京都・西院の「西安(シーアン)食坊」です。中国・西安出身のオーナーが故郷の料理に腕をふるいます。海鮮と野菜がおいしそうです。でも、きょうはお腹が減っていたので実質的に「自家製チャーシュー入りチャーハン」(600円)を食べました。
「薄皮スープ入り小籠包」(470円)は、熱々を酢醤油でいただきます。うまい!!
西大路四条(市バス)、西院(さいいん=阪急京都線)、西院(さい=京福西院線)。みんな同じ場所です。ここからちょっと北に行ったところにあります。
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京都・周山の和牛 登喜和
京都府北桑田郡京北町周山。そんな地名だったところが、京都市右京区周山に変わっています。古い民家そのままだった商店街の肉屋さんも、建て替えられて、しゃれた食堂が併設されてました。
「登喜和」は、国道162号沿いにあり、いつも横目に通り過ぎてきた店です。
ビーフカツ定食(1050円)です。ステーキでなくても、その素性の良さはわかります。柔らかくて、おいしい肉です。
壁には、上等な肉ならその日提供されるものの産地や個体番号が書かれています。
「黒毛和種牝牛」にこだわった店で、すき焼きにすればすばらしい肉が並んでいます。
和歌山ラーメンの井出商店
和歌山市で昼になりました。和歌山ラーメンの初体験は、やはりここ、井出商店にしました。横浜ラーメン博物館に出店して、ご当地ブームに火を付けた店です。
チャーシューが多めの「特製中華そば」(600円)です。柔らかいチャーシューにシナチク、ネギ、それにナルトにあらず梅の花のような練り物が色をそえてます。細めのストレート麺が醤油味の豚骨スープにからまってます。どんぶりは小さめで、麺も多くはありませんが、こってりとした味わい深いスープを堪能しました。
「早すし」が、テーブルに無造作に置かれています。勝手に食べて、後で食べた数を自己申告します。中身は鯖ずしですが、京都のように鯖の半身をのせるのではなく、薄い切り身がご飯になじんでます。柿の葉すしに近いですが、包まれているのはポリフィルムでした。業者の納入品のようです。
メニューは多くはありません。ようするに中華だけです。
全国的に有名なのに、店はバラック(失礼)のままといった風情です。店内は狭く、両側に壁に向かったカウンターテーブルに5人づつ、中央のテーブルに8人くらいでいっぱいです。これでは行列もできますが、回転が速いのが救いです。
JR和歌山駅から南に10分ほどのところにあります。
ローストビーフで華やかに
4月の「おもてなし料理の会」は、「ローストビーフで華やかに」でした。
メーンのローストビーフです。肉の回りに野菜で覆ってオーブンで焼くだけ。わりと簡単でした。
付け合わせは、ポテトのブルーチーズ焼きとスタッフドトマトです。どちらも内部をくりぬいて、ポテトにはブルーチーズを混ぜたポテトを、トマトはエリンギと黒オリーブを詰めて、これもオーブンで焼いてます。
グレープフルーツと春だいこんのサラダです。
セパレートティーです。濃いめの紅茶の上にオレンジジュースを浮かせています。
もうひと品、鮭のムースを作りましたが、撮影を忘れました。
料理教室に1年間通った修了証書です。これで4コース(4年)おわりました。来年も、また続けます。
京都・堺町通を御所まで歩く
2006/04/16
京都の現在の中心部を南北に通る堺町通りを、四条通りから北に御所まで歩きました。鍾馗さんにも出会えました。
四条堺町通の北西角の野村證券京都支店ビルに、「祇園祭 長刀鉾からくり時計」があります。毎日、9、11、1、3、5時に動き出します。ちょうど1時前だったので、待つことにしました。
1時になると、祇園囃子がなり、火焔太鼓がデザインされた時計が上に移動します。現れたのは、長刀鉾です。
長刀鉾の正面にはお稚児さんがいて、刀を振るってしめ縄を切る動作をします。祇園祭の巡行の様子を再現しています。
