です。

 ついにあと1回までこぎつきました。