東山三十六峰 その1 粟田山から高台寺山、円山・・・

 東山三十六峯草木も冥る丑満刻、突如轟き渡る剣戟の響き…
 ホンモノの活弁は聞いたことはありませんが、そのセリフはなぜか耳に残る世代です。東には東山が連なる(西だと、井上章一の「京都ぎらい」です)京都で育ちました。
 その三十六峰はほぼ確定されていて、当然のことながらそれぞれにピークがあり、名前があることに、最近になって気づきました。ならば登るのには手ごろと、とりあえずはいわゆる東山の北の端の三条通から円山公園あたりまでを歩きました。
 26峰高台寺山、20峰粟田山。頂上にはそんな名札もぶら下がっていました。きょうは6座を「踏破」しましたが、プレートハントは2勝4敗でした。のんびりと三十六峰を巡ります。

 25峰東大谷山への登頂ルートを探して大谷祖廟の最上部まで上がってきました。振り返ると、林立する無数の墓の向こうに、京都市街が霞んでました。

 昼飯は、四条河原町まで戻り、久しぶりに餃子の「珉珉」で鉄板の「パオロー・イーガー、コーテル・リャンガー(爆羊肉1人前・餃子2人前)」をいただきました。

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今夜の一献 春の香り~土筆の佃煮、卵とじ

 ちまちまと居酒屋風に並びました。
 味わった春の香りです。土筆(つくし)が1袋100円でした。つい手が出てしまいました。
 買っておきながら、「こんなたくさんどうするの?」という山盛りを前に、1本1本、額を取り除きました。
 奥さまが佃煮風に煮てくれました。醤油味が勝りますが、気持ちは春満喫です。
 知り合い作のイカナゴのくぎ煮も並んでいます。

 土筆の卵とじです。こちらの方が、ほろ苦さも残っています。

 一緒にゲットしたシイタケは、清酒をかけて魚焼き機でやきました。肉厚でうまいです。

 小松菜とエリンギ、豚肉の炒め物です。
 

 もう一品は、九条ねぎのぬたです。これが口にあいました。

 お相手は、いただきものの天橋立ワインの赤です。
 豊かな香りと、まろやかなお味です。いつものバギンボックスとはひと味も、ふた味も違います。

 茨木の山の中にある「見山の郷」までドライブしました。スーパーには並んでいない品に、つい手が出ました。
 すぐ前を流れる川辺の桜は、まだまだ蕾が堅かったです。

 de愛・ほっこり「見山の郷」
 茨木市長谷1131
 072-649-3328

今夜の一献 イカとカキ 「蔵王桜」でいただく

 「きょうの昼飯」に続いて「今夜の一献」です。
 舞鶴で買ってきたおいしいイカとカキです。イカは早速におろしました。ゲソを抜き、フネを出し、きれいに洗います。1杯からは、飲み込んだばかりで原型をとどめた小魚が3尾も出てきました。皮(?)は簡単に剥けました。新鮮な証拠です。イカ素麺のように細く切りました。
 生姜醤油でいただきました。トロリとしています。甘みが口いっぱいに広がります。1杯400円ほどの贅沢です。
 お相手は、知人にいただいて出番を待っていた純米大吟醸の「蔵王桜」です。間もなく桜の便りが届く吉野の美吉野酒造でつくられています。
 まったりとした、米のうま味が伝わります。

 大きな粒ぞろいのカキです。

 鍋にしました。火が通っても小さくなることもなく、プリプリです。
 ああ、おいしかった。飲みつけない清酒を思わず飲みすぎて、回りました。

今年も、ごちそうさまでした。

 カニを満喫した、今年最後の夕飯でした。敦賀の鮮魚商から直送されてきた立派なカニが並びました。
 2年ぶりに2人の孫娘らもやって来て、にぎやかになりました。
 

 鍋も堪能しました。雑炊が最高でした。

 孫娘は、ジージ作のビー玉・コースターに夢中になって遊んでくれました。
 新型コロナに振り回された1年でした。それでも3家族8人が元気に過ごせ、おいしいものも食べられたことを感謝します。
 皆さまもよいお年をお迎えください。