180度、向きを変えました。車輪も回っていて、方向転換する様
がなかなかリアルです。
Samurai Artistの異名をもつ彫刻家、流政之の「Okibariyasu」が、からくり時計をみています。舞妓さんをデザインしており、後ろから見ると帯に祇園甲部の紋章が付いています。
創業安政2年(1855)という包丁屋です。わが家の包丁は、すべて、錦の「有次」ですが、コチラも老舗です。
創業文化元年(1804)という、200年以上続く湯葉屋です。あちらもこちらも歴史が違います。
創業は不明ですが、ちょっと歴史を感じさせる風呂屋です。
「湯快寄席」というのをやっていて、6月26日には桂きん枝も高座にあがります。ちなみに木戸銭は弐仟圓也だそうです。
錦市場のアーケードです。
左手は富美屋の本店です。子どものころ、大丸まで買い物にやってきた続きにここでかき氷や蜜豆を食べるのが楽しみでした。
北野の藤野豆腐店です。ここの豆乳ソフト(200円)は、いつも行列です。
京の台所と呼ばれる錦市場です。狭い通りの両側に店が並び、人でいっぱいです。
アンティーク・ショップの店先です。なつかしいブリキ細工が並びます。
イノダコーヒーの本店です。何年か前に火事で焼失しましたが、町家風の店舗がきれいに再建されています。
三条の角です。ここも由緒がありそうです。
三条通はすっかり若者の町になりました。
フォークシンガーの高田渡が「三条に行かなくっちゃ、三条堺町のイノダっていうコーヒー屋へね..」と歌った『コーヒーブルース』は、三条をすこし東に入ったこちらの三条店をモデルにしているのだとわたしは思ってます。
「キンシ正宗」の金文字が酒樽とともに壁に埋め込まれています。その向こうにはトリコロールの旗。というわけで、今では流行のイタ飯屋に変身しています。
京料理の紫野和久傳の堺町店です。ここは茶菓席ということで、いうなれば和風喫茶になっています。隣は高台寺和久傳の流れをくむ和久傳室町店というからちょっとややこしい。どちらでもいいから、一度味わってみたいものです。
「1590年頃から大規模に薦められた、豊臣秀吉の京都大改造により開かれた通り。当時は人家が少なく、町と野原の境であったことから堺町通と呼ばれるようになりました」
御池の角の案内板にそんな説明がありました。
京の東西の通りを歌った「丸竹夷」は有名ですが、南北の「寺御幸」もあります。
堺町御池上がるの鍾馗さんです。
「舞踊衣装」の看板を掲げる店の格子です。ズラリと張られたポスターは、「都をどり」(祇園甲部)、「京おどり」(宮川町)、「北野おどり」(上七軒)、「鴨川おどり」(先斗町)と続きます。京都の五花街のうち、春に催される四つが勢ぞろいです。同じ衣装が回っているかと想像すると、ちょっと興ざめではありますが。
堺町押小路下がる。
堺町押小路東入る。
堺町押小路東入る。
堺町押小路上がる。
堺町二条下がる。
「キンシ正宗」発祥の地です。
「天明元年(1781)、若狭出身の堀野家の初代、松屋久兵衛はこの地で造り酒屋を始めた」と説明にあります。
堺町竹屋町下がる。
居場所がヘンです。ちょっと横から引っ越してきたのでしょう。
堺町御門が近づいてきます。
堺町竹屋町上がる。
「味噌松風」の松屋常盤です。ずいぶんきれいな店になってます。昔は、普通の町家だったような気もするが…。
鍾馗さんは、こんな風に置かれています。
堺町丸太町下がる。
丸太町で堺町通は終わります。その角には「烏帽子」なんかを扱う店があります。目の前が京都御所です。
京都御苑に入り、堺町御門越しに堺町通を振り返りました。
寒い日が続くためか、まだ満開の枝垂れ桜もありました。
フランス食堂「ロゼ フラマン」のランチセット
春の健康診断受検です。午前中は、神戸の訪問先で「お茶は結構です」と断ってきました。朝から絶食絶飲で診断をすませました。体重が減っていたことに気をよくして、さあ昼飯、昼飯!!