京都・伏見 鳥せいの神聖と焼き鳥

 京都一周トレイルの伏見・深草コースを歩きました。今回も逆向きに伏見稲荷からスタートして、伏見桃山がゴールです。そのまま焼き鳥の「鳥せい本店」に流れ込む算段でした。
 冷えた体に創業延宝5年(1677)の老舗酒蔵、山本本家の神聖「蔵出し生原酒」がしみ渡りました。日ごろ、清酒はほとんど飲みませんが、これは別格です。
 焼き鳥もドーンと並びました。とりねぎ、レバー、つくね、生麩田楽・・・。どれもうまいです。

 スタートはささ身の刺身です。

 大きな万願寺唐辛子は、サクリとしています。

 手羽唐には、レモンをジューと搾ります。

 お代わりは「たれ口」です。冬限定搾りたて新酒です。原酒がすっきりさわやかだったのにたいして、こちらはフルーティーでまったりとしています。

 「ご飯が食べたい」と、天むすとかす汁を頼んだ人も。

 わたしは白ネギを追加しました。

 ああ、できあがりました。

 2年前にも、今回とは違ったメンバーとやって来ています。何度来ても、満足度に変わりはありません。

 これまでの鳥せい

 鳥せい 本店
 050-5868-4951
 京都市伏見区上油掛町186

バギンボックスで今夜もワイン

 バギンボックスといいます。Bag-in-Boxが縮まった表現です。堅い紙箱の内側に、プラスチック袋がはいっています。その中身はワインです。
 2リットル入りで1000円ちょっと。すこぶるリーズナブルです。
 お味の方もなかなかのもので、ハウスワインとしては十分です。
 「エル・トキ」は、チリ産です。大型酒店に行くといいろんなバギンボックスが並んでいます。そんな中で、知人に教えてもらったこれがうまいです。

 コックがついていて、飲む分量だけデキャンターに取り分けます。わたしは500CCのふたつきの広口瓶を使っています。
 ボトルなら、つい飲み干してしまいます。残ったワインも保存が面倒です。それに空き瓶の処理も大変です。そんなお悩みが解決されます。

 今夜の一献は白です。
 タコとキノコのアヒージョとスパニッシュオムレツのトルティージャがメーンでした。

 スキレットでニンニクと岩塩を入れたオリーブオイルを温めます。ブツ切りのタコとしめじなどをいれれば、すぐに完成です。

 シコシコとおいしいタコです。

 トルティージャはスペインのサンティアゴ巡礼を思いだす味です。

 タコは先日、神戸に出かけた折に明石まで車を走らせていました。魚の棚商店街をブラついて、ここまでやって来たのだからと買って帰りました。その夜は刺し身で、翌日はきゅうりと酢の物に、そして今夜で食べきりました。

 魚の棚は、午後遅くだったので新鮮な魚とはあまり出会えませんでした。

京都・四条 ミュンヘンの週替りランチ

 久しぶりの外食でした。
 京都の東山を大将軍まで歩き、強い日差しが戻った街を四条河原町まで戻ってきました。何も考えずにビアレストラン・ミュンヘンに飛び込みました。
 以前なら当然のようにジョッキを傾けたところです。新型コロナの緊急事態宣言下では、それは夢幻(ゆめまぼろし)です。
 おとなしく(?)、「週替りランチ」(820円)です。照り焼きチキンがうまいです。付け合わせの野菜と一緒に食べ進みます。「ほうれんそうとシメジのおひたし」もキンピラも素敵でご飯もうまいです。小鉢にラーメンまでついています。

 実は、これも飲んでいます。
 アルコール度0.5%という「微アルコールビール」です。缶入りですが、いつものジョッキとおつまみのポップコーンとともに出てきました。これだけで大満足です。

 静かな店内でした。あちらに1人、こちらに1人とおじさまがぽつぽつと静かに食べてました。
 店に入るとまず検温と、対策も十分でした。「コロナ・パスポート」でも見せれば、もう少し飲める日がやってきてほしいものです。

 ビアレストラン ミュンヘン
 京都市中京区四条河原町上ル米屋町386番地
 0120-06-3505

今夜も一献 タコのアヒージョ

 今夜も満足の一献です。
 タコのアヒージョと、厚揚げのイタリアン、おいしいバケットとサラダでした。
 プリッとしたタコです。塩味もほどほどで、きりりと冷やした赤ワインとピッタリです。 

 昨日の京都・七条の鮮魚店「山定」です。太ーいタコを見て、アヒージョにしようと小さいのを買っていました。

 小さいといっても足が2本(?)も入ってました。残りはたこ焼きにでもしましょう。
 大阪の家庭には必ずあるというタコ焼き機です。でも、わが家にあったかな?
 京丹波産の大黒しめじがありました。
 ニンニクと、ベランダから摘まんできたイタリアンパセリを刻みました。