フランス食堂のロゼ フラマンのランチセット(1050円)を奮発しました。
メーンは、若鶏のローストかハンバーグのチョイスです。若鶏はカリッと焼かれ、たっぷりのトマトソースがすばらしかったです。
野菜のコンソメスープもおいしかった。
飲みものも付いてます。ゆっくりできます。
大阪市浪速区難波中1-14-16
旨辛至福研究飯店「陳麻家」の陳麻飯セット
万歩計が気になります。天気も良いので、歩こうと会社を出ました。アテはありません。とりあえず、大阪体育会館の方角に向けて歩きました。
「陳麻飯(ちんまあはん)」の看板が目に飛び込んできました。ピーンときました。陳建民の連想で四川料理だな。とくれば麻婆豆腐の「麻」でしょう。
「陳麻飯セット」(650円)を頼みました。麻婆豆腐がまるでカレーのように盛られています。「辛かったら、コチラの甜麺醤をいれてください」と店員の説明です。そのことば通り、かなりの辛さです。
あとは唐揚げにザーサイ、スープがついてます。
「陳麻飯は四川山椒とラー油の辛さと甜麺醤のコクのある甘みをいただけます」とのこと。半分ほど食べたところで、甜麺醤を入れましたが、なるほど、さらにいい味になりました。
陳麻飯と担々麺がウリのようです。
陳麻家というのはチェーン店のようです。その難波中店です。
大阪市浪速区難波中2-8-86 06-6649-1135
旬の台所「膳や」のじゃこ飯定食
弁当が休みの昼食です。万歩計が気になって、遠出しました。
小雨が降っていたので、OCATからなんばウオークに出て、御堂筋線のなんば駅を通り過ぎ、突きあたりまで、つまり堺筋線の日本橋まで歩いてしまいました。地下街ですので歩けますが、近鉄や千日前線なら一駅の区間です。
地下街の東端にあったのが体においしいごはん処「膳や」なんばウォーク東店です。いつもの通勤経路にも同じチェーン店があります。
「じゃこ飯定食」(780円)には、チリメン山椒がのったごはん、ミニうどん、焼き鮭、温泉玉子に漬け物、さらに小鉢がついています。
小鉢は、黒板に書かれた10品ほどから自由に選べます。わたしは、納豆を頼みました。
小鉢3品を選ぶ「小鉢定食」(580円)というのもありました。
女性に人気があるようで、場所柄もあってか、ほとんどが女性客でした。
京都・北山の金ちゃんラーメン
京都・北山通りの「金ちゃんラーメン北山店」です。
地下鉄・北山で降りたらちょうど昼時。何回もきたことがある店に入りました。
醤油ラーメン(600円)です。そこそここってり、そこそこの味です。
餃子は、珉珉風で、薄い皮が隣にくっついてます。味もそっくりです。
そば處 松新のかき揚げ定食
ドットサイト(照準器)を探しています。ライフルやショットガンに取り付けて、照準を定める器具です。急にガンに興味を抱くようになったわけではありません。
空を飛ぶ鳥をカメラで撮影する-。といっても超望遠レンズをつけて、ファインダーで動く被写体を狙うなんて神業です。会社のカメラマンなんかはそんな技術も身につけてますが、素人には不可能です。
ところが、このドットサイトを取り付けると、素人なりに撮影できるということを知りました。で、どこかに銃砲店はないかと歩いていると、たまたま難波の大阪府立体育会館近くで見つけました。店員に話しかけると、「わたしもタンチョウヅルを(銃ではなくカメラで)とってました」とかで、丁寧に教えてくれました。ドットサイトも手ごろな価格だったので、衝動買いしそうになりましたが、カメラへの取り付け方を考えてからにしようと思いとどまりました。
前置きが長くなりました。その銃砲店の2軒隣にあったのが「そば處 松新」です。ウインドーのかき揚げ定食をみて店に入りました。
ボリュームたっぷりのかき揚げには、小エビがたっぷりはいってます。もう少しからっと揚がっていたら申し分ありません。ノリに三つ葉、それに季節らしく蕗のとうの天ぷらまでついてます。そばは細めでツルリとしており、出汁は薄味です。さらに小皿と漬け物がついてたったの750円とは立派なものです。独りで入ってくる女性も2人いました。それなりに知られた店なのでしょう。
大阪市浪速区難波中2-8-97 Tel06-6641-6277