 スキレットにオリーブオイルを注ぎ、弱火でニンニクの香りを移します。
 タコとシメジを入れ、岩塩で味付けしました。
 仕上げにイタリアンパセリをふりました。

 よく冷やした仏・ボルドーの口当たりがよい赤を開けました。 

 厚揚げには、オリーブオイルと醤油、ニンニクを塗り、チーズをのせて焼きました。これで立派なイタリアンです。

 バケットは、アヒージョのオイルに漬けていただきます。

 バケットでは最高と思っている京都・大山崎の「パヴェ ナチュール」で買ってきました。
 日曜日は大繁盛で、予約しておかなくては手に入らないことが多い人気パンです。

 天王山の山麓にあります。自転車やジョギングの人が通り過ぎます。

 ウッドデッキの脇に咲いていました。

 愛車のシトロエンC4も風景にしっくりと納まっています。この車にお世話になるのもあとわずかとなりました。

 パヴェ ナチュール
 075-952-1188
 京都府乙訓郡大山崎町大山崎白味才51

連夜の一献 鯛のあら煮と魚そうめん

 おいしい魚が食べたい! これが口ぐせです。それを満たしてくれる店が見つかりました。
 京都・七条の鮮魚店「山定」です。中央卸売市場の近くです。朝に競り卸られた魚が、並んでいます。
 「天然タイ頭」(500円)を迷わずにゲットしました。合わせて買った切り身とともに立派なあら煮(かぶと煮)となりました。

 わが家は薄味です。醤油や砂糖でごまかす必要はありません。それがおいしいです。
 背骨に残った身をほじくるあたりが、とりわけ好きです。

 切り身も立派だったので、ひと切れを刺身にしました。
 甘い脂がまわって、さすがに鯛ですね。

 魚そうめんは、京都の夏には欠かせません。

 文字通りにお買い得でした。

 サバやノドグロ、イワシにアジ、タコにイカ、生きたハモ・・・。どれも食べてみたいです。

 さすがに「密」な熱気です。

 七条商店街も昔と比べるとずいぶん静かになりました。でも、ここだけは人だかりです。

 山定商店
 京都市下京区西七条南東野町169
 075-313-8449

今夜の一献 賀茂なすのトマトコンカッセとイタリアンきんぴら

 賀茂なすのみそ田楽ときんぴらごぼう。それを作るつもりだったのです。でもネットでレシピを調べているうちに、イタリアへワープしてしまいました。
 「賀茂なすのトマトコンカッセ」です。コンカッセって何かと調べたら、角切りのことでした。
 バルサミコ酢が効いたみそ味のソースです。焼いた賀茂なすとの相性も、和風の田楽みそに負けていません。

 トロリと柔らかくなった賀茂なすが、舌を滑ります。

 前菜(?)は、ニッポン人らしく冷奴です。長岡京にある「とうふ工房 にがり屋」の湯葉とうふです。一緒に買ったたれも優しい味いです。

 もう一品追加と作った無限ピーマンです。ピーマンを電子レンジで2分ほどチン。そこに昨日の残りの鶏のささ身のはさみ焼きを裂いて加えました。数少ない動物性たんぱくです。
 だし醤油で味付けしただけです。鰹節は不要だったようです。

 二品目のイタリアンきんぴらごぼうです。
 醤油味のフツーのキンピラも好物ですが、アンチョビのひと味違ったテーストも、目先が変わっていいものです。

 ごぼうは千切りしました。
 水にさらします。
 手作りのアンチョビの出番です。レモンがなかったので、ピンチヒッターは半切れは残っていたスダチです。
 フライパンで炒めて塩コショウ、最後に摺りごまをかければあっという間です。

 トマトは角切り、いやコンカッセします。
 ソースは、バルサミコ酢にみそ、砂糖、ニンニクわ混ぜ合わせただけです。
 水切りしたトマトと、刻んだバジルを入れました。
 賀茂なすは厚さ1センチほどに切り、オリーブオイルで両面を焼きました。

 賀茂なすは、京の夏を代表する京野菜です。ソフトボールくらいの真ん丸です。京都・上賀茂で栽培されてきました。
 近くのスーパーに並んでいたので、思わず手が出ました。